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5.0

詩木燕二(蔵出し中)

すっきりとした潮風

5.0

詩木燕二(蔵出し中)

 潮風は纏わり付くようなじとっとした雰囲気がある。それがなんなのか、まぁ「一塩」なのかもしれない。  二人の内へ想像力が書き立てられるのは、現物が引き立てているのかなぁ(ご飯とかコーヒーとか本当に美味しそうに書かれていた)これぞ木を隠すにはなんちゃらだよなと思わされる筆力でした。  塩の匂いとすっきりしたコーヒー。寝起きに読んだのですが(個人的でどうでもいい話でしたね)朝読、気付けばレビューを書こう!というくらい頭が冴えました。寄せては返す漣のような作品。

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エブリスタ BL 2万文字以下

Untitled:名前の無い地図

フジョッシーより【検証実験企画参加作品】を転載 mana版あらすじ 福井から逃げるように愛知にやってきた到流。自分の未来を描けないでいる。夢を諦めて父の会社の跡取りを目指す文雄。昔描いた地図を捨てきれないでいる。2人が互いの地図をそっと手離すまで。  *必須設定↓* 以下の登場人物二人が物語の主軸になります。 名前 中瀬 文雄(なかせ ふみお) 30歳 人物 昔は飲食関係の店を持つことが夢で、若い頃は夢中で飲食関係の店でバイトしていたが、実家の中瀬電機を継ぐために夢を諦める。表向き父親とはうまく行ってる様に見えるが、未だに飲食関係の道へ進む事が諦めきれず燻っているので、父親とはあまり上手く行ってない。人柄と職業柄もあり、割と顔が広い。人見知りなどもないので、誰とでも気さくに話ができる。 名前 田川 到流(たがわ いたる) 25歳 人物 田舎の漁師町で育ち、父親が犯罪を犯したことで収監される。祖母に預けられたためおばあちゃん子。父親とは服役中に会いたいと手紙を貰うが、それを拒否して以来一度も会ってない。そのことを後悔している。文雄のバイトしていた飲食関係のお店でバイトをしているが、それも明確な何かがあってというよりは、なんとなく。辛い過去がある(父親の収監による)せいか、年齢の割に色々冷めてる。

5.0

詩木燕二(蔵出し中)

ただの「泣ける」じゃない

5.0

詩木燕二(蔵出し中)

 何回ぶっ叩かれましたかね。  ぶっ叩かれるのと、なにより言葉選びもそう、物語自体もそう。がつーん、がつーんと来るんですよね。何がどうかというのは主人公と共にこちら(読み手)も一緒になって「催涙」です。  この作品の紹介文をサイトさんで書いたときはまだ連載中でした。なので完結して、改めてレビューを書きますと、ゆったりとした最後が待っている。これは読みきらないと「ゆったり」という感覚には至らないのかなと。  いくつかサイトレビューにも「泣ける!」の文字がありましたが私は違いました。食い縛りましたね。最後に一気にそのキリキリとした痛みが解放されたような気が致しました。作者様、良策ありがとう。

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エブリスタ BL 10万文字以上

催涙雨

望(のぞむ)が五歳の夏、大好きな母が亡くなった。 それから直ぐに父は再婚し、二つ下の弟が出来た。 連れ子だと思っていた彼は父の実の息子だった。 両親は深く愛し合ってると思っていたのに。 可愛らしく愛想の良い弟は誰にでも愛され、なのに望のものを何でも欲しがった。 大切にしていた物。 そして友人や恋人までも。 全てを奪われ、絶望した望は自分の存在を消そうとしたけれど……。 一章が過去編、二章が現在のお話になります。 ※こちらBLになります。男同士の恋愛表現がありますので、苦手な方はお引き返し下さいませ(^_^;) (BL表現は一章途中からです) 誤字などありましたら、こっそり教えて頂けると助かります^^; 2017 11 30~2018 1 5

ぽんこつタヌキ

ぽんこつタヌキ

強気なウサちゃん可愛い!!

