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crazy'[email protected]レビュー&作品紹介師

・本のレビューには二種の意味があります。 1 評価評論 2 作品紹介 俺が書いているのは後者です。どちらにしても客観的に書かれているものが優れたレビューだと感じています。主観的なものは感想の域を出ない。こういった考え方です。

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純愛戦線~俺の幼馴染みは戦場の女神になれない~

意外なところで繋がる彼らの糸。どのように解決に導かれるのだろうか?

【組み合わせ・舞台】 長年片想いで一筋なモーリス(だが非童貞)とツンデレ拗らせて素直になれないサリー  舞台は現代から一千年後の世界。  高度な文明を築いていた人類は、突如として現れた大自然の化身によって滅ぼされた。人々は住むところを追われ、細々と生きていくしか道はなかったようである。  だが一千年前、ある神の齎したものにより戦況は変わる。  人間は諦めるしかなかった現状に、希望の光を見たのだろう。  魔法の使える世界であり、人間たちは手に入れた力により異形の獣(魔物)と戦っている。 【物語の始まりは】  ピンチに陥ったモーリスの元へサリーが助にくる場面から始まっていく。  そこから世界観や戦闘に関するシステム、二人の性格の分かるエピソードが語られていく。 【主人公たちと登場人物について】  モーリスは一途なのが伝わらないほど、軽い感じの印象。ポジティブな考え方をし、それを口にするものの本心までは分からない。もしかしたら相手の冷たい反応に対し、心の中では落ち込んでいるのかもしれないと、思っていたが読み進めるとちょっとズレたタイプであるということが分かってくる。  よく言えば恋は盲目。悪く言えば、周りが見えていないタイプのようだ。  サリーに関しては、塩対応という印象。それでも冷たいというわけではなく、態度に出さないタイプというのが近いと思う。心配はしているはずだが、普段からこういうやり取りをしているなら、なかなかその時だけストレートな反応というのはできないものだと思う。 【物語について】  この物語は戦闘シーンから始まっていくが、戦いなどがメインではなくモーリスが怪我をしたことにより、次々といろんな問題が連鎖して起きる物語である。  主人公のモーリスはケガによりしばらく療養することとなった。その間、候補生の一人に異変が起きる。その彼はモーリスのケガの原因に関係していたため、彼が責任を感じているのかと思い話を聞くことに。  しかし彼が集中できなくなっていたのにはもっと別の理由があったのだ。  このままでは良くないと、彼の問題に関し調査に乗り出すが意外なところで事件は繋がっていたのである。 【見どころ】  始まり方からは、戦闘シーンの多い物語だと思ってしまうが、どちらかというと探偵物語に近い。  主人公はモーリスとサリーだと思われるが、候補生であるケイとその幼馴染みの清良との恋を巡っていろいろと画策などをし解決していくことが二人の目的の中にある。  モーリスはその性格ゆえに、一途であることを信じてもらえないように感じるが、サリーの本心は分からないもののケガをさせてしまったことを後悔しているシーンもある。 ケイと清良の恋愛事情については、サリーも無関係ではなく複雑な心境に。  ただの恋愛事情ではなく、軍内での上下関係や裏取引など複雑に絡み合い一筋縄ではいかぬ状況。果たして二人はこの幼馴染同士の恋を解決に導くことは出来るのだろうか?  そしてモーリスの恋は報われるのだろうか?  この物語の結末を、ぜひその目で確かめてみてくださいね。お奨めです。 *備考2-5. 心に残る男の影①まで拝読

