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うさぎは何を見て跳ねるのか

詩のような文体です。 淡々と物語が進んで行きました。 1万文字まで読みますとのお約束でしたが、最後まで読み切りまして、数回読み返しましたが、なかなか話しが掴めませんでした。 私の読解力が足りなかったのかもしれません。 ~あらすじ~ 主人公、佐倉歩  高校1年 ヒロイン 高月リツ花  主人公、佐倉歩は平均的な高校1年生。ヒロイン高月リツ花は美しさで異彩を放つ存在。リツ花のファンは多い。 佐倉歩は放課後、学校の裏手を歩いているとウサギ小屋のウサギを撫でる高月リツ花と出会い仲良くなるうちに佐倉歩は恋心を抱くようになる。 高嶺の花と言われたヒロイン高月リツ花だったが、家庭に恵まれず、ガールズバーでバニー姿で働いていた(風営法はだいじょうぶなのか?) 駆け落ちを考えるが、生活力がない事を痛感。 自分たちはウサギ小屋のウサギだと揶揄する。 学校のウサギが死んでしまい高月リツ花は学校を辞めるという。 2人はキスをして別れる。 数年後、交差点で高月リツ花を見かける。 高校時代の大人になり切れていない微妙な年代の足掻いても足掻き切れない、切ない恋物語。 期待感の残る最後は良かったと思います。 恐らく、作者さんの中ではいろいろと書きたい事があったのかもしれませんが、それを書き切れていない様子です。もっと一つのエピソードを練って主人公やヒロインが何を思って、どう行動したのかが伝わると良いと思います。時系列も前後させない方がわかり易いと思います。 何回も読み直して、話しが飛んでいないか。なぜこの場面が必要なのか。気持ちは伝わっているか。など、作品と向き合って育ててあげてください。

3.0
0
asato umi

揺れる想い

~あらすじ~  田上優里は、17歳の春。 友達の亀ちゃんの好きな人「田川」君と同じクラスになって隣の席になる。 最初は亀ちゃんの好きな人だから……と、恋愛のキューピットになるつもりで田川君と仲良くなった。でも、一緒に時間を過ごすうちに、段々と田川君の明るくて優しい人柄に惹かれ始めてしまう。 でも、優里には密かに付き合っていた彼氏がいた。何を考えているのか分からない彼に疲れていた優里は、段々と田川君の優しさと明るさに救いを求めるようになってしまう。そんな優里に、田川君が「悩みがあるなら聞くよ」と、声を掛けてきた。「田上は、なんでも一人で背負い込もうとするからな」優里の気持ちを掬い上げてくれる田川君。でも、田川君は亀ちゃんの想い人で……。 タイプの違う二人の間で揺れ動く優里。 彼女が選ぶのは…… ~感想~ 30ページまで読んだ感想になります。 主人公の一人称で物語が進む。 明るく元気な主人公に好感が持てる。主人公が嫌な子だと読者はついていけないので、ヒロインの田上優里のキャラクターは好感度が高く、応援したくなるキャラクター。 主人公の彼氏(一人目のヒーロー)である長塚は当初、主人公に対して冷たい印象を受けたが、思春期特有の男の子が持ち合わせる、彼女に対しての照れやどう接したら良いのかという戸惑いであったことが、本文を読み進めて行くうちに理解出来た。 もう一人のヒーロー役である隣りの席の田川君も好きな子にちょっかいをかける、男の子の不器用な面と優しい面が見えた。 設定したキャラクターが生き生きと描かれているのが良かったと思います。 物語の1/3の読了でしたが、エピソードからも主人公の切なさや喜びが伝わってくる内容でした。特に遊園地に遊びに行ったシーンはとても自然で、ふたりの緊張する様子が、友達に偶然出会う事によって、実況されて、読者にわかりやすい構成。長塚の普段そっけない面と優しい面も上手く描かれていました。 会話のつなぎの地の文を工夫されるともっと読みやすくなると思います。

3.5
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asato umi

旦那様は私を殺したいほど憎んでいる

思い込みですれ違う恋物語

虚言に踊らされた王太子の命により、苛烈な拷問の末に利き腕を切り落とされたヒーロー。近衛騎士としての道を絶たれた彼の元へ、拷問を実際に行った男の妹であるヒロインは詫びのうちの一つとして嫁ぐことになる。 自分はヒーローに憎まれていると思うヒロインと、実は……なヒーローとのすれ違いラブストーリー。 ヒロイン視点のこの話では、兄はとことんクソだな……という感想しかでてこないし、とりあえず皆きちんと話し合えよ! それぞれの話を聞けよ! というもどかしい想いに駆られる。 その辺りを乗り越えて、ヒーローとヒロインがちゃんと気持ちを通じ合わせられたのは良かったけど、最後ここでおわりかあ……という物足りなさもあった。 この作品だけ読んで終わると主に兄関連でもやもやが残ったままだけれど、兄とヒーローの関係や拷問の真実を、兄視点で描いてる続編にあたる作品があるので、この作品を読んだのなら是非ともそちらもセットで読んで欲しい。 というか、両方読まないともったいないと思う。 なぜ兄が、こんなクソとしか言いようがない行動をとり続けたのかの理由が分かるし、ああだから……とかそういうことだったのか……と納得できることが描かれているので。 星は、兄の物語【愚兄の嘆き】とセットでの点数。