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アルファポリス BL 10万文字以下

嫌われ黒兎の訳あり主従契約! ~狼は小生意気な兎に首ったけ~

やられたらやり返す! 黒兎の半獣人ルぺは、狼めがけてバケツの水をぶっかけた。 天敵と【主従契約】しなきゃ学園追放? 主従契約の裏には、狼族の理事長と息子によるあり得ない陰謀が隠されていた。 ★ 半獣人を理由に嫌われる黒兎【ルぺ】が、学 園で2人 の狼獣人に迫られ奮闘する話です。 ★ 獣人達は、服着た二足歩行の動物でモフモフ してます。顔も獣。 ★ 半獣人のルぺの容姿は、うさ耳& 尻尾 つき の人間。 ★ 強気受け。 ★ ゆる~い設定。R描写は2章以降(予定)

5.0

詩木燕二(蔵出し中)

5.0

詩木燕二(蔵出し中)

 まず、サイト掲載されている作品紹介文(内容欄や概要欄とも言いますか)の言葉に刺さるものがありませんか?私はそれで入ったのですが。とはいってもあまりあらすじというのを最初に読まない派です(笑)  ですが始め、パッと目に入った言葉で作品を読みました。読み終えたあとに「なるほど」と思いました。何が言いたいかって、作品まとめですらも光る言葉選びが出来る作者さんだなと思います。  内容も勿論あらすじ通り、刺さりました。これはセンスとしか言いようがなく。    曖昧な人間関係、勿論物語ですからオチがあるわけで、投稿サイト故にエンタメなオチなのかもしれませんが、作品全体をみると、もう少し深く掘り下げてある。そう、猫ってとても神経質な生き物ですよね。間違ってしまうと病んでしまう、難しい生き物で。  それをどう受け入れるか、…彼はとても優しく、いや、彼らは優しいのです。臆病なことは人間いくらでもある。  対人間という機密さをこの作者さんはよくみているなと思います。故に、優しい。その上で“刺さる”のです。  彼らの生活を是非、読んでいただきたい。少しだけ世界が明るく見える…気がします。

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エブリスタ BL 10万文字以上

八七六〇時間の忘却

誰にだって抉られたくない傷はある。 経験したものにしか分からない苦痛。 人の傷を抉るのは罪か。 『人を利用して生きることは容易い。ただ誰かを利用して生き続け、いつか自分が利用されていることに気付く。だが、もう遅い。気付いた時には利用された後なのだ。利用され、捨てられた瞬間に真実は暴かれる。誰が善くて誰が悪いのか、そんなもの、皆んな悪いに決まってる。自分が悪いのならば、誰が悪いとは言えない。一人で生きることは不可能。ならば、目を瞑れ。 生まれた感情に価値はあるのか? 生きる価値はあるのか? 答えられないのなら、死に晒せ、感情』 ノア・アイザック・レイフィールド 35歳 心理カウンセラー 猫田良樹(ねこたよしき) 28歳 元会社員

5.0

詩木燕二(蔵出し中)

確かに

5.0

詩木燕二(蔵出し中)

 タイトル通りですね。どこの世界のなんだろう…これは、と、“一括りコンテンツ”としてもしも、ブラバする人がいるとしよう(BLてだけでブラバする人へ)勿体ない。  そもそもですがBLなんて言葉はここ10年未満で出来た造語でこの分野はさ迷っていたんですよ名前すらね!(ブラバしてしまう人へ)  いや…却って先入観ありで開いた方が実は驚き衝撃みたいなのがあるのかもな…うーん、恋愛SF純文と色々あり、ただ共通軸が「BL」てだけで。読んでタイトル、表紙をみれば「確かに」に至るでしょうか。  恐らく、何か思い付いた時用の短編集かと思いますので完結、て感覚ではないと思う、きっと1ページの物語がこれからも増えていくでしょう。オムニバス。 前置きが長くなりましたがそれを踏まえて…、すごい、1ページ1ページ色が違う。  あと、最初気付かなかったのですがSSメーカー?の画像。あれから繋がってるんですね。大体あれって宣伝で皆様使っているイメージがあったので「1ページ、見映え、視覚の情報」を捉えて「あぁ1ページの“作品”だ(芸術的というか)」と思いました。  この作者様、読書好きだろうなきっと。  個人的な感想、1ページ1ページ色が違うと申しましたが私は「命短し恋する青年の話 花の涙」が好きですね、5話目にあるんですが↑踏まえて凝縮してあり捻れている。どこにいたんだっけと…。  入り出し綺麗、ボリスの「うたかたの日々」っぽさもあれば、あれ?くねっと捻れて田山花袋来た?みたいな前後不覚感があって。(別の作者さんを例えに使ってすみません)  まだ、話数はあまりありませんがいまのところまで全部読むと、作家さんを出しましたが、色々な色があるからこそ芯に「この作者さん」の色が1本立っている気がします、多分、アイデア面かなぁ?(ゲシュタルトとシミュラクラの使い方とか)  面白いです。さらっと読んでも多分後でまたふっと考えるだろうし、1ページずつじっくり読んでも味があります。是非ともお手元に。

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エブリスタ BL 2万文字以下

どこの、世界の。(短編集)

思い浮かんだショートストーリーの詰め合わせ。切なさ多め。雰囲気で読んでいただければ幸いです。フジョッシーより転載中。

5.0

優人

家から逃げ出した少年が出逢った彼とのその先は……?

