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ジャンル:詩・童話・絵本

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醜い怪物と盲目の少女【ゲームブック】

是非、遊んでみてくださいね。とっても面白いです。

【この作品は】 ストーリーに分岐があり、それを選択して読むことにより、物語が展開されていく。そのため間違った選択肢を選んでしまうと、バッドエンドになってしまう。読者参加型の物語である。 【実際に遊んでみました】 ネタバレになってしまうので、抽象的に感想を。 うん、1度目バッドエンドになりました。 これは面白いです。 常に選択しなければならないというわけではなく、物語がしっかりとあり、登場人物にどんな特徴があるのか?なども分かってきます。 はじめはお試しのような感じであり、話を進めると二択とは限らなくなってきます。つまりここから想像できるのは、段々難易度が上がっていくという事。 【サイトの機能を使った発想】 恐らくこのスタイルで書けるのは、エブリスタ、カクヨム。 自分の知る限りでは、サイト内リンクが使えることを確認しているのは、この2つです。もしかしたら、ノベプラも使えるのかも知れませんが。未確認。 エブリスタというのは、機能が充実したサイトである印象。 そのため、色んな発想で自分だけの物語が作れる。遊び心を刺激するサイトだと思います。 【物語について】 段々難しくなっていく物語だと感じました。すこしショッキングな表現もあるので、お子さんとご一緒に!とは行かないかも知れませんが、友達やパートナーとワイワイ言いながら選択肢を選び、バッドエンドで悲鳴を上げるのも楽しいかも知れません。凄く良くできた物語だと思います。 ただ、これを作るにはそれなりの手間がかかることと、矛盾が無いかなど、ストーリーの見直しが必要になって来ます。他には、ちゃんとリンク先が間違っていないか?などの確認も必要でしょう。手間暇かけて、読者さんを楽しませようとしていることが伝わってくる物語です。 大人でも十分楽しめる、鬼畜さもあります。 (バッドエンド行きまくりました) 【魅力】 この次に何処かへ飛ばすという発想自体は、思いつく人はいると思います。ただ、簡単にページ送りのURLが出ないサイトでもあります。そういうことから、もしかしたらその部分は自分でリンク先URLを作っているのだろうか?と、想像しました。 (PCだと簡単ですが) 物語を考えるのもとても大変だったのではないかと想像します。 是非、一度遊んでみてはいかがでしょうか? バッドエンドでも面白いです。巧く作られているので、冒頭に戻されるという事は避けられます。お奨めですよ!

5.0
1
crazy's7

こちらブロッサム相談所

格差社会のある世界で描かれる、メッセージ性が強く、スリリングな彼女たちの日常

【物語は】 ある、ラジオの一報から始まる。緊迫感の中、そこに居た三人はカードゲームをしていた。この一報が、三人に一体どう関わってくるのだろうか? 三人の様子から、彼女たちの性格や普段どんなことをしているのかを垣間見ることが出来る。性格のよろしくない三人とはあるが、情を感じる物語だ。彼女たちは一体なぜ、相談所を営んでいるのであろうか? 【世界観・舞台の魅力】 彼女たちの暮らす星は、地球と環境が似てはいるものの地球ではない。地球に暮らせなくなった理由については、本編に書かれている。その中でも、彼女たちの暮らす場所は治安が良いと言えず、危ない仕事をするのこともあるのか、自分の身は自分で守らなければならない部分があるように思う。 そして三人で営む相談所は貧乏で電気さえ止められる状況だ。何故そこまで貧困なのだろうか。 この後、地球型が何故この星で差別を受けなければならないのか、理由が明らかにされていく。この星に暮らしているのは、昆虫型、爬虫類型、鳥型、獣型。元々この星に暮らしていたのが彼らであり、そこに後から移住してきたのが地球型である。 何故確執があるのか、格差があるのかその背景について詳しく説明されている為、現在までの状況などが分かりやすい。 【登場人物の魅力】 主役の三人はそれぞれタイプの違う女性。その中の一人の視点で語られていく。性格が良くないとは言っても、イヤな感じはせず、それぞれ性格が違うことが分かりやすい。 主人公は少し冷めた感じがし、ベルは少し能天気なイメージを持つ。 彼女たちには敵が多いらしく、盗聴などに警戒をしているようだ。 三人は戦い方が違い、それぞれ見た目も違う。主人公が一番、人づきあいについては損をしているように感じる部分もある。 【彼女たちの仕事と種族による壁から感じるメッセージ】 地球型が犯してしまった罪は、この星の人間には重いものだ。しかしながらその時の状況は、仕方ないとしか言いようがない。 ただ、地球型が自分の星を大切にせずこうなったことを考えると、それは自業自得なのかもしれない。 ここで思うのは、この物語には問題提起も含まれているのではないかということ。詳しく書くとネタバレになってしまうが、自分たちの後の世代のことも考え、もっと地球を大切にすべきではないかというメッセージが感じられる。この物語は、未来の形を暗示しているといっても過言ではないと感じた。 そして物語の中で、もう一つ感じたこと。それは『第2話 事件背景』で主人公が、ある事件の犯人に向けた言葉「でもな、一人でも…」のくだりの部分である。それは、その人物が犯罪を繰り返さないように、主人公が相手に向けた言葉。ここにとても強いメッセージを感じた。 人との繋がり、それは単に温かさや幸せを産むだけのものではない。自分が道を踏み外さない為に、自分を強く持つために必要なものなのだと、改めて感じた。 【物語の見どころ】 主人公たち三人は、貧乏であり差別などを受けながらも、治安のよくないところで相談所を開き、必死に頑張っている。それは、表向きそう見せていない部分もあるだろうが、祖先の選択による負の財産を受け継いでしまっているからだともいえる。 だが悪いことばかりでもない。彼女たちが事件解決に一役買えば、周りから称賛されることもある。そこには信頼、人との繋がりがあるのではないだろうか? 自分が読了した部分 (011 第11話 依頼内容と社会の仕組み その2まで)では、まだ彼女たちの深い部分には触れていない。主人公の過去を想像できる程度である。なので、これから更に面白くなっていくと思われる。 他の方のレビューを拝見させていただきましたが、三人それぞれ抱えているものがあるのだと感じています。 あなたもお手に取られてみませんか? 彼女たちの日常は、スリリングであり考えさせられることも多いです。これからどうなっていくのか、展開がとても楽しみです。 是非読まれてみてくださいね。おススメです。

