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優人

笑いあり、怒りあり、語りつくせない魅力の詰まった物語。

5.0

優人

【物語は】 異形と呼ばれる怪物が出るようになった世の中が舞台。ある日、主人公は手違いにより、魔法使いのようなカッコをした女性に、女にされてしまう。被害を被ったのはこちらなのに、何故か不満を漏らしているのは相手である。 理不尽な状況でも、冷静に状況を把握しようとする彼。喋ることは出来るが、喋ること以外出来ないという事態に。つまり、身体が乗っ取られている⁈ 突然、日常から非日常へと引っ張り込まれることになった、主人公の運命とはいかに? 【登場人物の魅力】 段々と明かされていく、主人公の過去。主人公は自身の境遇により、荒れていた時期もあったが、常識的な考えを持つ人物の印象。祖母の教えを胸に抱き、寛容になろうとする場面も見受けられる。 主人公が、とても人間らしい。ここが物語の最大の魅力ではないだろうか。常識的=いい人とは限らない。世に出回っている多くの物語は、人類の為にあっさり戦うことを受け入れてしまう。しかし、それは子供向けの物語であると感じている。あくまでも良いこと悪いことを教えるために、極端にしているのではないかと思えるのだ。大人になれば分別もつくので、人間の感情に対するリアリティを求めるもの。その感情は複雑に違いない。 例えば、子供の頃は守られる側であったが、守るものが多くなればなるほど、リスクを考えたりするだろう。この作品では、そのリスクに対する対価についても描かれている場面があり、協力する理由の一つとして納得できる。 この物語では、主人公の心情がしっかり描かれているので、笑ってしまう部分、一緒になって腹が立つ部分など、感情移入しやすいことも、特徴の一つ。 ウィッチドライブをすることになった相手とのやり取りもとても面白い。相性は最高なのに、仲が悪いのである。しかし、言いたいこと言える相手なので信頼関係や絆は結ばれているように感じた。信頼関係があるからと言って、仲がいいとは限らない。これは現実にもあること。二人の関係が今後どうなっていくのか楽しみである。 【世界観・舞台・物語の魅力】 舞台は、異形と呼ばれる怪物の居る世界である。なので、それを倒すような人々も存在するようだ。 ウィッチドライブのシステム自体がとても面白い。原理は簡単に理解することが出来るのに、いろいろと興味深いことが起きてしまうのが面白い。何故、主人公が男から女になってしまうのか。何故胸のサイズが変わってしまうのか。その辺りの理由についても面白く、単に女性になって戦うのではなく、その為に起きる面倒なことについても描かれている。 本来ならウィッチドライブというシステムを使い、戦うはずではなかった主人公。手違いにより、戦うことになってしまった。この契約は簡単には、なかったことに出来ないため、ある程度の期間は主人公が変わりを果たさなければならない。必要なものは経費で落ちるのだが、それはどうやら国民の税金から支払われるらしい。 その為、必要なものではあるが、”これを税金で⁈”という状況が起き、そこにも笑いが起きる。主人公の複雑心境が笑いを誘うのだ。 この物語は、魔法少女に対する期待のようなものも満たされていると思う。男性が好きそうな際どい展開にて。もちろん、匂わせであるが。 単に笑いだけではなく、敵となる人物たちにも拘りを感じた。悪は一概に悪とは言えないかも知れない。関係ない人まで巻き込んではしまうが、発端がありそこに同情を禁じ得ないこともある。そして、そういう人の心に入り込む人間こそが、本当の悪なのではないかと考えさせられるのだ。 【物語のみどころ】 この物語の主人公は、ある理由から喧嘩などに対しては、腕に覚えのある人物。だからと言って、国民の為に戦う義理はない。それを行うのはそういう職に就いているものの仕事であると考える人間が主人公だ。 この考えには、多くの人が共感できるのではないだろうか。物語だから、フィクションだからこそ、正義の為に戦う者に憧れることはある。それは死なない前提だからではないのだろうか。 多くの物語の正義の味方は特殊な力を持っている。毎回入院シーンのある、ヒーローものは皆無とは言わないが、なかなか見たことがないのではないだろうか。しかし、自分の立場だったなら。いくら力があっても、やはり怪我は免れないし、死ぬかも知れない。そうなったら、何も考えずに協力などしないと思う。しかも、同意もなくいきなり体の性別が変わり、勝手に身体が戦い始めるなど、発狂しそうだ。 この物語には、大人になってからヒーローものや魔法少女ものを見た時の疑問などについても、ナチュラルに解決されている。とても人間らしいところが魅力の物語なのだ。 そして、何故異形が産まれるのか。そこにもちゃんと拘りと理由があるように感じる。正義とは一体なんであろうかと考えさせられるのだ。どんな人間にも心があり、悪が一方的に悪とは限らない。同情もしてしまう物語である。 あなたもお手に取られてみませんか? 笑いあり、怒りあり、ハラハラドキドキしてしまう物語です。果たして、主人公たちは真の敵を倒すことが出来るのだろうか? 是非、その目で確かめてみてくださいね。お奨めです。