5.0

優人

【物語は】 ある人物が何かから逃げている場面から始まる。この物語にはまず、二つの国が出てくるようである。一つは本作のメインの舞台になるであろう、温暖な気候の司祭が集う国、アストレーゼン。そしてもう一つは、隣国。その中に寒い地域であるシャンクレイスという場所があるようだ。冒頭で出てくる少年は、このシャンクレイスからアストレーゼンへ向かったのではないかと思われる。果たしてこの先、少年にはどんな運命が何が待ち受けるのだろうか。 【舞台・世界観】 司聖とは? オリジナル要素だと思われる。(読み方不明)アストレーゼンという国では司祭の頂点として司聖がおり国を治めているようだ。国王はいないが、実質的な国王の立場にあたるのだろうか?(この時点では、まだどのようなシステムなのか、把握しきれない) 本編に入ると、二人の人物が出てくる。二人は実質この国を支えている人物であり、一人は名前の中に国の名である”アストレーゼン”が含まれる。彼は司祭の長であるが、名前に国名が含まれることから、とても良い家柄のものなのではないだろうかと想像する。この二人がどんな人物なのか、ここで説明されている。 続いて護衛宿舎の近くにあるのだろうか、広い練習場に場面は移る。ここでは恐らく、この物語で重要人物の日常風景について明かされていると思われる。つまり、この物語では”司祭”には護衛がつくという事だ。あらすじに”司祭が集う国”とあることから、その数は多いと想像できる。 更に物語を読み進めると、”司聖の登頂上”という言葉が出てくるので、司聖をまとめるものがいるのではないだろうか。 第一章では主に、この国のシステムなどが明かされていくようだ。 【登場人物について】 司祭の頂点ロシュ 補佐役オーギュ 美少年剣士リシェ 大男剣士ヴェスカ 恐らく、メインの登場人物はこの四人だと思われる。視点切り替えのある物語だ。司祭の頂点ロシュについては、仕事をサボって居眠りをしたりと、一般人と同じような性質も持っているように感じた。かなり高い地位にいるものの、人間らしさも持ち合わせているという印象。 美少年剣士リシェについては、とても世渡りの下手そうな人物である。周りと上手くやろうという気持ちは一切感じられない。彼にはなにか抱えるものがあって、そうなっている可能性もある。 大男剣士ヴェスカについて。とても人間らしさを感じる人物だ。リシェの非礼な態度にストレートに感情を表す。確かに、そもそも彼を性的対象として扱う彼らに問題があると思うが、どっちもどっちという印象である。不快だと思いながらも、修行(強くなるため)に訪れる者。ここが練習のための場所と知りながら、セクハラに値する視線を送る者。互いに不快感を表しながら生活しているのは、大変そうだなと感じた。 【ロシュとリシェ】 恐らくこの二人の関係がメインなのではないだろうか? この物語の舞台や世界観の説明の後、二人が出逢う場面がある。そこでは、”登場人物について”で記載した”リシェ”の印象は変わる。それほどまでに、好意を寄せているという事である。そうなると、彼の普段との違いに見どころがあるのではないかと感じた。 二人の出会いの場面では(正しくは再会のようだ)、急激に仲が深まるということはない。しかし、ロシュの方も彼を意識していると思われる。 【物語の見どころ】 この物語は、主人公の一人が家から逃れ、隣国にやってきたことを発端として始まっていく。読了済33ページまででは、まだ主人公が明確に冒頭の人物であるとは書かれていないが、恐らくそうなのであろう。しかし、まだ初めてあ出逢った時のことが詳しく語られてはいない。あらすじには”一目惚れ”とあるので、これについてのエピソードは、そのうち詳しく明かされていくのではないかと想像する。 再開の後は、簡単には進展しないように感じた。つまり、再び会うことになるには、何か特別なエピソードがあるのかも知れない。二人がこの後、どのように再会し、どのように仲が深まっていくのかが、最大の見どころなのではないだろうか? あなたもお手に取られてみませんか? オリジナルの世界観で繰り広げられる、個性豊かな登場人物の物語です。彼らのこの後を、是非その目で確かめてみてくださいね。お奨めです。