3.0
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亜夜

最近の「いいね!」

小説家になろうファンタジー

【完結】 殴り聖女の彼女と、異世界転移の俺

「殴りプリ」というパワーワードと色々バグってる世界、好きすぎる

「殴りプリ」というパワーワードで爆笑しながら追いかけていた作品。 ホラ、ゲームやったことある人は分かるよね? 後方支援職なのになぜが前線で殴りながら回復しちゃう永久機関装置、そう、それが「殴りプリ」。 しかもバフがバグってて最強が留まる所を知らない! 「サーシャ、普通のプリーストは、ひとりで〇〇〇〇〇〇〇したりしないんだよ……」 さて、期待値MAXで第一話へ足を進めると……待っていたのは女神です。 凄く……タマネギです。 もうここから読者は皆、女神テットゥーコ様の虜になります! 罪な女です。毎話毎話、テットゥーコ様成分が欲しくてジャンキーのようになります。 私はなりました。危険な小説です。 そしてどんどん出てくる魅力的なキャラクター達。 もちろんバグってます。 そして「ラブコメ」ですが、ほぼ「コメディ」です。 でもちゃんと「ラブ」してます。 でももどかしいんだよぉおおおんんん!とここでも読者を悶えさせます。 突如差し込まれる「ラブ」成分と「飯テロ」!楽しめる要素満載! おや? こんな話をしていたら女神テットゥーコ様の部屋への扉は開かれたようです。 行ってらっしゃいませ。フフフ……。

エブリスタファンタジー

星集めの絵

ケンタウルス、露をふらせ

 夜空、星空といえば、とにかく私は宮沢賢治の作品に描かれる黒か濃紺のイメージを持っているのだけれど、「星集めの絵」がそういう背景だと描写されていて妙に納得してしまった。  だが同じ心象映像を想起させるのに、宮沢賢治と夏木さんでは作品から受けるイメージが大きく違う。前者はいつまで経っても夜のままでひんやりとした世界であり、夏木さんの作品はラストで陽の光の眩しさ、温かさの中へと場面転換していくからだ。  たしかに「星集めの絵」では人の死、という究極的に暗いテーマは取り上げられていない。だが主人公が役立たずな魔法しか持っていないことや、その能力ゆえに両親を苦しめてしまったトラウマ、ステラが間もなく失明するであろうことなど、十分に暗くて重いテーマを内包している。  宮澤賢治の作品の多く、たとえば「銀河鉄道の夜」は確かにハッピーエンドではないものの、救済がないとは言い切れないだろう。「よだかの星」や「雁の童子」は同様に夜空を想起させる作品であり死が結末だが、そこが終わりではなく、死んだ後にこそ救済がある……と読み取ることもできる。  では何がそんなに違うのか? といえば、パートナーの存在ではないか、と私は思う。  どちらも孤独だった主人公とステラ、使い途のない魔力の持ち主と、生まれ持った素晴らしい魔法の力を間も無く使えなくなってしまう女性とが出会う。それは雇用主とアルバイトの関係から始まり、主人公の願いが「ステラの願いを叶えたい」という方向へ傾くことをきっかけに同じ一つの願いとなり、互いが互いを救済し合う関係になっていく。主人公は視力を共有させること、ステラは彼の能力にも使い途があると可能性を提示することで。  世の中には慈善を為すこと、恵み与えることが至高の徳で、それを幸せと感じる尊い心の持ち主もいるだろう。だが主人公たちの見つけた幸せは与えることよりも、相手に求めること、ではなかっただろうか。  お互いが相手に求めれば、お互いが相手に「求められている」ことになる。求められもせずに与えるよりも、求められて与えることの方がより幸せである、そう感じるのは私だけではないと思うのだ。  アルバート青年が、彼女の求めに懸命に応えようとしたように。  この作品は、場面ごとの明るさや天候が効果的に演出されている。未読の方はぜひ、読んでいただきたい。 はやくもよいち

エブリスタヒューマンドラマ

シーラカンスと黄色い潜水艦

空白が幸せを醸す

 冒頭から、詩愛(しいら)はひとりでいる。  彼女の隣、もしくは向かいに座るはずの浅黄(あさぎ)は思い出の中にしかいない。待っている彼女の立場で言えば、そこに誰も立ち入れない大きな空白だけを残して逃走中なのだ。  出会った時のエピソードや、成功していく過程、彼の失踪など、ラジオの進行に沿う形で、詩愛の回想が差し挟まれる。その中で、浅黄は天才であるが故に、自分の思い通りではない環境の変化に対応することが出来ず、潜水艦を降りたことが語られる。  だがシーラカンスはひとり、耐えて待った。耐えられることが彼女の強さであり、待っていられることが彼女の愛の大きさを伝えてくれる。  この話をキリストが語った「放蕩息子」のたとえ話と重ねるのは、いささかうがち過ぎかもしれない。だが失踪(=放蕩)の末の悔い改めと、迎え入れる側の愛と赦しの大きさは、やはり多くの共通点があるように思う。  私は最初、浅黄は心が弱く、詩愛の脇に空白だけを置いて逃げ出した無責任な男と感じた。だが彼は、ただ弱いだけの人物ではなかったのだ。  もしかすると彼は、詩愛の抱く愛の大きさが見えなかっただけかもしれない。失踪中、彼自身も空白を連れ歩いて、やっと置いてきたものの尊さに気づいたということはありうる話だ。  遠く離れて時間を置いて、それでも彼女が待っていると知り、浅黄は心を決めて戻ってきたのではないか。ぽっかり空いた空白を彼自身と、彼の持つ愛情で埋めるために。  イエロー・サブマリンは再び走り出す。その行く手には祝福が待っているだろう。空白に注ぎ込んでいた愛情を、これからはお互い相手に向けることが出来るのだから。