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カクヨム ファンタジー 10万文字以上

ウィッチドライブ ~女の子と事故って魔法少女になり身体の相性が良いから働かされてるんだけど俺はこれを許すべきか? 契約したからもう遅いわよ〜

 時は20XY年。異形、と呼ばれる空想世界の産物だった筈の怪物が現れるようになった現代日本。  俺、高崎ユウ(♂)はそんな世の中で、完璧な手違いで魔法少女になってしまった。しかも巨乳の。谷間があるんですよ奥さん。  しかし身体は俺の言うことを聞かず、異世界から来た魔女、エルザとやらが操ってて、全く動かせる気がしない! でもそれは二人の身体の相性が良いから!? しかも一度契約しちまったら、しばらくは解除できない!?  更には、いきなり触手の化け物に襲われてアーッな展開にッ!?  人にここまでしておいて謝ってもこないコイツを、俺は許してやるべきなんだろうか……?  二人で一人のTS魔法少女物現代ファンタジー、ここに開幕!

六戸行部

クリアタイムは何秒ですか?

六戸行部

ツール・アシステッド・スーパープレイ 略してTASとはツールを用いて細かいセーブ&ロードを繰り返し、理論上では可能な操作や奇跡的な確率で起こる事象を利用したプレイをすることです。 タイトルの通りそのタスさんがインストールされた少女がチャート(攻略の為の道筋)に沿って淡々と進んでいくという感じのストーリーですね。 こう書くとつまらなそうに聞こえるかもしれませんが、プレイヤーに振り回される周囲の人達の反応がしっかり書き込まれて飽きが来ないようになっています。 さらに最初TASってなんぞや? 状態だった私でもわかるくらい簡潔な説明にネタをまじえながら楽しく学んでいけたということもオススメポイントです。 ぜひ読んでみてください。

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1

タスさんが戦乱期ヨーロッパ風異世界の少女にインストールされたようです。

 ある人物が過労死した。しかしその人にはやりたいことがあった。それは〝TAS動画〟の作製だ。  よほど未練だったのか、その人物は自分は動画を作製したかったゲームの主人公にTASという概念(守護霊)としてインストールされる。  戦乱期ヨーロッパ風異世界という舞台を、〝チャート〟によって未来を知り、〝乱数調整〟によって運命すらねじ曲げるTASさんをインストールした少女が駆け抜ける。

5.0

ちゃか

彼もまた継承の一翼なれば

5.0

ちゃか

寒村で育った主人公アッシュには、前世のものと思しき記憶がある。 しかし記憶にある世界に比べると、八歳児でも労働力として換算される今世の環境はあまりにも辛く……彼は生きるのに絶望しかけていた。 そんな彼は村長夫人の開いた朗読会で、本の世界、受け継がれてきた「叡智」に希望を見いだして。 文字も読めなかった所から勉強を始め、失われつつあった技術を再生させて、文明を復興していく物語です。 夢に向かって突き進んでいくアッシュ君の暴走特急ぶりが清々しいし、周囲の人々を巻き込んで章が進むごとに出来ることが増えていくのも楽しいです。