5.0
0
crazy's7

泣き虫天女と不思議な絵描き

形のない色糸で編まれた物語

短編:5,000字 読了目安:10分  あなたは誰にも追いつけない素早さがありますか?  もしくは誰にも負けない迫力がありますか?  あるいは誰にも押し出されない力強さがありますか?  むかしむかし、ある村に紅緒という娘が暮らしていました。彼女の描いた絵には不思議な力がありましたけれど、それ以外は何処にでもいそうな普通の村娘です。  紅緒の住む村には、五色に輝く五色池から流れる小糸川というのがあり、夏が近付くと雨も降っていないのに氾濫するそうです。それを治めるため、五色池に住む龍へ村の娘を捧げており、今年は紅緒の番だそうな。  池までの案内にはカラスが現れるのですが、その色も変わっています。なにせ五色に輝く池へ向かうわけですし、もしかしたら深い意味が込められているのかも。  やがて龍と対面した紅緒は三つの勝負をします。しかし、その勝負は素早さや迫力、ましてや力強さに自信のある龍にとって有利に思えます。  ここで始めに書いた三つの質問を思い出してください。  一つでも持っているのなら素晴らしいことですが、水神様と崇められる龍を前にしたのなら、とても誇る気にはなれないと思います。  残念ながら紅緒には三つともありませんけれど、彼女の描いた絵には不思議な力があります。  ぜひあなたの目で、紅緒と龍との勝負の行方をたしかめてくださればと。    ところで大修館書店の明鏡国語辞典によれば、「緒」という漢字について「細長いひも」の意味の他に、「長く続くもの」というのがあるようで。  紅緒は負ければ自分を食べるという龍を前にしても怖がりません。自分のできることを活かし、果敢に龍へと挑みます。  私には紅緒が不思議な絵の力の他に、決して諦めない心の強さを持っているように思いました。それが彼女と出会う天女をも勇気づけ、二人が手を携えて編まれた物語は、末永く読んだ人の心に残り続けることでしょう。