5.0

不思議なカレラ @仮完結 只今最終校正中につき

少女が出生の秘密を知る時、歯車は動き出す。

【物語は】  主人公の一人が人間界から魔界に迷い込んでしまうところから始まっていく。彼女の行動により、ここがどこであるか分からなくとも、元の世界とは違うのだということが伝わってくる。  元の世界は人間界ではあるが、現代社会から異世界へではなく仮想世界から仮想世界への転移のようである。 【w主人公だと思われる】  主に人間界から転移した少女と魔界にいた少女との二視点から物語は展開されていく。  二人は性格が違うが、なかなか気の合う相手のように感じる。  魔界にいた少女はルミネと呼ばれている。  しかし人間界から来た少女に関しては少女と現わされている。  途方に暮れていた人間界の少女はルミネと出逢うことで、自分の身に起きていることを知り、その後この世界で一番偉い人物に会うことになるが、それがターニングポイントとなるのではないだろうか? 【世界観・物語について】  マナとオドという二つの重要なキーワードが存在する。  独自のシステムが構築されており、簡単に言えば人間と魔族は異なった方法で魔法などを使っているということ。  そして少女は人間界に来る過程で、能力などに異変が起きていた。    人間界から来た少女は早くに母を喪っており。父に育てられた。その父がハンターであり彼女はその父の影響を受け、ハンターとなった。  しかしその父も狩りの最中に他界。帰らぬ人となってしまう。  そんな彼女は、転移した先の魔界で自分の出生の秘密を知ることになる。  この時点では、誰も人間界へ戻る方法を知らない。  彼女は人間界へ帰ることは出来るのだろうか? 【物語の見どころ】  ハンターの少女は突然この世界に飛ばされたのだろう。  気づいたら真っ暗な中にいた。飛ばされる前の恰好のままであり、文明を駆使し状況を把握しようと試みるが、その機器が正常稼働しない。  その上、何かに襲われ怪我を負ってしまう。    途方に暮れる彼女の元に現れたのは、研究者であり伯爵令嬢のルミナンテ・ウル・ルネサージュと名乗る少女であった。  彼女は父の許可が無ければ外出すらできない身。  こっそりと二人で話をしていたはずが、想定外のことが起きてしまう。  このあとルミナンテ・ウル・ルネサージュことルミネの策により急展開を迎えていくが、彼女の出会いはターニングポイントというよりは伏線と考えて良いだろう。少女の出生の秘密が明かされることがターニングポイントとなる。  少女を元の人間へ返す方向で話は進んではいるものの、現時点で魔界にその方法を知る者はいない。その上、このことが引き金となり少女とルミネは激動の中に否応なしに巻き込まれていく。  あなたもお手に取られてみませんか?   この物語の結末をその目でぜひ確かめてみてくださいね。お奨めです。 *備考……策と紹介と反乱と横槍まで拝読

5.0

電脳猟兵×クリスタルの鍵

主人公が選ぶ未来とは? アクションが見どころのSF、群像劇。

【物語は】  序章のニュースにて幕を開けていく。  主人公は賞金稼ぎ。この賞金稼ぎには、いろんな制約があるようだ。実際に彼らが活躍する場面から始まっていく。  その中で、賞金稼ぎとは実際どんなことをするのか? などが明かされていく。  彼らがこの時、対峙した相手とは? 【物語・世界観について】  ある事件から物語は始まっていく。クリスタルというものが情報の媒体になっているのだろうか? この時見つけたクリスタルから引き出した情報は、主人公にとって何か因縁があるものが混ざっていたらしい。  その詳細については今後明かされていくものだと思われる。  この世界の全員がそうなのかは分からないが、彼らにはナヴィゲータというものがいる(ある)ようだ。この電脳システムについては、まだ詳しく分からないが。  そして、それぞれのナヴィゲータ(電脳空間を渡る擬似人格)は性格が違うようである。  「」の形の種類によって会話がどこで(*)なされているのか、分けられているようである。 *「どこで」とは、電脳や表の会話など。 *かなり特殊な書き方をしていると感じた。 【登場人物について】  主人公の他によく登場するのは、同業者のロジャーという人物である。  主人公であるジャックは硬派な感じがするが、彼はどちらかというと軟派な印象。  その上、自由人のイメージを持った。  それぞれのナヴィゲータとのやり取りは、個性が出ており二人の性格が分かりやすいものとなっている。  序章で手に入れたデータに対しての二人の反応は異なる。ジャックは乗り気ではなさそうだがあらすじの内容からすると、いずれ考えを変え自ら関わっていくのかもしれない。 【物語の見どころ】  かなり特殊な書き方をしていると感じた。  「」などの後を改行しない部分が多くあるため、怒涛の勢いでストーリーが進んでいるような印象を受ける。  全体的にスピード感のある物語である。ただ、好みは分かれると思う。  男性のような話し方の女性が出てくるので、彼なのか彼女なおかいまいち掴み辛い部分もあるが、この物語はロマンスよりもアクション重視の物語だと感じた。  主人公が冒頭から続く事件の後、ロジャーと別れ帰宅する。その時、家には侵入者がいた。この人物は古い知り合いなのだろうか? この人物との遭遇が彼にとってのターニングポイントなのでないかと想像した。  見どころとしてはアクション部分だと思う。  読了部分では、まだ彼が誰に対しどんな目的で復讐をしようとしているのかは分からない。多視点の群像劇でもある。  あなたもお手に取られてみませんか?  この物語の結末をその目でぜひ確かめてみてくださいね。  お奨めです。 *備考8ページ目まで

5.0

俺様、帝王。

記憶を失った主人公が、混沌とした世界で手にするものとは?