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フシノカミ

【お知らせ】  小説6巻の続刊が決定いたしました。  現在、小説5巻並びにコミカライズ1巻が発売中です。  WEB連載中のコミカライズは、コミックガルドにて連載中。 2019/12/31 Web版完結。 2021/2/4 特別展『断章』開催。 前世らしき記憶を持つ少年アッシュは、決意した。記憶にある便利な生活を、今世に取り戻そう。 辺境のド田舎、何の地位も財産もない農民の倅に、そんなことが果たしてできるか。 少年は笑った。まず、無理だろう。だが、笑った。 どうせこれ以上ないほど絶望的な今世だ。精一杯夢を見て、全力で追いかけて、思い切り前のめりにくたばってやろうではないか。 これは、文字を覚えるところから始めた少年が、田舎の寒村を仰天させ、辺境の領都を発展させ、王国を震撼させ、世界を変革する記録。 後世に伝説として語られる、文明復旧の物語である。

六戸行部

暗黒の世界を旅してみませんか

六戸行部

地球を半ば覆う構造物。 通称『天井』によって太陽の光がほとんど届かなくなった世界で細々と暮らす人類が描かれたポストアポカリプス作品です。 少年と少女は老技師が遺した車に乗り込み赤道にリング状に架かる天井を目指して旅をすることになります。 なんといっても独特の雰囲気がある作品で1日数分しか日が登らない地域でたくましく生きていく人々の姿や文化が素晴らしいと感じました。 この世界ならではのギミックもたくさん出てきて、それもまた雰囲気を補強してすごくよかったですね。 はたして2人は軌道エレベーターまでたどり着き天井に行くことができるのか? 2人の冒険をぜひ見届けていただきたいです。

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小説家になろう SF 10万文字以上

忘却の天井

 遥か昔、地上には人が溢れていた。  増えすぎた人口を養うには、地上は狭すぎた。暮らす土地は狭くなり、食料の割り当ても減っていった。  この問題を解決するために人類の出した答えは、宇宙への移民だった。人類は第二の大地として、地上を取り囲む巨大な“天井”を建造した。天井の居住面積は地上の数千倍に及び、人類は続々と天井へ移住し、土地問題は一挙に解決した。そして、地上に住む人々は徐々に減っていった。  やがて、人類のほとんどは天井へと移り住み、地上と天井の往き来は徐々に減り、途絶え、天井は地上を忘れていった。  それから、数千年の時が過ぎた・・・  ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ※TwitterおよびTogetterに投稿していた、「忘却の天井」  https://togetter.com/t/%E5%BF%98%E5%8D%B4%E3%81%AE%E5%A4%A9%E4%BA%95  の再筆です。  Twitterでは途中まででしたが、なろうでは完結しました!

5.0

石嶋ユウ

温かくて切ない‘夜明け’

5.0

石嶋ユウ

 終末を迎えた世界、一匹のロボット犬は老女と出逢い、彼女の願いを叶えようとする……。物語を彩る要素の一つ一つが、切なくて、素晴らしくて。犬と老女が迎える儚いが温かい‘夜明け’を描いた一作でした。読めてよかったです。

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3

小説家になろう SF 2万文字以下

犬と老女と映画館

長い宇宙探索の果てに帰還した宇宙船は、地上で大破した。無事だったのは、犬の体に移植された「男」だけだった。 犬は廃墟で出会った老婆の願いを叶えてあげようとする。 それは最後の道行きだった。 ディストピア/SF ※ ステキブンゲイ、他サイトでも公開中です。

