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北海道ダンジョンウォーカーズ

ジャンプの原作だから読んでみろって感じなんだわかるだろ! 伝われ!

https://novelup.plus/story/469232389  自分ちの本棚にまだ読んでないブリーチやナルトやワンピースがあったら読むでしょ?  ジャンプ+に今だけ3巻無料! とかあったら読むじゃん。  ほら、今ノベ+で全巻無料なんだよ、超読むでしょ!?  今回レビュー書くに至って、もう一度最初の方読み直そうと思ったんだ。  それは、クリスマスだったよ。  その頃の自分は、このお話を読んで、なかなか進まないなって思ってた。  はい注目! 【主人公は余すところなく語る】  ほんとうにすみずみまで、完全に見たこと考えたこと思い直したところ、全て語ります! 親切設計ですね!  こんなに語り尽くす奴、某アララギくん以外で初めて見たよ。  だから、この話の面白さに気が付くの、すごく時間がかかった。  なぜならば自分もサイトに来たばかりで、自作の世話もしていたし、他の作品も読んでたし、すべて1Pずつしか読んでいる余裕がなかったから。  しかもね、この作品、決して1話の文字数が少なくないから。  でもね、読みやすいんだよ。それに気付いてからは、一度に数ページずつ読むことにしたんだけど(読めちゃうんだよ!)、それでもまだ気付いてなかった。  この話の面白さはダンジョンに入ってから。それも、バトルになってからだよ。真骨頂だよね。  ダンジョンに入るまで8話。最初のモンスターを倒すまで9話。大事件が勃発するまで23話。こっからはもうやみつきですよダンナ☆  いや、ちゃんと理由があるんだよ。  ただ長いって言ってるわけじゃないんだ。  大事なことだよ、これは。  はい注目! 【北海道のためにある物語】  本編のあらゆる隙を突いて、北海道の素晴らしい食や物産観光や方言なんかが、凄い勢いで食い込んでくるのさ。  もう、北海道庁は予算を作って、良さげな漫画家さんに描いてもらい、アニメ化するべきだよね!  それも某八十亀ちゃんみたいに5分アニメじゃなくて、バッチリ4クールくらいね! 頼むよ!  レーティングもバッチリ、ノーストレスノートラウマの安心設計だよ!  どこが好きだって語り出したら、ネタバレになっちゃうし、これから読んでくれるなら予備知識無しで読んでもらいたいし、きっといつまでも語っててヤバイので、かいつまんでみると、つまりこう! 【登場人物が全員濃すぎて素晴らしい!】 【バトルに理由があって一様でなく、いくつもの美しすぎるシーンが脳裏に焼き付く!】 【ダンジョンという舞台どころかあらゆるモノに確固たる設定が、謎がある!】 【この舞台は子ども達のもの!】  主要人物だからって、始めからドカドカ出てきたりしないんだよ。  だって、自分の推し、桃井くん(美少年て言うと語弊がゲフンゲフン)だって、出てくるのずっと後だもの!  さっき初めて登場人物紹介見たら(だってネタバレになるじゃん!)、桃井くん4番目!  それぞれに生きてて、必然のタイミングで主人公に絡んでくる。  これだけ多くの登場人物に個性を持たせてなおかつ複層的に関わらせ決着につなげる、力量ハンパないでしょう!  それからバトルって言って、パーティ組んで技名叫んで倒すの負けるの、もうそんなんじゃないんだよ!  ゲームじゃないんだから、そういうの忘れてもらっていいかな。  美しいシーンがあるんだよ。  それはもう、絵師だったら描いてるよ。ぜんぶ、あのシーンもこのシーンも、脳内にはあるから!  とりあえずゼリー食べるシーンは、食戟のソーマ描いてらっしゃった佐伯俊先生で展開されました。  設定厨の自分としては垂涎の謎があちこちにちりばめられていて、それを考察するのも楽しみの一つ。  それら謎は、主人公に開示されることでひとつひとつ明らかになるけど、開示されないことの方が断然多くって、そのあたりが痺れる訳です。  ダンジョン外の大人の思惑が渦を巻いても、ここは子ども達のもの! と言い切る痛快さが、また素敵!  治外法権、自分たちの砦。  モンスターが蠢くダンジョンは、それを倒して浄化して空っぽにすることが善ではないのです。  熱く語りましたが、まだやっと半分しか読んでないメロウ+。  ふがいないぞ、メロウ+!  どうしたんだ、何故もっと早く読まない! 少なくとも最新話まで読んでからレビュー書くやろう、ほんま。  や~、そう思ってたん。  でも、もったいなかったん。  決して今現在(2021/02/26)で398話、文字数にして156万字もあるからじゃないんや。  だって、これからワールドトリガー読む人に向ける目は、「そうか~、これからかあ……(ニヨニヨ」でしょ?  「今、HUNTER×HUNTER読み始めてる」って人に言うことは、「急がなくていいから楽しめ」以外ある?  話それた。  つまり、もったいないので、急いでは読まないことにした。  あ、でも大丈夫。作者、時々一気3話更新とかする鬼だから!  それから、この作者様はコメントすると、たくさんおしゃべりしてくれる、やっぱり親切なお方です。  忙しい方だと思うのに、ファンにお優しい(涙。  そういう訳で、「北海道ダンジョンウォーカーズ」、超オススメです☆ 【注意】誤字多めです!