【物語は】  主人公が見知らぬ土地で彷徨っているところから始まっていく。どうやら記憶もないようだ。そんな彼は、あまり良い暮らしをしているとは言えないが、この世界に馴染もうとしていたようだ。  ある時、ある少年と道端でぶつかってしまう。そのことをきっかけに、自分と因縁のあるやつらから終われ、一時は死にかけた。  だがそんなところを助けてくれたのが、裏道でぶつかった子供だちであった。 【主人公について】  どうやら見たこともない場所に、ある日突然飛ばされたようだが記憶を失っており、自分が誰なのかもわからないようだ。  裏道で人を助けたことにより、合法的に金を稼ぐ方法などを教わる主人公。  初めの仕事は娼婦館での護衛であった。  ここに辿り着くまでの間にも、彼らの暮らす街がどんなところなのか明かされていく。少なくとも健全とは程遠い街である印象を受けた。  彼にとって、自分を助けてくれた孤児院は特別な場所であると感じた。  時に犯罪とされるようなことをしてきた主人公ではあったが、人格が非道というわけではない。 【物語・世界観について】  あらすじより。  何らかの理由で異世界転移した主人公は、生きるためにのし上がることを決意した。この世界では宗教上飲酒が禁止されていたが、酒の密造、密売にをつける。しかし、いろんな対立により革命などが起き、それに巻き込まれた主人公は、帝王への道を進むという物語なのだろうと想像したが、実際は緩やかに物語は進んでいく。主人公が人でなしというわけでもない。  人身売買なども当たり前の世界らしく、人々に活気のないところなのかもしれない。   防具屋などは、素材の良くないものが出回っており、闇商売などが盛んな割には、やはり全体的に貧困なのかもしれないと思った。  魔法系の使える人も存在しそうだが、序盤では出てこない。 【物語の見どころ】  主人公は確かに成り上がろうとはしているが、それが自分の為だけではない気がするのである。あらすじだけを見た時の印象としては、悪がはびこる都市で悪どいことをし結果的に帝王になるのだろうか? と思っていた。  だが作品に触れてみると、主人公は極悪非道というわけではない。  自分を救ってくれた孤児院の人々に恩を返したり、娼婦館の人たちと協力して人身売買をしている奴らを懲らしめようとしたりと、非常に人間的である。  この世界は混沌とはしているが、優しさを感じる物語だ。  読了部分では、ターニングポイントとなる”酒の密造、密売”についてはまだ出てこないが、それを期に物語は新たな展開を迎えるのだと思う。  あなたもお手に取られてみませんか?  彼がどのようにしてこの世界で帝王になっていくのか、その目でぜひ確かめてみてくださいね。お奨めです。   *備考9ページ目まで拝読