5.0

優人

主人公の一人ミーケの記憶に隠されたものとは? 少しづつ明かされていく謎と、真実。そして旅立ちの物語。

5.0

優人

【物語は】 遠い昔に水が失われてしまった世界で、記憶を失ってしまったと思われるミーケという少年の境遇から始まる。彼が覚えているのは、水の豊かな地域に暮らしていただろうという記憶のみ。 それも、何処なのか定かではない。確かなのは、この世界において水が貴重であること。そしてこの物語には、水が深く関わっていること。 主人公たちはある日、自分たちの家に宇宙船がやって来ることを知る。その出会いが全ての始まりだったのだ。 【世界観・舞台・物語】 天然の水のない世界。地球が失われた後の世界のようである。 主人公は20年前に倒れていたところをリーザに助けられ、以来二人で暮らしていた。歴の感覚が地球とは違う為、初めは一部難しいと感じる部分もあるが、重要なのは彼らの目的であり、丁寧に説明がなされている為、段々に慣れていく。 ザラという人物から見えてくる”世界樹”について。 世界樹がどんなものなのか? この物語を理解するのに、一番重要な部分だと思われる。 ”世界樹という”言葉のイメージにより、少し世界観を理解するのが難しいかも知れないが、あらすじにイメージを確定する一文がある。 ”それはいくつもの星系国家の集まりであり、絡まり合う無数の枝のような知識ネットワークを共有している大コミュニティ”(引用) 作中には”世界樹"にも国家があり、経済というものもあり、時には、ある研究を行いたくても、財力の問題でそれを行えない科学者もいる”(引用)とある。つまりこの大コミュニティの名(総称)を”世界樹”というのだ。 主人公たちは”天然水”を巡り、その研究の為に運命的に引き寄せられたのではないだろうか。そしてその研究こそが、ミーケの失われた記憶に関係しているのではないだろうか? その部分に関しては、物語を読み進めると段々と分かって来る。 何故水が失われたのか。この物語には謎な部分があり、それが研究という形で明かされていく。事実や想定などを聞いているうちに、ゾッとすることなどもあり、いつの間にか主人公たちと共に話を聞いている気持ちになる。世界観が、研究報告に(レポート)より分かるというのは、とても面白いスタイルだと感じる。 【登場人物の魅力】 この物語は、両視点で進んでいくようだ。冒頭ではまだ分からないが、群像劇なのかもしれない。 恋愛に興味のなさそうなミーケと、複雑な心境のリーザ。この物語の中では、種族(出身)により考え方が違うようだ。 大事な話といわれたことを発端として、考え方の違いなどが語られていく。独特の世界観を持った物語だと感じる。 この物語は1-8までは、世界観や研究ミーケの記憶、リーザの想いなどについて描かれていく。ミーケの素性についての予想が立つまでは、リーザの複雑な心境についても語られておりハラハラしてしまう。この物語の世界観の中で面白いところは”世界樹”の人間というのは”恋愛感情”については疎いという所。つまり科学者であり、恋愛というものに感情が向かないという事だ。これは、恋愛以外に夢中になれるものがある人には、想像しやすい部分なのではないだろうか。”二人の関係がどうなっていくのか?”というところも、見どころの一つだと思う。 【物語に見どころ】 人によっては、序盤が少し難しいと感じるかもしれないが、読み進めるにつれて面白さを感じるタイプの物語である。 ”水”が重要なキーワード。世界観については、読み進めているうちに”なるほど”と理解することが出来る。 まずこの物語は、何らかの理由で水が失われ、地球(ジオ)も存在しない未来の話である。そして記憶のないミーケという、主人公の一人は二十年前、リーザという女性に倒れていたところを助けられる。 そこから一緒に生活しているうちに、互いがかけがえのない親友になるが、リーザの方は心に変化が表れ始めていた。 そんな時に、ある一人の研究者がやって来るのだ。このことを期に水についてのある説を知ることになる。 そして記憶のないミーケの”記憶”についてや、彼自身のことについて分かることが出てくる。つまり、物語はターニングポイントの日から始まっていくのである。 果たして、ミーケの記憶に隠されたこととは? ≪虚無を歩くもの≫とは? 少しづつ明かされていく謎と、真実。そして旅立ちの物語。 あなたもお手に取られてみませんか? この先彼らに一体、何が待ち受けているのだろうか? ぜひ、その目で確かめてみてくださいね。お奨めです。