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エブリスタ BL 10万文字以上

司祭の国の変な仲間たち

お陰様で一旦完結となりました! 続編→ https://estar.jp/novels/25704280 *リニューアル後、一部が抜け落ち直す過程で第八章〜第九章がひたすらスクロールしなければならないという非常に見え辛い状況となっております…すみません!*↑どうしても読みにくい方はプロフィール画面から別の保存用のサイトに飛べます 番外編も有。主人公は脇役のラスです。 キャラはそのままの学園物。 レーディング無し 一冊100話で完結、現在3を進行中。 https://estar.jp/novels/25485070 アストレーゼンという名称となった時代の番外編。 https://estar.jp/novels/25547991 温暖な気候の司祭が集う国、アストレーゼン。堅物が揃いやすいイメージとは別に、隠れ二面性のある司祭の頂点ロシュと、マイペースな彼に振り回される補佐役オーギュ、自分の居場所を失いロシュに一目惚れをして隣国からやってきた美少年剣士リシェ、リシェの先輩であり頼り甲斐はあるけどとにかく脱ぎ癖のある大男剣士ヴェスカのめちゃくちゃな話。 なるべく前回の反省を生かして普通に見れるように危険な要素少なく中身重視にしています。 一途だったり、コンプレックスの塊だったり、憧れや卑下したり、綺麗だったりどす黒かったり胸糞だったり、人間らしくキャラの葛藤やら何やらを書けたらいいなと思います。 基本はおっとり司祭×一途美少年剣士、ドS属性筋肉馬鹿×高飛車魔法使い。召喚獣との激しいのもありますのでOKな方どうぞ★ たまにグロな表現有、その他にも濃いキャラが出ます。 ★表紙のイラストはnagi様より頂きました★ https://estar.jp/users/1221753 ドンピシャ過ぎるロシュ!感謝…!! ◆画像や文章の無断使用、転載禁止です。また、内容が大人向けなので未成年者の閲覧も禁止です◆ アルファポリスでも序章を少し抜いた同じ内容を載せています 全て携帯で打ち込み作業しているので後で修正したりもしますが、確実に矛盾点があるので生温くスルーするかご指摘頂けたら有り難いです! 暇つぶしに流し見大歓迎! 注意:■のマークは過激表現有りの内容。 自分用のメモですがキャラの設定を書き殴り中。 [link:novel_view?w=25039278]

5.0

優人

素敵な始まり方の物語

5.0

優人

【物語は】 いつもと違う親友から告白を受けるところから始まっていく。恐らく主人公にとって親友は恋愛対象ではなく、自分の価値観としては男同士で恋愛ということに、結び付かなかったのだと思う。まず、何故彼が男である自分を恋愛対象として選ぶのか。自問自答していく。 【登場人物の魅力】 親友は、異性愛者なのだろう。親友の告白をすんなり受け入れることが出来ず、まず理解しようとするところから始まっていく。考え方が違うが、相手をはねのけるのではなく、理解しようと詰めるところが素敵である。それでも、すぐに理解することが出来ず、苦悩する。 自分が異性愛者であれば、当然の反応だと思われる。 複雑にしているのは、相手も根っからの同性愛者ないからなのだろうか。 答えが出ないのは、何故自分なのかという事が分からないからなのかもしれない。親友も、単に想いを告げるだけで彼の疑問を解消してはいない。すれ違ったまま進んでいく二人の想い。どうなっていくのだろうか。 【物語の魅力】 綺麗な情景と澄んだ空気。まるでそれは純愛を表しているようで、素敵な始まりだと思った。(月と冷たい空気により感じたこと) どんな状況で相手が覚悟を決めたのかが伝わってくる。 ここで思う事。直ぐに返事を貰わないのは期待の意味があると思う。よく考えて貰えば、うまく行くのでは?という想い。そして反対に、返事を先延ばしにしたいという心理もあるだろう。 この時、親友は何を思っていたのだろうか。 少なくとも、食事に行ったりするような仲であり打ち明けても偏見で見る様な相手だとは思っていないと思う。 そんな二人が、少しずつ心を通わせ、答えを出していくのだろうか? (主人公は、まだ理解が追い付かない状態な為) 【物語の見どころ】 告白から始まる物語。恐らく、主人公が相手の気持ちを理解し、自分自身の気持ちと真摯に向き合っていく過程に見どころがあるのではないだろうか? そして、段々と自覚し、両想いになりその後という流れではないかと想像する。親友サイドもあるので、両側の気持ちを見ることが出来る。 あなたも、お手に取られてみませんか? 告白のその行方。是非、その目で確かめてみてくださいね。

