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加護なし令嬢の小さな村

なにもかもなげっぱなし未解決のまま完結とされた中途半端な物語

誰しもが何かしらの加護を持つ世界でなにものからも加護を与えられなかった、プレイ済ゲームの悪役令嬢に転生したヒロイン。大好きな婚約者を殺したり自らが処刑される運命を避けようと、ゲーム知識を駆使しながら『死』が絡まないよう自分なりの生き方を模索する物語。 ……だったはずなのだが。 途中まではよくある【両片想いすれ違いアリの育成系物語】で、ヒロインが育成により力をつけ真の加護の力を解放し、ゲームヒロインの暴走を止めて、婚約者の王子との誤解も解け大団円ハッピーエンド……になるのだと思っていた。 ヒロインとヒーローの両片想いっぷりは最初から描かれ続けていたため、ゲームヒロインがどれだけちょっかいをかけてこようと二人の関係は固いと思っていた。ので、ゲームヒロインは関係なく、二人目のヒーローが出てきてあっさりと彼にヒロインが奪われたときには「はあ?」となった。 無理矢理ではなくヒロインの同意はあったのだが、自分の家門や領地、大きくは国を救うため……という理由からの自己犠牲によるもので恋愛感情はなく。それでいいのかヒロイン……という展開の中、トントン拍子で二人目のヒーローとの婚約・結婚が進んでいき(この間、ゲームヒロイン自身に関してはスルー)、いよいよ結婚式当日。そこで大騒動が起こり、ヒロインが己のチートな加護を全力で発動させて騒動を捻じ伏せて物語は終了。 読み終えて「え? ここで終わり? 全然何も片付いてないのに?」とポカンとしてしまった。 結婚式の最中に二人目のヒーローに対して結婚できない宣言をしてしまい、その後どうするのか。 想い人たる一人目のヒーローとはどうなるのか。 問題を起こしまくりのゲームヒロインの存在と、その意義は。 ラスボスとなるはずのキャラが封じられていた本当の意味と、なぜラスボスになる予定だったのかの理由は。 ラスボス化する彼と、その兄である二人目のヒーローとの関係は。 結局、神獣とはなんだったのか。 ……等々他にも色々と語られないまま完結とされてしまい、もやもやする感じだけが残った。 書籍版はハッピーエンドで終わらせているらしいので、そのように書けるのならWEB版の最後ももう少しどうにかならなかったのか……と思う。

1.5
1
亜夜

最近の「いいね!」

エブリスタSF

手乗りシャチ

かわいさの中に……

読ませていただきました。手乗りシャチ、小さくてキュートだなと思った反面、実は巨大化、凶暴化して人を襲うリスクがあるが、観光街の人々は全然気づいていないという話が末恐ろしいなとも思いました。文章の硬さも作品に合っていて素晴らしかったです。末恐ろしいけど楽しい読了感でした。

エブリスタファンタジー

星集めの絵

ケンタウルス、露をふらせ

 夜空、星空といえば、とにかく私は宮沢賢治の作品に描かれる黒か濃紺のイメージを持っているのだけれど、「星集めの絵」がそういう背景だと描写されていて妙に納得してしまった。  だが同じ心象映像を想起させるのに、宮沢賢治と夏木さんでは作品から受けるイメージが大きく違う。前者はいつまで経っても夜のままでひんやりとした世界であり、夏木さんの作品はラストで陽の光の眩しさ、温かさの中へと場面転換していくからだ。  たしかに「星集めの絵」では人の死、という究極的に暗いテーマは取り上げられていない。だが主人公が役立たずな魔法しか持っていないことや、その能力ゆえに両親を苦しめてしまったトラウマ、ステラが間もなく失明するであろうことなど、十分に暗くて重いテーマを内包している。  宮澤賢治の作品の多く、たとえば「銀河鉄道の夜」は確かにハッピーエンドではないものの、救済がないとは言い切れないだろう。「よだかの星」や「雁の童子」は同様に夜空を想起させる作品であり死が結末だが、そこが終わりではなく、死んだ後にこそ救済がある……と読み取ることもできる。  では何がそんなに違うのか? といえば、パートナーの存在ではないか、と私は思う。  どちらも孤独だった主人公とステラ、使い途のない魔力の持ち主と、生まれ持った素晴らしい魔法の力を間も無く使えなくなってしまう女性とが出会う。それは雇用主とアルバイトの関係から始まり、主人公の願いが「ステラの願いを叶えたい」という方向へ傾くことをきっかけに同じ一つの願いとなり、互いが互いを救済し合う関係になっていく。主人公は視力を共有させること、ステラは彼の能力にも使い途があると可能性を提示することで。  世の中には慈善を為すこと、恵み与えることが至高の徳で、それを幸せと感じる尊い心の持ち主もいるだろう。だが主人公たちの見つけた幸せは与えることよりも、相手に求めること、ではなかっただろうか。  お互いが相手に求めれば、お互いが相手に「求められている」ことになる。求められもせずに与えるよりも、求められて与えることの方がより幸せである、そう感じるのは私だけではないと思うのだ。  アルバート青年が、彼女の求めに懸命に応えようとしたように。  この作品は、場面ごとの明るさや天候が効果的に演出されている。未読の方はぜひ、読んでいただきたい。 はやくもよいち

小説家になろうファンタジー

少女マリーと父の形見の帆船

帆船がエロい(真顔) 主人公も可愛いですけどね。

大航海時代風の海洋ファンタジー作品のシリーズ一作目です。 肝心の内容ですが、田舎町で暮らす少女が父の行方不明によって跡を継ぐことになり帆船の船長として海に乗り出していく。 といった感じになっています。 作品ごとに完結しておりどこから読んでもいい本シリーズですが、あえてこのシリーズ一作目を読んでいただきたい理由はやはり主人公が初々しいことです。 やはり後の作品になるほど主人公が熟練の船長になってきてしまいますからね。 それもいいといえばいいんですけど、やはり海のことを何も知らない少女がとまどいながら船を指揮していくのが萌えますよね。 あと部下の船乗りたちも前船長の忘れ形見を慈しみながらも甘やかしすぎないバランスが良かったです。 キャラも立ってますし、なにげにこの人達も好きですね。 海や船が好きな人、冒険好きな人だけではなく、いろんな人に読んでいただきたいおすすめの作品です。