「地球は青い水槽だ! 」
では、中身。 私は私である。確かにそう。 例えば。海は何故青く見えるのかという議論の中で空の色、乱反射や回折ではないかと言うものがあるが確証は今のところないらしい。 水滴。 そうだな、○とイメージされるかもしれないが確かに僅か歪んでいる、これに説明はつかないな。 それで?それはじゃぁなんなんだ。まっすぐ見えて、原因も明らかなもの、それが“素敵”であるかという感情論はその一直線に突き刺さり+になるのか、いや、平行を走り=になるのか、さて、≒のこの←プチプチってなんだっけな、というところ。
- 作品更新日:2019/4/20
- 投稿日:2021/8/15
ナイフで南極に行こう
内容欄まんまです。ちょっとだけ少年が成長する話です。 内容欄だと2行、しかし実際8,000字。 まず、「そう来たかSF!」でした。道具も何も関係なく、我がなる大地よというか(大地じゃないが)確かによく考えたら…そう、スマホすら、不思議なものですよね。 文章で言えば起承転結がしっかりしている。転あたりで「おかーちゃああん!」と叫びそうになりました。 投げ出される大地、見守る大地、地球って丸い。そんなほんわかするお話しでした。短編なので是非読んでいただきたい。
- 作品更新日:2019/3/8
- 投稿日:2021/9/1
学園スパイラル~七不思議編~
小中高、と学生を経験しますと絶対に出てきますよね、七不思議。シャイな子でもきっとどっかで「え?そうなんだ…」と気になる内容だったり。 こちらの作者様はとても単調に物語を書かれます、毎作。しかし、なんとなく穏やかで愉快な方だろうな…と、何がどうとは説明付きませんがぼんやりと滲み出ている気がします。知り合いだから、知り合いじゃないからに関わらず。この作品、ぜひ作者様への入り口にしていただきたいな。 一緒になってあの頃の「気になるな~」にふらっと潜り込める、そんな作品です。迷うのも楽しい、暴くのも楽しい。そんな目線。 文字数や文量も入り口にとても丁度良いのではないかなと。学校でドキドキしましょ。
- 作品更新日:2019/1/31
- 投稿日:2021/7/27
東京23区絶滅 上
としか正直出てこない圧巻な感じ…(笑) 初めて読んだとき本当に「なんだこれはすげぇ!」としか出てこず、内容に合ってます、圧巻な仕掛けというかいやこれWebの視覚で出来る圧なんですよねと…開いてください(本当に語彙力なくてすみません) SFですがさてそうなのだろうか?というくらいファンタジーに現実が馴染んでいる、いや、逆かもしれない。現実にファンタジーが馴染んでいるのかも。 初めて開いてみて多分皆さん、一度そこに「立ち尽くす」ところから始まるのではないかと思います。あ、ちなみにこれは上巻です。まずはここから入ってみてください、貴方の目で見なければこれは、わからない、想像出来ないと思います。
- 作品更新日:2018/5/2
- 投稿日:2021/8/15
みみちゃん
「えっ」で終わります。これは私の心の声なのですが。 最初の1ページ、しかしがらっと次のページには起承転結の「転」が来ているような、この転がずーっと「承」として続いているような感覚で、読んでいる方も「この、なんとも言えないそわそわはなんなんだ」に至ると思います。 3,000字ほどの作品なのですぐに「えっ」と落ち、読んでいる時間より考えている時間、余韻の方が長かったように感じます。ずぶずぶ入っていくような。 内容としては本当に作品紹介の通りなのですが、ぞわっとする原因はもしや「4人(5人)」しか出てこないからなのか?と思ったり(個人的考察です) この作品はシンプルな文体で癖がなく、なので“物語の癖”が強い気がします。このパターンのこの作者さん作品か…と、カメレオン作家さん、流石であります。読んだ方はこの作品をどう捉えるか、それぞれありそうで間口が広い作品です。
- 作品更新日:2018/7/12
- 投稿日:2021/12/26
友達
作品ページに飛んで見ても、こちらのタグ検索、表示内容を見てわかる通り、とてもシンプルです。 青春の一番面、というやつで、ただ、とても良い気持ちになる。紹介文もシンプルにいこうと、レビューとしては「読んでみて!」という感じです。ジャンルとしてはヒューマンドラマ、と言ったところでしょうか。 大人の皆様の心の中にある青春アルバムを一枚、出したような作品です。
- 作品更新日:2020/3/1
- 投稿日:2021/12/26
525600匹目の羊
ぐるぐるぐるぐる…流石大冒険です。 しかし、例えるならヘミングウェイの「老人と海」のようなしつこさもなく。 恐らくこちらの作品は作者様のチャレンジ作品なのかなと思います。でも、これがwebの良さだよなと思います。 純文学と児童文学って確かに相性はいいのですがだからこそ読み終えて骨組みをみてみると「教科書臭くて作者の思考丸出し押し付け感」みたいなものが出やすい。その辺作者様はとてもうまく、そういう感じではなく手に取りやすい作品だなと思いました。 ユーモラスですし、ちょっと読みたいなというときにぐるぐるぐるぐるしてほしいな、と思う作品です。
- 作品更新日:2018/11/9
- 投稿日:2021/10/8
催涙雨
何回ぶっ叩かれましたかね。 ぶっ叩かれるのと、なにより言葉選びもそう、物語自体もそう。がつーん、がつーんと来るんですよね。何がどうかというのは主人公と共にこちら(読み手)も一緒になって「催涙」です。 この作品の紹介文をサイトさんで書いたときはまだ連載中でした。なので完結して、改めてレビューを書きますと、ゆったりとした最後が待っている。これは読みきらないと「ゆったり」という感覚には至らないのかなと。 いくつかサイトレビューにも「泣ける!」の文字がありましたが私は違いました。食い縛りましたね。最後に一気にそのキリキリとした痛みが解放されたような気が致しました。作者様、良策ありがとう。
- 作品更新日:2018/5/3
- 投稿日:2021/10/8
この小説は、5行しかない。
なるほど!おもしろい!(シンプルに) 一瞬「ガラケ世代に流行っためっちゃ行間ありまくるなんかキラキラ記号使われまくっているアレ」を思い出しましたがまさかの…!? 私も五行で感想を書き納めたいな。 う~ん。 行ってらっしゃい勇者さん!
- 作品更新日:2021/8/8
- 投稿日:2021/8/15
零れ落ちた日常より
詩集ですから、まぁ感想というのは「何この綺麗な文章~!」くらいしかなかったりするんですが…。そう、タイトル「零れ落ちた日常より」。 そうですね、別の作品のレビューも乗せましたが(未来を考えて足をつけた)今作タイトルは恐らく“テーマ”であり、日常についてが書かれているんでしょうね、作者様が考えていること…でも、逆説というか、明るい捉え方、暗い捉え方、両方の詩があります。 読了2分とありますが、そうです、文字数は少ないです。でも、読み終えて「あぁ、この5つの詩で1つの作品だな」と思えます。 個人的に好きな一文を添えて。 僕は、きちんと一周できているだろうか。
- 作品更新日:2018/2/4
- 投稿日:2021/8/19