4.0
1
双六 人生

ひとくちセリフ劇場

小説を書かれる人にこそ読んでいただきたい作品

台詞だけ。 140字。 厳密に言えば、物語ではあるけれども、小説とはいえないのかもしれないわね。 でもね。アチシはこの作品を、小説を書くことを志す全ての人に読んでほしく思うのよ。 これだけの短さだもの。漠然と覚えることなら難しくないわよね。 目を閉じて台詞の中のシーンを思い浮かべてもらいたいの。想像の翼を広げてほしい。 語っているのはどんな人物か? 場所はどこか? どんな服で、どんな表情で、どんな状況下で、この台詞をいっているのだろうか? この作品は、作者はもちろんだけど、読者にも考えることを強制してくるわ。 今どきのWEB小説サイトのランキング上位作品を見てるとね、アチシは作品にかなりのわかりやすさを求められているように感じてるのよ。 そのような傾向をみせている多くのWEB小説読者には、考えることを強制する力の強いこの作品は、必要ないかもしれないわね。 でもね。一般が求める作品を提供する作家にとってはどうかしら? この台詞を最大限に活かす場面はどんな状況だろう? どう表現すれば、それを読者にわかりやすく伝えることができるだろう? アチシはこの作品を、ぜひ作家を志すみんなに、想像と表現のトレーニング教材として活用してもらいたいの。 作者様にはたいへん不本意な紹介の仕方かもしれないけれど、アチシは表現者にとって、この作品は値千金の作品だと心から思っているわ。 この作品を書いてくれている作者様に、心からの感謝と尊敬の念を伝えたい。愛しているわ、ウフ♪ 是非、貴方の力をさらに伸ばすため、この作品を一助としてみてちょうだいな♥

3.5
1
宇治津 千夜狐

最近の「いいね!」

小説家になろうファンタジー短編完結

魔法少女になるからわたしと契約してよ

法律ヤクザな魔法少女

オチにニヤッとするが、私もこんな魔法少女はイヤだ。 短編小説に定評のある燦々SUN氏の作品で、安定した文章と構成は安心して読める。 「わたし、魔法少女コントラクターまりん! 父は弁護士母は詐欺師。愛読書は六法全書! 今日も、無法地帯出身の蛮族達に契約の恐ろしさを教えちゃうゾ☆」(本文より引用)

小説家になろう恋愛書籍化コミカライズ連載:67話

ガリ勉地味萌え令嬢は、俺様王子などお呼びでない

人は見た目じゃない

第一部は俺様王子編。 傲慢俺様なイケメン王子が『良い』と思えるのは、ヒロインが王子のことを好きになることが前提かつ、ヒロインとのふれあいで傲慢で俺様なだけではない王子の奥底にある良さ等が見えてくるからであって。 ヒロインに好きな人がいて王子のことはこれっぽっちも好きではない場合、権力と自身の魔法の力に物を言わせて人の話を聞こうともせず迫ってくるような俺様っプリは、『キュン』とするどころか『ただただ壮絶に面倒くさい』としか思えないんだな……と乙女ゲーマーとして目から鱗が落ちる思いがした。この手のタイプは乙女ゲではわりとメイン攻略対象として存在するので……前提と視点が違うとここまで意味合いが変わってくるのか……と。 王子の言動と彼自身が迷惑でしかないヒロインと、王子に憧れているヒロインの友人との会話での分かりやすい見え方の違いにめちゃめちゃ納得した。 第二部は俺様王子の弟の腹黒王子編。 第一部は学園内でことが収まっていたけれど、第二部はガッツリ王家が絡んできてヤバさが一段とアップ。 人の話を聞かない第一王子の次は、やはり人の話を聞かない第二王子に王妃と、この国の行く末が非常に不安になる。 が、番外編で第三王子が登場し、なんとかなるのではないかと一息つける。 物語全体を通して会話のテンポがよいので読み進めやすく、最初から最後まで一気に楽しく読めた。 いつも全力で好きを押し出すシャリーナと、困惑しながらも段々惹かれていくリオルの二人が可愛い、物凄く可愛い。 見た目は地味なガリ勉少年で、しかも魔法が使えないという欠点があるけれど、シャリーナの為に己が頭脳と持てる力を全力で使って戦うリオルは本当にカッコイイ。

小説家になろう恋愛連載:144話完結

絶対呪ってやるからな!

暴走沸騰系女子・メイジーによる!拳で☆母を探して。 第一の手段候補は呪いのモトを手に入れる事から

下町で元気に給仕に励む母子家庭の子メイジーは、サバサバした赤毛美人。だがある日突然、下町を謎の高級馬車が走り去った後、家の部屋は血だらけで、もぬけのから。どうも母は攫われたらしい?メイジーは誓う。絶対許さない!下町の隣人たちの諫言をお供に、ちょっぴりニワト…たんじゅ…激怒したメイジーはノンストップで暴走を始める。貴族にツテ?下町にあるわけないじゃ無い!そんな時は呪いがマストって聞いたわ!材料を取りに行くわよ!← これは、たいがい拳で解決しようとする(注・うら若き女性です)メイジーをひょんな事で知り合った美麗な兄と妹が必死に止める?物語。 竹を割りまくってもうスパーン!スパーン!言ってそうなメイジーが爽快。 悩んでる事が小さくかんじる…よしがんばろ!と思わせてくれる、ストレスが飛んでいく小説です。2024年3月中旬の更新ここ数話で、お母さまと再会した今が読み始めるチャンス!