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ワイルド・ソルジャー

今まで孤独に戦ってきた最強の二人が、タッグを組んだら最高の相棒に!

【簡単なあらすじ】 ジャンル:SF 無法者が溢れかえっている世紀末を舞台に、かつては裕福な貴族の家庭でそだった主人公が、傭兵として活躍していた。両親を失い孤独に傭兵生活を送っていたある日、雇い主が無法者に殺されてしまう。その無法者の仲間になるか、それとも殺されてしまうか二択を迫られていた時に出逢ったのが、ある最強の軍人であった。彼に軍人にスカウトされた主人公。彼と一緒に戦ううちに、二人の間には信頼関係と絆が産まれていくのだった。 【物語の始まりは】 主人公のマティアスが軍に勧誘される経緯から始まっていく。彼は無法地帯を中心に活動しており、有名な傭兵のようである。雇い主を殺され、無法者の仲間になるしかないと諦めかけた時、軍の者に助けられた。軍に勧誘され、孤独に戦うよりも強い者についた方が得策と考えた彼は、勧誘を受けることにしたのであった。 【舞台や世界観、方向性(箇条書き)】 199X年が舞台。世界各地で戦争が行われ、間もなく終戦を迎えようとしていた。世界は荒廃し、辺りは無法者で溢れかえっているようだ。 世紀末の荒廃したアメリカを舞台にしたバトルファンタジーである。 (あらすじより) 全体的に、激しい戦闘シーンの多い物語である。 ショッキングなシーンも多いので、そういった場面の苦手な方は注意が必要。 【主人公と登場人物について】 〈マティアス〉 かつては裕福な家庭で育ったが、戦争に巻き込まれて両親と弟を失い、その後傭兵となって生きてきたようである。かなり有名な印象。 マティアスはどちらかと言うと、真面目な性格のようである。 〈ハンニバル〉 彼を軍に誘った人物、ハンニバル。人間離れした肉体を持つが彼曰く、普通の人間ではないらしい。そして隠密行動が得意という割には、全く隠密に行動する気のない豪快な人物である。(それも作戦のうちだったようだが) 二人は信頼関係を築き、良い相棒になっていく。 【物語について】 無法者から拝借した大型のバイクで軍事基地を目指した二人であったが、20分程度でガス欠になってしまう。丁度、10メートルほど先に大きな屋敷を見つけ、一晩泊めて貰えないか頼みに行くことに。 意外なほどあっさりと受け入れられた二人は、主人公の名前を聞いた家主に歓迎される。彼はどうやら、貴族だった頃の主人公の一家のことを知っているようだ。快く一晩泊めて貰った二人だったが、翌朝事件が発生する。 昨日、この貴族の幸せを心から願ったばかりだと言うのに、その息子が誘拐されてしまったのである。主人公はハンニバルやこの貴族と出逢ったことで、少しづつ人としての感情を取り戻していくように感じる。何とか強敵の秘密兵器から彼を救い出した二人だったが、無傷というわけにはいかなかったようだ。一日眠り続けていたものの、主人公は無事生還。いよいよ軍事基地へ向かうことに。果たしてこれから、どのような仲間や生活が待ち受けているのだろうか? 【良い点(箇条書き)】 ・会話のところどころに効いているスパイスが最高である。思わず笑ってしまう。一番好きなセリフ「ハンニバル、お前が敵じゃなくて良かったとつくづく思うよ。」この下りがとても好き。思わず吹きました。 ・戦闘シーンはショッキングな場面も多いが、彼らがお掃除する相手はかなり狂気、もしくは猟奇的な人物が多く(ヤバい人たちが多い)、彼らにしか倒せないということが伝わって来る。 ・豪快さもとても良い部分だと思う。(コメディかと思うくらい、ぶっ飛んでいる!) ・ハンニバルとマティアスのコンビネーションがとても良い。信頼関係で結ばれているのが伝わって来る。二人のやり取りも面白い。 ・バトルシーンはある意味狂気に満ちているが、二人の会話や貴族たちとの会話からは人情や温かさを感じる。 【備考(補足)】11話まで拝読。 【見どころ】 主人公のマティアスが真面目な性格のため、最初のシーンはかなりシリアスに感じたが、ハンニバルと行動するようになると、激しい戦闘シーンにの中にも、笑いの要素がプラスされていく。アメリカンコメディやジョークが好きな人には共感できる笑い要素だと思われる。会話にスパイスが効いているのだ。この部分に関しては、人によって感じ方が違うと思われる。真面目に感じる人もいれば、面白いなと感じる人もいるだろう。 個人的には、操作の分からない乗り物に対しての、なんとかなるんじゃない? という内容の軽い返答や、いくら攻撃されても平気とは言え、爆弾などを避けないというのは面白すぎる部分である。 ワイルドであり、ド派手な戦闘シーンと二人のコンビネーションに、魅力満載の物語だと感じた。主人公と、相棒になるハンニバルはぞれぞれ事情があって孤独な人生を歩んできた。ハンニバルは強すぎる為、今までなかなか自分と相棒となり、命を預けられるような人間がいなかったのだと思う。(彼同様に強い人間はいないと思われるが)。そんな二人が出逢い、過酷な戦場で無法者たちを蹴散らしていくのだ。ただ暴れまわるだけではなく、人の温かみなども感じられる物語が好きな方には、是非お勧めしたい。 彼らはこの先どんな強敵に挑んでいくのだろうか? あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お勧めです。