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小説家になろう SF 10万文字以上

神々のガラクタ船 ーWater alchemist and the Worldtree’s landsー

「かつて、この宇宙には水が溢れていて、生命体のはじまりも水の中にこそ……」  数えきれないほどの星の集団が化石となり、空間の大半を岩石が埋め尽くした、遥か未来の宇宙。  銀河系の集合構造、フィラメントの1つである”世界樹”。それはいくつもの星系国家の集まりであり、絡まり合う無数の枝のような知識ネットワークを共有している大コミュニティ。 偉大な科学者たちが築いた、宇宙で最大の叡知の領域。  その”世界樹”の、とある田舎惑星で生きていたミーケは、思い出を失った少年。思い出から逃げてきた少女リーザと、今はふたりぼっち。短いけど長い時間を、一緒に生きてきた。  一方、小国家《アズテア》の姫であり地質学者のザラは、不世出の学者であった母が残した、この宇宙から失われたものに関する不吉な予言を研究していた。  その研究が、ミーケたちが旅立つきっかけ、そして直接的な全ての始まり。  伝説の大学者だったらしい変な占い師。古い時代のガラクタ船。失われた物質の研究記録。隔絶されたいくつもの領域。最初の知的生命体。空間を越える神々。水の錬金術師の記憶。  そして、≪虚無を歩くもの≫。  多くの出会い、多くの謎、そして恐ろしき敵。  それは全て、このユニバース(唯一の宇宙)の物語。 ※「ノベルアッププラス」にも投稿してます

5.0

相浦アキラ

異世界転生のパイオニアでありながらも、今見てもきっと新鮮な作品

5.0

相浦アキラ

基本的な読感としては普通の転生物……なんですが、良くも悪くもさっぱりした作品が多いなろう作品の中でも、この作品はかなりこってり味です。 ストーリー展開もテンプレと見せかけて予想外の事態が頻出するので引き付けられます。 このテンプレの崩し方が本当に上手くて、読んでいて全く飽きません。 描写もしっかり刻み付けてくれるので、心に残る場面がいくつもあります。 何より好きなのは主人公ルーデウスの精神性が成長しつつも、一貫して「変態」であり続るという点です。 ルーデウスの家族や恋人を想う心の強さ。それでもやっぱり「変態」であるという奇妙な痛快さはこの作品ならではの楽しさだと思います。

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無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうやら異世界に転生したらしい。  彼は誓う、今度こそ本気だして後悔しない人生を送ると。 【2015年4月3日23:00 完結しました】  完結後の番外編はこちらで連載中です。  無職転生 - 蛇足編 - http://ncode.syosetu.com/n4251cr/

5.0

眞城白歌

僕らは何に為れるのか。何を成せるのか。怪異の謎を解く現代風・妖怪奇譚。

5.0

眞城白歌

 ありふれた高校生活を送っていた幼馴染三人――離宮涙人、延生凱斗、志場神羽花――が、ふいに現れた異形に襲われ、『妖魅』と呼ばれる妖怪の世界へと引き込まれていく、現代ファンタジー。  園芸を愛する涙人、野球に情熱を燃やす凱斗、病弱で疲れやすい羽花。性格も好みも違うけれど仲の良い三人は、神戸ルミナリエの初日に阪急神戸線・花隈駅にて、非常に奇妙でおぞましい姿の怪物に襲われます。  少年二人は羽花を守ろうとするも、得体の知れぬ相手に戦うすべもなく大怪我を負わされてしまい、そこに現れた年配の男性に助けられるのですが。その後、三人は、人生を左右する決断を迫られることになるのでした。  物語は三人それぞれの視点を交代しながら、妖魅と関わることによって生じた少年少女の内面変化を、丁寧に書きだしてゆきます。  写実的で世相を反映しつつ描かれる現代社会の裏側に、現代に生きる妖魅たちの世界が息づいている。そんな日常と隣り合わせの怪異が現実に侵食してゆく様は緊張感がありますが、登場キャラたちはやわらかく個性的で、女性キャラは可愛らしいです。  冒頭に現れた異形が、どんなふうに物語と関わってくるのか、少年少女はどんな決断をくだすのか、興味は尽きません。ぜひご一読ください。

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カクヨム ファンタジー 10万文字以上

妖魅夜暁

◆第六回カクヨムWEB小説コンテスト◆  現代ファンタジー部門  週間ランキング最高29位 高校一年の冬、幼なじみである離宮涙人、延生凱斗、志場神羽花の三人は阪急花隈駅で突如として“妖魅”に襲われる。 豚の鼻とネズミの胴体、コウモリの羽根、蚊の口吻を合わせ持ち、人間男性の陰茎をぶら下げた怪異に強襲されるも、そこに現れた年配の男性、針谷時雄に助けられる。 だが直後に謎の高熱に冒され、このままなら三日以内に死に至ると告げられる。 そして急な余命宣告に困惑する三人にひとつの提案がなされる。 ――死なないための唯一の方法は、君たちも“妖魅”になることだ。 現代妖怪アクション怪奇譚、ここに再臨。

