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竜世界クロニクル - 約束の竜と世界を救う五つの鍵 -

ファンタジー好きは絶対に読むべき!

第一章読了時点でのレビューです。 RPGを思わせる緻密な世界観や設定と、かっこいい召喚魔法、謎めいたレジェンドサーガ(伝承)など、大人も子供も憧れた世界がここにはあります。 この物語の世界観の素晴らしさは皆さんレビューで書かれていますので、本レビューでは魅力的な登場人物について記載させていただこうかなと思います。 まず主人公セス。彼の運命に立ち向かう熱い心とヒロインに恋する少年らしさは、まさに王道の主人公! 可憐だが芯の強いヒロインのアルテーシアや、皆のまとめ役である大人の男性デューク(素敵!)、やんちゃなムードメーカーのシャルなど個性豊かなメンバーが揃っております。 物語の途中で、天空人のレーチェルや上級竜族のクォームなど別の目的を持った味方もパーティーに加わりますが、それぞれ使える武器や魔法が違うのでバトルシーンが大変に面白いです。 一見登場人物が多いように思えますが、皆個性的でキャラクターがしっかりと立っており、また途中途中でキャラクターが(物語の邪魔をすることなく)人間関係や目的をまとめて話してくれるように作者が誘導してくれるので混乱することはありません。 また、魔王軍にも5人の魔将軍がいますが、こちらもそれぞれかっこいい! 敵側のキャラクターではありますが、ただの敵と侮るなかれ。 彼らにもしっかりと目的や人格があり、大変魅力的に描かれています。 第一章終了時点では、パーティーが分断し、別行動になります。 注目は魔王軍に残されてしまったヒロインアルテーシアの動向! 魔王とも繋がりのある彼女がどうなっていくのか、続きも期待しかありません。 世界観や設定が相当細かく練ってありますので、ファンタジー好きな方はぜひともご一読いただきたい名作です!

5.0
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結月 花

凄惨たる魔王の黙示録〜目覚めると勇者になっていた魔王は、斯くして世界を救う。

今までに読んだことがない異世界ファンタジー

魔王テネブリスと勇者ルクルースの 一騎討ちから始まる物語。彼らが迎えた運命は──? 最初からクライマックスかと思われる激しい戦い。死闘の末に目覚めた魔王、テネブリスは、自身の意識が勇者ルクルースの体に入っていることに気付く。なんと、勇者と魔王は中身が入れ替わっていたのだ!! 体が入れ替わる物語である場合、通常は体の持ち主のフリをして行動したり、体が入れ替わっていることを仲間に伝える展開が多いと思いますが、魔王テネブリス様は勇者の体でありながら「私は魔王だ 」と自分を偽ることがありません。 前半は、突然「私は魔王だ」と言い出した勇者を「チュウニビョウ」にかかったのかと勘違いする勇者一行とのコミカルなやり取りが続き、ダークな世界観の中でもクスッと笑える面白さがあります。 後半に行くにつれて物語は重厚さを増していき、展開もシリアスになっていきます。 ネタバレになるので伏せますが、自身の魔力の取り戻し方を知った彼は、やがてひとつの目的を定めます。 前半は少しコメディ寄り、でも中盤辺りから爆発的に面白くなっていきますので、ぜひ最後まで読んでほしい一作です。 また、注目すべきは、主人公である魔王テネブリスのかっこよさ。勇者と中身が入れ替わろうが、自分は魔王だ!と、勇者一行に迎合することなく我が道をいきます。 お互いの勘違いにより、時たま笑えるやり取りがある中でも、魔王としての彼の恐ろしさ、かっこよさが全く損なわれない所に、作者の力量を感じます。 勇者と魔王。昔からある対立関係のイメージを逆手にとった、全く新しい異世界ファンタジー。 伏線回収も見事で読んで絶対に損はしない物語です。ぜひ、この雄々しく魅力的でかっこいい魔王様が生きている世界にどっぷり浸ってください。

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結月 花

クロスリフレインⅠ~瑞光に導かれし赫灼~

珠玉の王道ファンタジーを楽しみたい方に

まだ序盤ですが、思わずレビューを書かせる力がある作品です。 まず圧倒されるのは、美しい風景描写と激しい戦闘描写のギャップです。 鐘が鳴り響く朝のシーンから始まるこの物語。なめらかな文体と丁寧な描写が、この美しい世界観を際立たせています。 かと思いきや、黒魔が襲撃してきた時の戦闘描写は緊迫感があり、思わず手に汗を握りながら読み進めてしまいました。 平和な場面と戦闘シーン、この切り替えの描写が見事です。 ストーリーのテンポも良く、数話ですぐに物語に引き込まれてしまいました。 また、主人公セフィが本当に魅力的です。 おしとやかで一見か弱そうに見える彼女ですが、自身の危険を省みず村人を護ろうとする責任感の強さや、誰一人として傷つけまいと奮闘する姿勢は好感が持てます。 恐怖を感じつつも、自分を鼓舞して得体の知れない黒魔に立ち向かっていく姿を見たら、彼女を好きになること間違いなし! 最新話まで読了しましたが、既に物語の中に伏線がいくつか仕掛けられており、今後の展開に期待しかありません! もっと多くの人に読まれてほしい素敵な作品です。

5.0
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結月 花

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小説家になろうファンタジー短編完結

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恋愛ジャンルになっているが、他者の恋愛に絡んだことを仕事としている物語でヒーローとヒロインの間に恋愛は始まっていない(今後もしかしたら始まるかもしれない? というような匂わせ雰囲気で終わっている)ので、ジャンルタグつけが間違ってる訳ではないが求めていたものとは違う……という複雑な読了感だった。 物語自体はさくさくとテンポよく読めて悪くなかったので、恋愛ではなくファンタジータグであれば気持ちすっきり終えられたのになあ……と思った。