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雲の狭間にある光

空戦×夏×幼馴染との恋

メーティスと呼ばれるAIによって、パイロットは過去の存在になりつつある世界。 飛行機少年、片桐蔵雅は父が空戦でメーティスに敗れたことをきっかけに、空を人間の手に取り戻す決意をする。 彼は空戦競技「スティールバード」でかつての大戦を戦った戦闘機を操り、メーティスへ復讐戦を挑むべく爪を研いでいた。 ある日幼馴染のユキらと旧校舎で偶然見つけたのは何者かが残した謎の戦闘機。 蔵雅と仲間たちは、AIと謎の戦闘機〔蛍火〕をめぐる戦いに巻き込まれていく。 そして、少年はメーティスに戦いを挑む。 空を取り戻すため、幼馴染の少女を救うため。 空戦を題材にしていますが、ひと夏の甘酸っぱい青春ものです。 幼い日、主人公とヒロインの出会い。 空を取り戻そうとする蔵雅と、彼を支え続けるユキ。 そんな2人の関係が恋心に変わってゆく過程が素敵でした。 そして彼女の命を救うため、常識で到底対敵わない強大な敵に挑む蔵雅はこれ以上ないほどカッコよく、窮地に颯爽と駆け付ける仲間たち、逆転の奇策など、美味しい展開が次々やってきます。 空戦好きな方だけではなく、恋愛ものや青春ものが好きな方にも是非お勧めしたい一作です。

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萩原優

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競馬という題材を上手く使った良質なスポ根&ヒューマンドラマ

本作は競走馬に転生した男性が主人公ですが彼の主観で語られる事は少なく、周囲の視点を通して物語が進む群像劇です。 人によって好みが分かれる部分でしょうが個人的には良い意味で神様転生要素が薄い作品です(※転生自体は作中で重大なポイントです)私は「現代が舞台であまりに現実離れした主人公は浮いててちょっとな……」と感じる事があるのですが、そんな私でも気にならずに読み進められました。 主人公を管理する調教師や騎手が変な馬だとは思いつつもその力を信じ、勝利の為に試行錯誤する姿は素直に応援したくなります。 群像劇と評したように主人公サイドだけでなくライバルサイドの描写も豊富で、それが本作の魅力の一つです。 様々な出自とファンの夢や期待を背負った馬達。そんな馬を愛し、勝たせる為に努力を惜しまない関係者。 競馬という競技の性質上、一度の戦いで決着がつくわけではなく幾度となく激突しますが、その過程で主人公だけでなく相手にも負けてほしくないと感情移入してしまいます。 ライバル達が一堂に会するレースがあるのも競馬ならではの醍醐味でしょうか。 他にも魅力はありますがネタバレになりそうなのでとりあえずここまで。 競馬小説という取っつきにくそうなジャンルの作品ですが、使った時間に見合う面白さはあるのでぜひこの機会に一読を。

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うだつのあがらない男が競走馬としての人生を送る話です。 特徴的なのはすでに馬生二回目から始まるところです。前の馬生もあって物語に奥行きがあり、とても面白いです。 主人公は表面的には軽いノリですが、実際には勝負に対してとても熱くてイ負けたくないと身を削るほど情熱を燃やします。スポ根ものに通じる面白さで、胸熱くなるお話です。 馬の個性、競馬を愛する人、競馬にかかわるすべての人の熱さが詰まっていてとても面白いです。 二回目にもかかわらず一筋縄ではいかない主人公の馬を何とか乗りこなそうとする人々とのやりとりも楽しいですし、色んな人の思惑や思いがのっているのがよくわかって、わくわくして競馬をよく知らない人間も競馬場に行ってみたくなる要素が沢山あります。 本編は綺麗に完結したうえで、閑話もあり続いていて長く楽しめます。 元々競馬が好きな人も楽しめる小説だと思います。書籍化するのですが、表紙もとてもいいです。

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薬師の魔女ですが、なぜか副業で離婚代行しています

恋愛ジャンルになっているが、他者の恋愛に絡んだことを仕事としている物語でヒーローとヒロインの間に恋愛は始まっていない(今後もしかしたら始まるかもしれない? というような匂わせ雰囲気で終わっている)ので、ジャンルタグつけが間違ってる訳ではないが求めていたものとは違う……という複雑な読了感だった。 物語自体はさくさくとテンポよく読めて悪くなかったので、恋愛ではなくファンタジータグであれば気持ちすっきり終えられたのになあ……と思った。