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エブリスタ BL 10万文字以下

++  月  ノ  夜  ++

「オレを恋愛対象として、見てくれへんか?」 大好きな親友の突然の告白で、キスとかそれ以上とか、意識しまくってしまう。どう恋愛に転がるかをお楽しみいただけたら♡

5.0

優人

想像力を刺激される、文学的な物語。妄想すら掻き立てるエロスにも注目。

5.0

優人

【物語の概要】 物語は主人公が、自分とは正反対の同級生に性交を迫ったことから始まる。彼は恐らく、主人公にとって特別な存在であるが、恋愛感情よりも好奇心や嫉妬、承認欲求などが勝るように見える。田舎という環境もあり、自分の気持ちと向き合うよりも先に、周りの目が気になり、相手からの好意や興味を待たれることに嬉しさを感じてはいるものの、自分に素直になる余裕はないという印象。 【凄く文学的な印象の作品】 一時期、日本文学にハマった時期があり、この作品を読み始めて田山花袋の”蒲団”。志賀直哉の”暗夜行路”がポッと浮かんだ。文体自体を指しているわけではなく、凄く文学的に感じる文章と構成、物語が印象的である。冒頭に『手折る』についての記述があることから、この同級生が『道端の花を手折る』という場面において、物語の裏側、もしくはもう一つの意味を想像してしまう。 それは何かといえば、『道端の花』=女性を指しているのではないか? と思ってしまうことにある。 つまり、物語では確かにこの同級生は道端の花を手折っているが、実際は女性との性交を指しているのではないだろうか、と妄想してしまうのだ。見たままではなく、深く読んで真実を探す。それが文学である。 【登場人物の心情の推移】 自分が言い出したことに、おじけづく主人公。これは不思議な事ではない。男性は男性を受け入れるために作られた身体の構造をしていない。本心からの言葉であっても、冷静になれば怖気づくはずだ。それが未経験であれば、なお更。もちろん、自分には話す相手も彼しかいないのに、誰からも好かれる彼を興味を自分に向けられたなら優越感に浸れるという理由もあるだろう。自分の衝動的な言動的で、二人の歓迎が終わると思っていた主人公であったが、事態は思わぬ方向へと展開していきます。 連載中で、まだこの先どうなるのか分かりませんが、冒頭では現在から回想となっているので、いずれ現在の場面へ繋がると想像できる作品。続きがとても楽しみです。 あなたも是非、お手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。

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アルファポリス BL 10万文字以上

手折られる花

愛されヤンキーに恋をした薄幸気味の不機嫌生徒会長。 緑豊かな田舎を舞台に甘く不器用な恋が進んで行く。 『手折られる花』は誰なのか、長い恋物語。 *R18には♥を付けました。 現在は高校時代編なので、激甘かも。

5.0

優人

タイトルの意味を知った時、愛の深さを再確認する

5.0

優人

【飛んでもない奴だなという印象は】 物語は、冒頭部分から吹き出すやり取りに、一体どんな話なんだろうか?と興味が湧く所から始まる。主人公であるギターボーカルの彼は、一見チャラそうで、軽そう。しかし、誰とでも気軽に話せるような、屈託のない人物に見える。そんな彼が好きになった相手は、自分とは正反対ともいえる性格の相手だった。どんなに求愛しても手に入らない相手。本気なのに信じて貰えない理由は、なかなかわからないまま。しかし、諦められない主人公は、彼と祭りにいく約束を取り付けるのだった。 【酔いから始まる二人の行く末】 この物語は、一見軽そうな主人公を、好きだけれど信じられないから拒むという印象で始まる。そのため、初めのうちはベースの彼が不憫に見える。しかし、何故主人公がこんな振る舞いであるのかに気づいた時、ベースの彼同様、主人公に対する見方は180度かわる。自分から見た自分と、他人から見た自分が合致しないことが、いまいち理解できない主人公。彼は、単に自分に素直なだけで、チャラいというわけではないのだ。見た目がどれほど印象を決めてしまうのかという事を、読者に気づかせてくれる物語でもある。そのため、読者は自分の日常を思い浮かべ、似た体験を思い浮かべることとなるため、主人公の境遇を理解しやすい。 【好きだと気づくと同時に知る、彼の闇】 いつも明るく振舞っている主人公だが、本当は底なし沼のような寂しさを抱えていた。今まで、同性を好きになること、恋愛として興味を持つことのなかった主人公の心の扉を開けたのが、まさしく彼が想いを寄せる、ベースの彼だったのだ。主人公は、彼ならば自分を救ってくれると、本能的に感じたのかもしれない。この物語は、主人公の抱えるものを知った時、純愛であることに気づく。 【分かたれる道】 主人公の目指したかったモノ。この物語は、恋愛と夢という二本柱で構築されている。しっかりとどちらにもスポットが当たっている上、現実的な厳しさも備えている。簡単にめでたしとしないからこそ、リアリティを感じ、主人公の周りの人物の考え方が浮き彫りになり、応援したいという気持ちになる。そして、物語に厚みをだしているのだ。人生には簡単に思い通りにならないことがあり、それでも諦めずに頑張っていれば、いつかは叶うのだというメッセージも読み取れるのだ。 一見、純愛に見えないのに、気づけば「やだ純愛じゃないの!」ときゅんきゅんしてしまう物語です。 自分でもこういうことあるよな、わかると共感できる部分も多い作品です。 是非お手に取られてみてはいかがでしょうか? おススメです。