5.0
3
メロウ+

さよなら私のドッペルゲンガー

珠玉の逸品をどうぞ

話題になっていたので拝読。  !!!絶対に作品を読み終わってからこのレビューを読んでいただきたいです!!!  とにかくギャグセンスが素晴らしい!  私も書き手ですが、嫉妬に狂うを超えて、こんなに素晴らしい掛け合いを読ませて頂いたことに感謝しかありません。  「幽霊」×「馬鹿」×「馬鹿」が織りなす三重奏は、物語が進んでいくにつれて様々な伏線もキラキラと輝きを増し、壮大なオーケストラへと変貌します。  私の個人的な「ああ! こういうキャラを待っていた!」は、佐々木先生です。  まさに、ハリウッド映画に出てくる重要な名脇役! 深い理由を聞かずとも何かを察してピンチの主人公をサラリと助ける! カッコイイ!!  待ってましたよこの展開!!!!! です。  クライマックスで墨染が自転車で駆ける描写、突然の大雨、この描写も良かった! 上手く情景で心情を表現されています。  墨染の漕ぐ自転車のスピードとともに読み手も「早く!早く!」と読むスピードが速くなっていきます。  そして「ちくしょー! 土砂降りやめろ! 今すぐやめ! 邪魔すんなぁああああ!!!」と思いながら読んでいたら……。  敵大雨からの祝福の拍手。 ニクイ。 お見事です。  最後の「勘違い」は私も「あ、そうだった!」と騙され(?)ました。 作品の勢いと叙述トリック的な何かによって気づけなかった!  悔しい! ビクンビクン!!!  ハリウッド化マダー? キョロ━(゚∀゚≡゚∀゚)━キョロ?

5.0
2
つーちゃん「まおホス!」@小説家になろうノベプラたいあっぷ

漢検準一級は異世界で無双の夢を見るか?

可能性を感じる新鋭の異世界ファンタジー

 この物語の最もユニークな所は、やはり題してある通り、主人公の異能が「漢字」を媒体にする点だろう。  漢字の字義に従って魔法が発動する。  漢字は熟語として使用すれば効果を拡張できるが、反面魔力消費は激しくなる。  至極シンプルで分かり易いルール。しかし、無限の拡張性を秘める興味深い能力である。  この能力設定からは、作者様の自信のようなものを感じる。  漢字を使用する能力というのは、汎用性・拡張性が高すぎて、ともすれば無秩序な万能へと変わりかねない危険性を秘めている。  しかし、物語の中のパワーバランスは絶妙に保たれ、主人公は能力を御しつつも、未だ多くの可能性を残している。  このバランス感覚の精妙さには唸らされた。  異世界に転移してきた主人公の大和健吾。そして出会った銀髪の少女ミコ。  彼らは出会い、そして共に歩み出した。  コミカルな掛け合いの中にも、確かな文章力を感じる作品である。  物語は現在一章を終え、二章の序盤に差し掛かった塩梅――主人公達が出会った村から旅立ち、冒険が始まったばかりの頃合いだ。  貴方も、始まったばかりのケンゴとミコの冒険を追いかけてみてはいかがだろうか。  この物語は、きっと素晴らしい大作になる。

4.0
0
竹尾練治

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小説家になろうファンタジー短編完結

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