5.0
0
crazy'[email protected]レビュー師with優人

悪魔の証明

読後のカタルシスが素晴らしい

 まず本作は、スカイブリッジライナーという近未来の列車で起きたテロ事件から始まります。ハードボイルドな内容なのか? と思いきや、超常現象や超能力で人々を惹きつけようとする宗教団体、そして彼らに懐疑的な視線を向ける研究所の戦い。複数の人物の視点を絡めて物語は進んでいきます。  冒頭の事件を起こした国際テロ組織ARK。これはその背後に広がる、壮大な仕組みと思惑の一端に過ぎません。各々のストーリーが関連を持ちながら一つの世界の中で展開されていき、読み進めるうちに細かな編み目が繋がるようにこの物語の全容が見えてきます。  悪魔の証明とは【証明することが不可能か、非常に困難なことを証明する】という意味ですが、この副題は非常に秀逸。読み終えた後に充分な余韻を与えてくれる一言になるでしょう。  そして最後にもうひとつ。多くの人物の視点から成り立っているこの作品ですが、明確な主人公が一人います(少なくとも私はそう感じた)。読んでいる最中は全く意識しなかったのですが、読後はその人物に対して、とても感慨深いものがありました。物語終着のカタルシスは保証付き。ぜひこれから読む皆さんもそれらを感じてみてください。

5.0
0
新屋敷マイコ

得体の知れない小説たち

好奇心から巻き起こる、人間の言動はどんな末路を辿るのだろうか?!

★どんなことをテーマにした作品なのか? テーマに関してはよくわからないが、好奇心から巻き起こる人間の末路が描かれているように感じた。 【小説から生まれたミサキ】 1 どんな物語なのか? 主人公がある賞に落ち、吞んで帰ると裸の女性が部屋にいた。彼女は「あなたの小説から生まれてきました」と言った。これは現実なのだろうか?! 摩訶不思議な物語。果たしてどんな結末になるのだろうか? 2 好きな所や印象に残ったところなど。 ・死んだ魚のような眼差し 嬉しそうじゃなさそうな所が面白いと感じた。 ・思い通りにしているようで、想い通りにされているところ。 ・いい目を見ているようには感じるが、結果的には良い目は見ていないところ。 ・結末が凄い。 3 物語の先を想像して。 これはどう考えても、先は見えない! 【ガイビル】 1 どんな物語なのか? 連日の大雨で家に引きこもっていた主人公が気晴らしに外へ出るという場面から始まっていく。主人公がある小川までたどり着くと住民たちが片付けに追われていたのだが、とある家に張り紙を見つけたのだ。そこには”ガイビルに注意”と書かれていたのである。ガイビルとは一体……? 2 好きな所や印象に残ったところなど。 ・注意されたにも関わらず、レールの上を歩くようにガイビルに取りつかれてしまうのが面白い。本人にしてみれば笑い事ではないのだろうが、何故わざわざ危険に近づいたんだ! とツッコミたくなる。 3 物語の先を想像して。 主人公の思惑通り、次の犠牲者が産まれるに違いない。 【金属製】 1 どんな物語なのか? 主人公が行きつけのバイクショップに行ってみると、たまたま有名バイク雑誌の編集長も来ていた。店主と三人でバイク談義に花を咲かせていたが、編集長が興味深い話を聞かせてくれたのである。興味を持った主人公は実際にその場所を訪問したのだが……? 2 好きな所や印象に残ったところなど。 ・今の自分と言われ、渡されたものに関して凄く深く考えてしまう。色や形状が関係あるのだろうか? なんだかホラーだ。 3 物語の先を想像して。 主人公が手にしたものは、必要なモノではなく今の自分の象徴なのだろうか? 彼がそれに対し、どうするのか想像がつかないなと思った。 【戻る必要のない場所。】 1 どんな物語なのか? 主人公はある山に、行ってはならない神社があることを友人から聞く。そこがどんな場所か詳しく聞いた主人公は好奇心を刺激され行くことにしたのである。 2 好きな所や印象に残ったところなど。 ・無謀過ぎて面白い。何故ダメと言われているのに、行こうとするのか? それだけでも笑ってしまう。欲望のまま目的地に向かった彼が欲望のままに生きているところが何とも言えない気持ちになる。 3 物語の先を想像して。 このまま朽ち果てるのだろうか? 【気付かぬ自分の闇。】 1 どんな物語なのか? 主人公はある日、各地にある民話や伝承を収集しそれをアーカイブ化する団体の日本人スタッフとして活動している友人を訪ねる。彼は民話や伝承を翻訳してネットに公開する作業をしていた。主人公はふと、公開できないものもあるのではないかと、好奇心が湧き友人に訪ねるのであった。 2 好きな所や印象に残ったところなど。 ・この公開することのできない内容について、明確にはされていない。しかしそれが主人公のその後の出来事と繋がっている。人は闇にのまれやすい生き物なのだなと改めて感じた。 3 物語の先を想像して。 彼は闇にのまれた代償を支払うこととなるのだろう。いつでも闇はすぐそばにあるのだなと感じた。 *頭から5話ほど拝読 ★全体の見どころ 人間とは何なんなのか? ということについて考えさせられる。文明がいくら進もうとも、自分自身を制御するのは自分でしかない。行き過ぎた好奇心は身を滅ぼすし、人の助言や注意にはちゃんと耳を傾けるべきだと自分自身を見なおす機会を与えてくれる作品だと感じた。 あなたもお手に取られてみてはいかがでしょうか? お奨めです。