最近の「参考になった!」

『探偵部』の個性的なキャラが織り成すミステリーなキャラ文芸

「探偵部」なる怪しげな物がある高校を舞台に展開される連作短編ミステリー。 ステッキを持って不敵に笑う天才女ホームズと女ワトソンを始め、癖の強いキャラが登場します。トリックや謎解きもきちんとしているのもオススメポイント。地の文は癖がちょっとあるかもしれません。 連作短編をお探しの方、表紙も可愛いので是非一度クリックをば!

探偵、綺田冴子の推理奇談

彼は混沌とした世界に差す、光となるのだろうか?

1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと) あらすじの感じから、人というよりはこの世界自体が主役なのではないかと感じた。 何故人を鞘としたのか? とても奇抜な設定ではあるが、そうしなければ成り立たない何かがあるのだと思う。 女性を鞘とした必然性こそが、この物語の重要な部分でありオリジナリティを形成しているのではないかと感じた。 世界自体が主役と感じたのは、この理由によるものである。 2 物語は(どのように始まっていくのか?) ある旅人が別の旅人と出逢う所から始まっていく。主人公は旅芸人の方だろうか? 彼らは旅芸人の誘ういを受け、近くの村まで同行することとなった。そこでこの世界について語られており、剣士は特別な意味を持つことが明かされていく。旅人たちが村につくとそこは活気がなかった。果たしてその理由とは? 3 世界観について 旅芸人:ファン、エル 旅人:フミ 女性の身体が鞘となり剣へ変化するには、儀式が必要。最初の村では、強い剣を得るためのプロセスが明かされていき、旅人それぞれの境遇なども明かされていく。いわば、世界観や舞台説明のプロローグのようなもの(物語や世界観を理解したり、掴むためのもの)だと言っても過言ではないと感じた。 この剣については、誰も彼もが持てるわけではなく剣士と呼ばれる者が所持しており、それは自分の妻ではなく他人の”妻”を奪って剣(鞘とする)に変える。何故妻なのか? これにはある理由があり、それは作中で明かされている。 4 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。 ・主人公に焦点が合っている ・伏線をきちんと回収している ・意外性がある ・悪がはびこっているようではあるが、ちゃんと爽快感がある ・設定がしっかりしている ・時代劇の好きな人が好きそうな構成である ・登場人物は多いが、名前のついている人物が少ないため、混乱しない 5 お奨めしたい部分 一章のみの話しの流れでの説明とはなるが、”絶望と希望を繰り返すことにより最大限の爽快感を読者に与えることができる作品”だと感じた。一章では話の流れや世界観、主人公の目的などが明かされているのだと思う。主人公は認めてはいないが、それ(ネタバレになるので詳しく書けないが)が旅の目的なのだと感じた。なので、方向性の分かりやすい作品でもある。 主人公の最終目的はなんだろうか? 行きつく先とは? 混沌としたこの世界に彼は光となるのだろうか? 見どころ満載の作品だと感じる。 6 物語のその先を想像して 主人公の目的が分かったので、この先は悪を成敗し世の中を変えていく物語なのではないかと想像する。 そして最終的には、この国 (世界)自体を変えていくのではないだろうか? あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お奨めです。

