ユーザー登録・ログイン

新規登録

ログイン

作品

レビュー

登録/ログイン

その他

オノログについてFAQ利用規約プライバシーポリシー問い合わせユーザー管理者Twitter
レビューを投稿
書籍化
コミカライズ原作
ジャンル別
サイト別
サイト関連
運営している人

@オノログ

検索条件

サイト:エブリスタ

Page2

条件をリセット
詳細条件で探す

【改稿前ver.】キミの声だ、ってわかるんだ

挫折はけして、絶望じゃない

 ずっとやりたかったことを否定され~ふとチャンスがめぐってきて~(承)ハッピーエンド  ここまでの作りは、きちっと押さえてあって、でも、「これは、ありきたりな話じゃないな」と感じると思う。そこが恐らく作者スパイス、味かなと。  (承)起承転結の承なのですが、流れよく↑にあがっていくのですが、へ?と、流れよく↓にも下がる、このターンはとても緩やかで、序盤に出てきた挫折とも違う。  「大人になってからの挫折と、子供の頃から尾を引く挫折って違うよなぁ」と染々しました…。  そこにエイトビートをぶち込んで「やるぞ!」まで行くと強くなれる気がするし、そんなときにまわりに誰かがいたら「やるぞ!」の叩き方が変わってくる。  しかし、穏やかな風のような音。これを聞き取って欲しい。沢山の意味がある。多分それは「表現」という感覚でない、体温で感じるもの、ごく自然な、当たり前な、馴染みあるものに。  誰がどう読むか、それは別に感想としては言わないでおこうと思う、言葉にすれば陳腐だし伝えられない。風の音、空気の振動、緩やかに、時にシンバルだって優しい音を出すものです。好きに生きていたい、伝わってくるような。そんな青春、それは音波信号のようなもの。 良作ありがとう。

5.0
0
詩木燕二

メッセージ性のある物語

~あらすじ~ 水泳の県大会を前に、大山龍樹(中3)は、無自覚だが感染が確認され欠場を余儀なくされる。 すべてを賭けていた大会に出場が叶わなかった龍樹は、やる気を失くし勉強にも身が入らない。家に病気を持ち込んだ母親のせいでは無いと頭ではわかっているのに感情では処理しきれずにいた。 落ち込む龍樹に水泳部の友人である繁が声をかける。前向きにやって行こうというが、龍樹には響かない。 ライバル校の活躍記事を目にした龍樹は、努力が報われない思いをするために水泳をやっていたのかと、やるせなさを募らせる。 そのタイミングで繁から夏の思い出を作ろうと連絡が入る。 起承転結が明確な作品で分かり易い。 主人公・大山龍樹の理不尽な挫折から物語がはじまり、今まで打ち込んできた水泳の大会に出れず何もできないまま中学生活が終わろうとしている、やるせなさが伝わってきた。 今、このご時世で、主人公と同じ思いをした人は少なからずいるはずだ。 作中、高岡の言葉にある通り「努力が報われないことも、理不尽なことも世の中にはあるかもしれない」 しかし、それを乗り越え、続けることによって、見えて来るものがあるのではないだろうか。と訴えかけるお話でした。

4.5
0
asato umi

呼吸する貝骸

呼吸をどう読むか

 タイトル、正直これだけで語り尽くしている気がする。  作者さん配慮で所謂“地雷”と呼ばれるだろうものが概要欄にありますが、まぁ、私の主観では概要にはそれだけの意味しかないだろうと思いますので、8,000字、読了14分とサイトさんに書いてありますから、身構えすぎることもなくさらっと読んでもぐっと読んでも良いのではないかなと思います。 【読み専視点感想】  “ふわっとしているという情景のわかりやすさ”が世界観に繋がっている気がします。切なさ、海、等といった交じり合い。これが喧嘩をすることもなく1本、として出来上がっている。 深読み派さんもさらっと読み派さんも恐らく満足するだろう文量だと思います。(深読み派さんは何回か読むとしても、丁度自分にストンと落とせるのかなと思います)  “余韻”是非嫌わないでください。読んだ方各々で多分、完結してくれるだろうな、という作者の委ね方、客観的にみても完結はお持ち帰り、出来るんじゃないかなぁと個人的に思います。恐らくそれが読者と作者の個性です。  恐らく、こってこてにジャンルに縛られ「これ、BLか…」と引き返したらそれは勿体ないかなと思います。却って、このレビューを読みこってこてに「BLじゃないんかいっ!」と去ってしまう方へも、勿体ないと思いますし、というふわっと世界観。  交じり合い、しかし何故喧嘩にならないのでしょうかねという伏線を感想で勝手に撒いておいてからの、 【書き手視点感想】  表現力が幅広い。ふわ~っとしたものをしっかり書く文体、これ結構大変なんですよね…。てゆうかやはりタイトルが良くて。 「プロットォォオ!こてこてぇぇえ!起承転結ぅうう!」  という固定観念で多分、作ってないんじゃないかな、というのは私の邪推ですが。でも、だからといって纏まりがないわけではなく、AもBも表現法の一定化と言葉遣いがあるので、本当に「フィルムケースだなぁ」と思う。  8,000字でこの纏め方、感服…脱帽…。  私の感想文章力がこてんぱんにされている…こんなにカッコつけて書いてますが本当は一言「すげぇ…」しか出てこないんですよねー、ただ個人的分析を勝手に書いているだけで、現在2022/8/20の6:25現在…。不貞腐れそうなくらいの作者さんパワー…。私も拾いたいな、そういうの…。  以上、長々してしまいましたが、感想でした。是非読んでください!