5.0
0
crazy'[email protected]レビュー師with優人

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にいづましょうぎ──将棋盤の中心で愛を叫ぶ──

ラブラブ&何でもありの将棋小説

将棋にはまって冷たくなった夫に少しでも近づく為、新妻が健気に将棋を勉強するという月9のドラマでありそうなお話……と思ったら、繰り出されるラノベチックな設定や展開の数々。 勢いのままにエキセントリックなキャラクターがかき乱して来たり、少年漫画のような熱さがあったり、ホロリと来る展開があったり……と思ったらやっぱりラブラブしたりと、感情をとにかく揺さぶられます。 まるで戦型や局面によって様々に味わいを変える将棋の対局のように、様々な面白さが詰め込まれながらも互いに引き立て合っている素晴らしい作品です。 文体も読みやすく、対局の展開も雰囲気で楽しめるように考えられているので、将棋に詳しくない方にもおすすめです。

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4章からが本番の胃痛ラブコメ。

「世界を一つの物語とするなら、俺はその主役として生きたい」 「世界を一つの物語とするなら、私はその脇役として生きたい」 《主役理論》を掲げる主人公・我喜屋未那と、その正反対の《脇役哲学》を掲げる少女・友利叶。 主役理論。それは運に頼らず、楽しい青春を謳歌するために積極的に行動する。 脇役哲学。他人に振り回されない生活を送るために、余計なことをしない。 どちらも理想の青春を送るために導き出した行動方針だが、二人の結論は正反対だった。 そして生き生きとした日常の先に迎えることになる。 「少しずつ変化していく日常は、  いつか望んだ奇跡だったから、  そのせいで、失ってしまったものの大切さに、  最後まで、気づくことができなかった。」 作者で察する方もいると思いますが、読んでいてどんどん胃が痛くなってくる作品です。 もし感想をTwitterで呟きながら読んで頂けると、既読者が喜びます。

わたしの知らない、先輩の100コのこと

日常ラブコメの傑作

 この作品は、百日分のエピソードからなるオムニバス形式に近い学園ラブコメである。カクヨムコンでも一位か二位を取っていたように記憶しているが、そのことからも品質は保証されている。  著者の兎谷あおい先生はこういった恋愛ショートストーリーを得意とする作家であり、Twitterの140字小説でも毎日良い小説を書かれている。そんな兎谷先生の作風と設定が噛み合った結果、飽きの来ない日常ものラブコメとなったのだろう。(日常の問題点が飽きの早さであり、それを感じさせないという点で最上級の賛辞のつもりである)  文体は大変柔らかく、文章から漂う空気が穏やかで読みやすい。セリフも違和感がない。強いて言うならやや女性向けの文体・言葉選びになるかもしれない。(内容は恐らく男性向けである)  合う合わないはあるだろうが傑作と呼んで間違いはないので、まず最初の数話だけでも読んでみてほしい。

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