女神の白刃

最近の「共感した!」

それはホラーか、それとも純文学か。強い引きと謎によって彩られた夜(ヨル)の記憶。

 神域である山や森で、また街や里からなんの前触れも無く人が失踪してしまう事件「神隠し」が多発するなか、主人公優の身に不思議な出来事が巻き起こる── *  この作品は、ジャンルがホラーになってこそいますが、様々なジャンルの融合体ではないかな、と感じました。  確かに根幹の部分はホラーなのかもしれません。ですがそれでいてミステリーでもあり、またヒューマンドラマでもあり、はたまた、純文学的でもある。  そんな本作の魅力を端的に表現すると、謎や仕掛けの多さであり、エピソードごとの引きの強さでしょうか。  度々挟まれてくる惨劇や、不可思議なイベントの数々に、「どうして彼女はこんな行動をしたのだろう?」「この先、どうなってしまうのだろう?」と気になり、自然とページを捲る手が止まらなくなる、そんな魔力に満ちた作品です。  三人称で綴られる物語なのですが、そこを上手く利用して、主人公である優の人格が、時々「ヨル」と入れ替わるところも本作の見どころ。  いまの発言ははたしてどっちのものなのか? 巧みな表現に翻弄され、思わず首を捻ってしまうことでしょう。  主人公──優と意識を共有している「ヨル」とは何者なのか?  感動の結末を、是非、見届けてください。 *  ──優が心の中でそっと囁いたとき、紋白蝶は飛び立っていった。壮麗なる青空に向かって。

長い夜

すっきりとした潮風

 潮風は纏わり付くようなじとっとした雰囲気がある。それがなんなのか、まぁ「一塩」なのかもしれない。  二人の内へ想像力が書き立てられるのは、現物が引き立てているのかなぁ(ご飯とかコーヒーとか本当に美味しそうに書かれていた)これぞ木を隠すにはなんちゃらだよなと思わされる筆力でした。  塩の匂いとすっきりしたコーヒー。寝起きに読んだのですが(個人的でどうでもいい話でしたね)朝読、気付けばレビューを書こう!というくらい頭が冴えました。寄せては返す漣のような作品。

Untitled:名前の無い地図

彼は混沌とした世界に差す、光となるのだろうか?

1 読む前の印象や予想など(表紙やあらすじなどから想像したこと) あらすじの感じから、人というよりはこの世界自体が主役なのではないかと感じた。 何故人を鞘としたのか? とても奇抜な設定ではあるが、そうしなければ成り立たない何かがあるのだと思う。 女性を鞘とした必然性こそが、この物語の重要な部分でありオリジナリティを形成しているのではないかと感じた。 世界自体が主役と感じたのは、この理由によるものである。 2 物語は(どのように始まっていくのか?) ある旅人が別の旅人と出逢う所から始まっていく。主人公は旅芸人の方だろうか? 彼らは旅芸人の誘ういを受け、近くの村まで同行することとなった。そこでこの世界について語られており、剣士は特別な意味を持つことが明かされていく。旅人たちが村につくとそこは活気がなかった。果たしてその理由とは? 3 世界観について 旅芸人:ファン、エル 旅人:フミ 女性の身体が鞘となり剣へ変化するには、儀式が必要。最初の村では、強い剣を得るためのプロセスが明かされていき、旅人それぞれの境遇なども明かされていく。いわば、世界観や舞台説明のプロローグのようなもの(物語や世界観を理解したり、掴むためのもの)だと言っても過言ではないと感じた。 この剣については、誰も彼もが持てるわけではなく剣士と呼ばれる者が所持しており、それは自分の妻ではなく他人の”妻”を奪って剣(鞘とする)に変える。何故妻なのか? これにはある理由があり、それは作中で明かされている。 4 良かったところ。印象に残ったところ。好きなセリフなど。 ・主人公に焦点が合っている ・伏線をきちんと回収している ・意外性がある ・悪がはびこっているようではあるが、ちゃんと爽快感がある ・設定がしっかりしている ・時代劇の好きな人が好きそうな構成である ・登場人物は多いが、名前のついている人物が少ないため、混乱しない 5 お奨めしたい部分 一章のみの話しの流れでの説明とはなるが、”絶望と希望を繰り返すことにより最大限の爽快感を読者に与えることができる作品”だと感じた。一章では話の流れや世界観、主人公の目的などが明かされているのだと思う。主人公は認めてはいないが、それ(ネタバレになるので詳しく書けないが)が旅の目的なのだと感じた。なので、方向性の分かりやすい作品でもある。 主人公の最終目的はなんだろうか? 行きつく先とは? 混沌としたこの世界に彼は光となるのだろうか? 見どころ満載の作品だと感じる。 6 物語のその先を想像して 主人公の目的が分かったので、この先は悪を成敗し世の中を変えていく物語なのではないかと想像する。 そして最終的には、この国 (世界)自体を変えていくのではないだろうか? あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お奨めです。

女神の白刃