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エブリスタ BL 10万文字以下

向日葵とりんご飴

プラグラインのギター兼ボーカル・眞玄はベースの朔に恋している。けれど彼は天然軟派野郎なので、すべてが軽々しく、遊びに見えてしまうのが欠点だった。 地元の夏祭りで三味線奏者の父に挑発され、ステージに上がる。そこが彼の分岐点となった。 バンドをやる意味、考え方の違い、そんなものが交錯します。成長の物語、だと思ってます。 「セルリアンブルー」のスピンオフですが、いきなり読んでもまったく大丈夫です。 ※他サイトのfujossyに同じ話を載せてますが、表現を若干ソフトにしました。ほんとに若干ですが… 【主な登場人物】 辻眞玄(つじまくろ)…主人公。21歳。ギターとボーカルを兼任する、バンドの顔。大体常にチャラい匂いフェチ。三味線奏者の父を持つ、おばあちゃん子。基本は攻。 遠藤朔(えんどうさく)…19歳ベーシスト。若干コミュ障の自覚あり。ヤンキーテイスト。何故か眞玄を惑わせるフェロモンの持ち主。和装の眞玄に発情する。 浄善寺葵(じょうぜんじあおい)…20歳ドラムス。眼鏡男子で眞玄と腐れ縁。リズム職人。 加納上弦(かのうじょうげん)…眞玄の父。三味線奏者。40代半ば。音緒という4才児のパパでもある。

5.0

優人

読んでいるうちに、タイトルの深い意味に気づく

5.0

優人

【分かりやすすぎる叔父、ひた隠そうとする甥】 性格による行動にリアリティを感じる作品。あるトラウマを抱えている男子高校生が、両親を失うことで独りぼっちになってしまう。親戚がいるにも関わらず、施設に預けられることになってしまいそうなその彼に、手を差し伸べたのは優しい叔父だった。嬉しい反面、抱えたトラウマのせいで距離を置くしかない状況。理由をしらない叔父は、次第に自分が嫌われているのではないかと思い始める。 それでも、歩み寄りたいと考えていた叔父に突きつけられる現実。 ショックを受けていた彼に、想定外の幸運をもたらす。 【叔父に萌えを感じてしまう】 三章後半までは、方向違いな互いの想いを切ないな、と思いながら読み進めることとなる。この物語の叔父は、相手の気持ちを大事にする性格の持ち主である。何かあれば、自分が悪いのではないかと考えてしまうところもある。思慮深いが、とても分かりやすい性格の為、心ここにあらずと言う状況になると、目の前の出来事にすら気づかない。甥の言動一つで一喜一憂する様は、とても萌える。料理に手を付けて貰えなければ、しょんぼりしてしまうし、相手が笑えばとても嬉しそうだ。大人ではあるけれど、そういった素直な反応は、可愛らしく目に映る。そのため、甥が彼を傷つけないようにと振舞う場面は、なんだか笑みが零れてしまう。 【甥の苦しみ】 どんなに好意を寄せていても、距離を縮めることが出来ない甥。理由を彼に言えるはずもなく、葛藤していく。もし大好きな人に触れることすら出来なかったら、どれだけ辛いことだろうか。本当は傍に行きたいのに、行くことが出来ず現実的な距離感に、心の距離感を重ねてしまう。言うことが出来ないからこそ、誤解をさせているのではないだろうかと、苦しみがさらに積み重なっていく。 【この物語の凄いところ】 まさに伝えたいのはタイトルの通りなのだと気づく。心理に重点を置いた作品であり、切なさに胸が苦しくなることも多い。この物語では、二人が自分自身と向き合い、相手を思いやるという事に重きをおいており、やたら外野がでてややこしくなるという事がない。そのため、どうなるんだろうか?トラウマから解放されることはあるのだろうか?など、二人の行く末をじっくりと見ることが出来る。 【彼らの周りの人々】 全体的にはシリアスではあるものの、日常の一コマとして職場の仲間との交流の場面もある。 しかし、そこでは自分の性別により、嫉妬や葛藤していく姿が見られ、それは重要なシーンだと感じることが出来る。 なかなか結ばれることがない二人ではあるが、だからこそゆっくりと心の距離を縮めていく様子が丁寧に描かれている作品であることは間違いない。 最後まで、どうなるのか分からないハラハラ感。もしかしたら途中で諦めてしまうのでは?と思う不安。 しかし、幸せを祈らずにはいられない甥の恋。 一緒に、最後まで見守ってみませんか? ここには優しくて、胸が締め付けられそうな恋が存在します。 是非お手に取られてみてくださいね。おススメです。