5.0
1
詩木燕二

よろず屋ななつ星~復讐代行承ります~①  藤ノ宮女子高校死亡案件

あなたもニュースなどを観て、理不尽に感じことはありませんか?

【物語は】  序章により、このよろず屋ななつ星がどんな業務をしているのか、簡単な例を挙げて説明されている。  一章から、タイトルにある”藤ノ宮女子高校死亡案件”について語られていくようである。 【事件について】  こういう教師は非人道的だなと思うが、毎日のニュースを見ていると実際こういう人間がいるから驚きである。  この物語は、事件を解くものではなく理不尽に裁かれない事件について、彼らが制裁を下すという方向性の物語。    事件を起こした教師は、女子生徒が喘息持ちであり体育の見学の許可を貰っているにも関わらず、強引に激しい運動をさせ死なせた。  この時、現場にいた校長も共犯であり、事件を隠蔽しようと動いた。  これが簡単な事件のあらましである。 【現代社会に起こりうる事件】  教師に良いイメージがないのは、自分の学生時代にもそういう勘違いした教師はいたし、ニュースなどでもよく見かけるからだと思う。  倫理道徳観念の低い人間が何故教師になれるのか? それも謎で仕方がない。防げる死亡事故は多いと思う。学生は学校という場所で、本来学んだり成長していくものだが、教える側がこれではまともな人間が育たないのも頷けるというものだ。 【理不尽さの上に何を築くのか?】  作者がどんな意図や想いでこの作品を手掛けたのかは分からないが。現代社会に疑問を投げかけたり、読む人に考えさせたりする作品であることは確かである。  学校で日々怒っているいじめ。これは社会問題であり、少子化に拍車をかけているようにも思えるのに、何故ちゃんと法の下に裁かれないのか?  これは自分も怒りを感じていることである。  この物語では、事件が大人の権力によってうやむやになるのではなく、よろず屋ななつ星によって裁かれていくのだと思う。 【物語の見どころ】  生徒が死亡する事件が起き、それをその学校の校長があくどいやり方でもみ消そうとした。もちろん、関係者や担任教諭、保護者が納得するわけはない。  やりたい放題の校長と事件の加害者である体育教師。  そこに目を付けたよろず屋ななつ星が制裁を下そうと事件について詳しく調べ始める。  ここで思うのは”悪いと思っていない”人間は実名でSNSをやりたがると言う件。不思議なことに良くあることだ。あまり賢くないから事件を起こすのだろうと思う。頭の良い人は先まで考えるので、事件は起こさないだろう。  事件の調査に乗り出したよろず屋、ななつ星。  実は意外なところで、意外な人物が繋がっていた。  果たして彼ら(彼女たちかな?)はどのように校長たちに制裁を下すのだろうか? この物語の結末はいかに。  あなたもお手に取られてみませんか? お奨めです。 *備考47ページまで拝読(1P300~500文字作品)

5.0
0
crazy's7

最近の「いいね!」

小説家になろうファンタジー連載:53話

バズれアリス

ファンタジー×現代×配信で希望を見出すお話!

ネタ全振りのタイトルから想像のできない王道と熱さと恋のお話。あと13万文字とかなり見やすい。 なんやかんや王国から無実の罪で不毛の地へ旅へ出された勇者的な聖女が、不思議な鏡を見つけたら現代(コロナ下)の料理屋に繋がって……? さらに想われるほど強くなる能力は現代の配信稼業とぴったりで……? 鏡を挟んだ現代×ファンタジー異世界交流に、きっと希望が見つかるはず。 あとタイトルから想像つくことはだいたい回収してくれます。

小説家になろう恋愛連載:119話完結

美醜あべこべ世界で異形の王子と結婚したい!

男性のみ美醜逆転の異世界に美少女イケメンハンター出陣します!

前世で喪女だった後悔からイケメンにガツガツの肉食系女子となった美少女主人公。前世含めて一目ぼれした異形と言われるほどの美少年(前世観)にアプローチをしてさっさと婚約者候補に収まり、誰も寄せ付けないいちゃらぶカップルになります。 外面もよく美少年に目がないですが、自分主観で醜いからと嫌うことはありません。恋愛対象ではなくてもちゃんと人として接する、人として優しい女の子だからこそ素直にその恋路を応援することができます。美少年と付き合うためにしていた善人の外面がよすぎてまわりからは誤解されてもいますが、そこも美醜逆転独特の笑いポイントとして楽しめます。 義理の弟を可愛がったり、不遇なイケメンも多数出てきて、乙女げー系小説っぽい世界観な感じですのでさくさく読めて最後まで一気に楽しめます。 ヒーローにも秘密がありちゃんと後々秘密を打ち明け合って、主人公が面食いなのも全部わかってもらって思いあうラブラブ小説です。 最後までぶっとんだ美醜観によるドタバタギャグが楽しいですし、完結済みなので一気に最後まで楽しめます。 世界観も楽しくもたくさんのキャラクターもそれぞれ個性がありいい人が多く、美醜逆転好きだけではなく乙女ゲー系の愛され主人公恋愛物が好きな人にもおすすめです。

小説家になろうヒューマンドラマ連載:88話完結

目的は生き延びること

展開は重めだが、『物語』として面白くて一気に読み終えた。 最終的にヒロインに想いを寄せる相手が、半分血のつながりのある義弟と、そうとは意図しないままヒロインを追い込んで、心と体に傷を負わせる原因を作った婚約者の王子の2人なのが、ああーーー……という気持ちに。 恋愛ものではないので、二人とヒロインがどうなるかは描写されないまま終わるが、個人的には義弟派。