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クリスマスツリーは知っている

作品紹介 クリスマスに独りぼっちだっていいじゃない…… 様々なぼっちシチュエーションの日本らしいクリスマス風景を描きます。 ●マニュアル ークリスマスツリーの飾り方ー  クリスマスツリーを飾るのが面倒なみなさん! とっておきの方法を公開します! まだ間に合う! これであなたも、楽々とツリーを飾れるようになるかも!?(一切保証はしません) ●クリスマスツリーは知っている  1.枯れ葉は、音もたてず大人しく運命に従って落ちていくだけ? 枯れ葉の気持ちになってみました。  2.そしてクリスマスツリーは、どんな気持ちで落ちていく枯れ葉を見つめていたのでしょう? それぞれの話は独立しているので、お好きな話をお楽しみください。~作者作品紹介より~ ●マニュアル ークリスマスツリーの飾り方ー こちらは、クリスマスツリーを飾るのをためらっている人に語りかけているお話、2人称の文体は珍しいので楽しく拝見させて頂きました。 私もクリスマスツリーを飾るのが面倒な人種で、てっきり私に語りかけられているのかと思ってしまいました(笑) 落語ちっくな語りかけが楽しいですね。最後にオチもついていました。 ●クリスマスツリーは知っている  前編 あるじに捨てられた最後のひとり こどもの頃に読んだオーヘンリの最後の一葉を思い出しました。 もしかして、最後に残っていた葉は、こんな気持ちだったのではないだろうか。と思いを馳せてしまうような物語 ●クリスマスツリーは知っている 後編 数千万年ぶりの転生 地球の時の流れの中で、数多もの輪廻転生が繰り返されている。 その中のひとつの物語。 壮大な時間をかけて生まれ変わったモミの木。その姿は……。

4.5
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asato umi

マジック・ラプソディー

これから語られるのは、永い時を経て紡がれる、恋と波乱の物語―――― 魔法と科学が入り混じる歴史を歩んだ世界。 魔法を扱う者たちは『魔導士』と呼ばれ、その魔導士を目指す者たちは日本にある世界唯一の魔導士育成校・聖天学園で己の技を磨くため、日々切磋琢磨していた。 そんな学園にある一人の少女が入学する。 少女の名前は豊崎日向。彼女は、ある特殊な魔法が使えてしまうようになった魔導士であった――。~作者作品紹介より~ 物語の冒頭、緊迫のシーンから始まる。 それは、余計な効果音の無いショートムービーを見ているようで、滑らかな文章が読みやすく物語に引き込んでいく力がありました。 魔法学園へ向かうシーンでは、新たな出会いが甘酸っぱい雰囲気で描かれ、物語のこの先への期待感を持たせていいます。 ファンタジー作品を読むのが苦手な私ですが、本文中に出て来る世界観の情報がわかり易くまとめられ、無理なく読み進めることができました。 学園モノという特性から登場人物も多いが、それぞれ個性があり、魅力的です。どこか心に傷が有りそうな雰囲気を漂わせる悠護、魔法の能力を知ったばかりで使いこなせていないが明るく前向きな日向。そして、ふたりの周りを取り囲むクラスメートや主人公の兄も好感が持てます。 最近、読んだファンタジー作品の中では一番面白い作品だと思います。

4.5
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asato umi

最近の「いいね!」

小説家になろう恋愛書籍化コミカライズ連載:67話

ガリ勉地味萌え令嬢は、俺様王子などお呼びでない

人は見た目じゃない

第一部は俺様王子編。 傲慢俺様なイケメン王子が『良い』と思えるのは、ヒロインが王子のことを好きになることが前提かつ、ヒロインとのふれあいで傲慢で俺様なだけではない王子の奥底にある良さ等が見えてくるからであって。 ヒロインに好きな人がいて王子のことはこれっぽっちも好きではない場合、権力と自身の魔法の力に物を言わせて人の話を聞こうともせず迫ってくるような俺様っプリは、『キュン』とするどころか『ただただ壮絶に面倒くさい』としか思えないんだな……と乙女ゲーマーとして目から鱗が落ちる思いがした。この手のタイプは乙女ゲではわりとメイン攻略対象として存在するので……前提と視点が違うとここまで意味合いが変わってくるのか……と。 王子の言動と彼自身が迷惑でしかないヒロインと、王子に憧れているヒロインの友人との会話での分かりやすい見え方の違いにめちゃめちゃ納得した。 第二部は俺様王子の弟の腹黒王子編。 第一部は学園内でことが収まっていたけれど、第二部はガッツリ王家が絡んできてヤバさが一段とアップ。 人の話を聞かない第一王子の次は、やはり人の話を聞かない第二王子に王妃と、この国の行く末が非常に不安になる。 が、番外編で第三王子が登場し、なんとかなるのではないかと一息つける。 物語全体を通して会話のテンポがよいので読み進めやすく、最初から最後まで一気に楽しく読めた。 いつも全力で好きを押し出すシャリーナと、困惑しながらも段々惹かれていくリオルの二人が可愛い、物凄く可愛い。 見た目は地味なガリ勉少年で、しかも魔法が使えないという欠点があるけれど、シャリーナの為に己が頭脳と持てる力を全力で使って戦うリオルは本当にカッコイイ。

小説家になろう冒険・バトル書籍化連載:66話完結

12ハロンのチクショー道【書籍化】

馬として、人としてどう生きるべきか。生き様を語る競走馬生に括目せよ!

うだつのあがらない男が競走馬としての人生を送る話です。 特徴的なのはすでに馬生二回目から始まるところです。前の馬生もあって物語に奥行きがあり、とても面白いです。 主人公は表面的には軽いノリですが、実際には勝負に対してとても熱くてイ負けたくないと身を削るほど情熱を燃やします。スポ根ものに通じる面白さで、胸熱くなるお話です。 馬の個性、競馬を愛する人、競馬にかかわるすべての人の熱さが詰まっていてとても面白いです。 二回目にもかかわらず一筋縄ではいかない主人公の馬を何とか乗りこなそうとする人々とのやりとりも楽しいですし、色んな人の思惑や思いがのっているのがよくわかって、わくわくして競馬をよく知らない人間も競馬場に行ってみたくなる要素が沢山あります。 本編は綺麗に完結したうえで、閑話もあり続いていて長く楽しめます。 元々競馬が好きな人も楽しめる小説だと思います。書籍化するのですが、表紙もとてもいいです。

小説家になろう恋愛連載:50話完結

【完結】聖女の私が悪役令嬢で婚約破棄などありえないので復讐して差し上げます!

最後は蛇足

・大まかな展開がすぐに予想できてしまい、1話ごとの文字数が少ないこともあって、読みごたえがなく物語をつまらなく感じさせる要因となってしまっている。 ・最後の「彼女」のシーンは必要だったのか。せっかく50話もかけて主人公が「彼女」の代わりに幸せを掴んだというのに、その「彼女」に画面の外から「自分が本物の聖女だ」と主張させることに何の意味があるのかわからない。せめてそこから「彼女」がこちらの世界で幸せを掴むならまだ分かるが、物語はそこで終わってしまったのである。序盤に「彼女」の不幸を嘆いていた主人公の思いはどこへ行ってしまったのか。このシーンさえなければ月並みにハッピーエンドで終われたのに、ただただ残念に思う。