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エブリスタ BL 10万文字以下

君の想いをきかせて

早坂貢(はやさか みつぐ)は子供の頃から叔父の日向誠(ひなた まこと)に対して秘めた想いを持っていた。しかしそれは決して口に出してはいけない片想いの恋だった。 そんな折、日向は貢の父の葬儀の席で貢と久しぶりに再会する。 日向誠 職業(結婚式場のスタッフ) 早坂貢    学生 だいぶ色々日本語変だったり、キャラクター名間違えてたり@@; ほんとに申し訳ありませんでした@@;直しました……。 スペシャルスターありがとうございます☆

最近の「参考になった!」

『探偵部』の個性的なキャラが織り成すミステリーなキャラ文芸

「探偵部」なる怪しげな物がある高校を舞台に展開される連作短編ミステリー。 ステッキを持って不敵に笑う天才女ホームズと女ワトソンを始め、癖の強いキャラが登場します。トリックや謎解きもきちんとしているのもオススメポイント。地の文は癖がちょっとあるかもしれません。 連作短編をお探しの方、表紙も可愛いので是非一度クリックをば!

探偵、綺田冴子の推理奇談

彼は混沌とした世界に差す、光となるのだろうか?

1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと) あらすじの感じから、人というよりはこの世界自体が主役なのではないかと感じた。 何故人を鞘としたのか? とても奇抜な設定ではあるが、そうしなければ成り立たない何かがあるのだと思う。 女性を鞘とした必然性こそが、この物語の重要な部分でありオリジナリティを形成しているのではないかと感じた。 世界自体が主役と感じたのは、この理由によるものである。 2 物語は(どのように始まっていくのか?) ある旅人が別の旅人と出逢う所から始まっていく。主人公は旅芸人の方だろうか? 彼らは旅芸人の誘ういを受け、近くの村まで同行することとなった。そこでこの世界について語られており、剣士は特別な意味を持つことが明かされていく。旅人たちが村につくとそこは活気がなかった。果たしてその理由とは? 3 世界観について 旅芸人:ファン、エル 旅人:フミ 女性の身体が鞘となり剣へ変化するには、儀式が必要。最初の村では、強い剣を得るためのプロセスが明かされていき、旅人それぞれの境遇なども明かされていく。いわば、世界観や舞台説明のプロローグのようなもの(物語や世界観を理解したり、掴むためのもの)だと言っても過言ではないと感じた。 この剣については、誰も彼もが持てるわけではなく剣士と呼ばれる者が所持しており、それは自分の妻ではなく他人の”妻”を奪って剣(鞘とする)に変える。何故妻なのか? これにはある理由があり、それは作中で明かされている。 4 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。 ・主人公に焦点が合っている ・伏線をきちんと回収している ・意外性がある ・悪がはびこっているようではあるが、ちゃんと爽快感がある ・設定がしっかりしている ・時代劇の好きな人が好きそうな構成である ・登場人物は多いが、名前のついている人物が少ないため、混乱しない 5 お奨めしたい部分 一章のみの話しの流れでの説明とはなるが、”絶望と希望を繰り返すことにより最大限の爽快感を読者に与えることができる作品”だと感じた。一章では話の流れや世界観、主人公の目的などが明かされているのだと思う。主人公は認めてはいないが、それ(ネタバレになるので詳しく書けないが)が旅の目的なのだと感じた。なので、方向性の分かりやすい作品でもある。 主人公の最終目的はなんだろうか? 行きつく先とは? 混沌としたこの世界に彼は光となるのだろうか? 見どころ満載の作品だと感じる。 6 物語のその先を想像して 主人公の目的が分かったので、この先は悪を成敗し世の中を変えていく物語なのではないかと想像する。 そして最終的には、この国 (世界)自体を変えていくのではないだろうか? あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お奨めです。

女神の白刃

最近の「共感した!」

それはホラーか、それとも純文学か。強い引きと謎によって彩られた夜(ヨル)の記憶。

 神域である山や森で、また街や里からなんの前触れも無く人が失踪してしまう事件「神隠し」が多発するなか、主人公優の身に不思議な出来事が巻き起こる── *  この作品は、ジャンルがホラーになってこそいますが、様々なジャンルの融合体ではないかな、と感じました。  確かに根幹の部分はホラーなのかもしれません。ですがそれでいてミステリーでもあり、またヒューマンドラマでもあり、はたまた、純文学的でもある。  そんな本作の魅力を端的に表現すると、謎や仕掛けの多さであり、エピソードごとの引きの強さでしょうか。  度々挟まれてくる惨劇や、不可思議なイベントの数々に、「どうして彼女はこんな行動をしたのだろう?」「この先、どうなってしまうのだろう?」と気になり、自然とページを捲る手が止まらなくなる、そんな魔力に満ちた作品です。  三人称で綴られる物語なのですが、そこを上手く利用して、主人公である優の人格が、時々「ヨル」と入れ替わるところも本作の見どころ。  いまの発言ははたしてどっちのものなのか? 巧みな表現に翻弄され、思わず首を捻ってしまうことでしょう。  主人公──優と意識を共有している「ヨル」とは何者なのか?  感動の結末を、是非、見届けてください。 *  ──優が心の中でそっと囁いたとき、紋白蝶は飛び立っていった。壮麗なる青空に向かって。

長い夜

すっきりとした潮風

 潮風は纏わり付くようなじとっとした雰囲気がある。それがなんなのか、まぁ「一塩」なのかもしれない。  二人の内へ想像力が書き立てられるのは、現物が引き立てているのかなぁ(ご飯とかコーヒーとか本当に美味しそうに書かれていた)これぞ木を隠すにはなんちゃらだよなと思わされる筆力でした。  塩の匂いとすっきりしたコーヒー。寝起きに読んだのですが(個人的でどうでもいい話でしたね)朝読、気付けばレビューを書こう!というくらい頭が冴えました。寄せては返す漣のような作品。

Untitled:名前の無い地図

彼は混沌とした世界に差す、光となるのだろうか?

1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと) あらすじの感じから、人というよりはこの世界自体が主役なのではないかと感じた。 何故人を鞘としたのか? とても奇抜な設定ではあるが、そうしなければ成り立たない何かがあるのだと思う。 女性を鞘とした必然性こそが、この物語の重要な部分でありオリジナリティを形成しているのではないかと感じた。 世界自体が主役と感じたのは、この理由によるものである。 2 物語は(どのように始まっていくのか?) ある旅人が別の旅人と出逢う所から始まっていく。主人公は旅芸人の方だろうか? 彼らは旅芸人の誘ういを受け、近くの村まで同行することとなった。そこでこの世界について語られており、剣士は特別な意味を持つことが明かされていく。旅人たちが村につくとそこは活気がなかった。果たしてその理由とは? 3 世界観について 旅芸人:ファン、エル 旅人:フミ 女性の身体が鞘となり剣へ変化するには、儀式が必要。最初の村では、強い剣を得るためのプロセスが明かされていき、旅人それぞれの境遇なども明かされていく。いわば、世界観や舞台説明のプロローグのようなもの(物語や世界観を理解したり、掴むためのもの)だと言っても過言ではないと感じた。 この剣については、誰も彼もが持てるわけではなく剣士と呼ばれる者が所持しており、それは自分の妻ではなく他人の”妻”を奪って剣(鞘とする)に変える。何故妻なのか? これにはある理由があり、それは作中で明かされている。 4 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。 ・主人公に焦点が合っている ・伏線をきちんと回収している ・意外性がある ・悪がはびこっているようではあるが、ちゃんと爽快感がある ・設定がしっかりしている ・時代劇の好きな人が好きそうな構成である ・登場人物は多いが、名前のついている人物が少ないため、混乱しない 5 お奨めしたい部分 一章のみの話しの流れでの説明とはなるが、”絶望と希望を繰り返すことにより最大限の爽快感を読者に与えることができる作品”だと感じた。一章では話の流れや世界観、主人公の目的などが明かされているのだと思う。主人公は認めてはいないが、それ(ネタバレになるので詳しく書けないが)が旅の目的なのだと感じた。なので、方向性の分かりやすい作品でもある。 主人公の最終目的はなんだろうか? 行きつく先とは? 混沌としたこの世界に彼は光となるのだろうか? 見どころ満載の作品だと感じる。 6 物語のその先を想像して 主人公の目的が分かったので、この先は悪を成敗し世の中を変えていく物語なのではないかと想像する。 そして最終的には、この国 (世界)自体を変えていくのではないだろうか? あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お奨めです。

女神の白刃