5.0

蛍地獄奇譚

タイトルからは想像できないほど、温かくてコミカルな物語

【物語は】  妖怪が人間界へ出入りする鬼門にて、ある事件が発生したことから始まっていく。  主人公は閻魔大王の次男。  彼は事件のあった後、父である閻魔大王から呼び出しを受け、そこで人間界へ行き兄を助けるようにと言われるのだった。 【登場人物について】  この物語は、多視点で展開されていく群像劇。  主人公の蛍は兄と仲が良くなかったため、人間界へ行けという父の指示を断るかのように思われたが、彼には彼の考えがあるらしくあっさりと人間界行きを承諾する。  恐らく、蛍となずなのw主人公なのではないかと思う。     地獄から来た蛍は、出生が元で鬼たちに妬まれているように感じる。認められていないという方が近いのだろうか?  なずなの方は、何かを感じ取ることのできる少女という印象。 【物語について】  主人公蛍と彼の面倒を見ている三吉という二人のやりとりがコミカルで面白い。  言葉遊びをしているような面白さが、そこかしこにある物語でもある。  彼らの人間関係については徐々に明らかになっていくが、誰が人間で誰が鬼で、誰が妖怪なのか一見わからない。  なので、主人公がピンチのように感じても、実際は違ったりする。  蛍は飄々としていて、人間界でならいじめに遭っている状況にも関わらず、文化の違いなどからそれに気づいてはおらず、感じ方のズレもまた面白い。  視点の切り替えが多いので、読み手は選ぶかもしれない。 【物語の見どころ】  閻魔大王の次男は父から、人間界に解き放たれた妖怪と門番を襲った者を調査する兄を助けるように言われてある学園に生徒として通うことになった。  そこでなずなという少女と出逢い、学園生活をしているうちに色んな事件に遭遇する。   その中で、なずなの幼馴染みの正体を知ったり、彼となずなの三角関係になったりと、恋愛部分がなかなか面白いと感じる。  恐らく恋を知らない蛍は自分自身の言持ちを理解していない。  そしてその蛍に惹かれているだろうなずなも、自分自身の気持ちが恋だとは自覚していない。そこに幼馴染が加わり、面白い展開となっている。  恋愛部分がメインではないかもしれないが、この三人の関係がどうなっていくのか非常に気になる。  あなたもお手に取られてみませんか?   地獄の門番を襲った人物の目的は? 犯人は誰なのか?  三角関係の行く末は?   この物語の結末をその目でぜひ確かめてみてくださいね。  お奨めです。 *備考9ページ目まで拝読

5.0

瀬良さんのお茶会

夢を諦めそうになっているあなたに癒しと勇気を

【物語は】  幻想的でちょっと不思議だなと感じる店長の心情とお店の雰囲気から始まっていく。  特別な力を持っているわけでもない彼が、どのようにしてお客さんの悩みを和らげることが出来るのだろうか? 【お客様視点で紡がれる物語】  一話目の主人公は、漫画家志望の女性。  クリスマスイブに原稿を持ち込み夢を打ち砕かれてしまった彼女は、酔っぱらいのホスト風の人物に誘われハーブティ専門喫茶店『TIME』にやってくる。  そこで店長に勧められたハーブティーを口にしながら、今日の出来事を回想していく。 【店の名前の由来を知る時】  この店の存在理由と、店長の想いについて知ることが出来る。  この物語の中で教わること、考えさせられることは多いと思う。  自分はじーんとしてしまったが、一話の主人公に感情移入してしまう人は創作界には多いのではないだろうか?  自分の決めた道を諦めないこと。  それは意外と難しい。  人というのは簡単に傷つきやすく、人の言葉に打ちのめされるものだから。  それが自分の目指す道の延長線上にいる人に言われたならなおのこと。  しかしこの物語では、諦めないという選択を与えてもらえることだろう。 【その後の物語】  この物語では、気持ちを新たにし店を出て終わりという物語ではない。  その後の主人公についても描かれており、明るい気持ちにさせてくれる。 【物語の見どころ】  この物語は、何かを諦めそうなとき挫けそうなときに、そっと癒してくれる物語である。  才能があり、早いうちに成功する人もいればそうじゃない人もいる。  しかし夢を叶えることに早いも遅いもないのだ。  いつだって諦めてしまうのは自分であり、諦めなかった人が夢を掴むもの。  もちろんそれには努力が必要かもしれない。  けれど、がむしゃらにただ頑張っていても努力は実らない。リラックスして、本来の楽しいや好きという気持ちを思い出した時、新たな一歩が踏み出せるのではないだろうか?  そんなことを考えさせてくれる物語です。  あなたもお手に取られてみませんか?   夢を諦めそうになっている人。挫けそうになっている人に程、お奨めしたい作品です。 *備考14ページ『咲かない夢』まで拝読

5.0

公爵令嬢は転生者で薔薇魔女ですが、普通に恋がしたいのです

家族に愛され恋に憧れる主人公の前途多難な異世界転生物語

【物語は】  現在四歳である主人公が、前世の記憶を思い出すところから始まっていく。  前世は現代社会で、地味なOL。彼氏いた歴なし。  公爵令嬢に転生したことを知った彼女は、恋愛に憧れていたにも関わらず、政略結婚をさせられるかもしれない未来にショックを受ける。  その夜、一族が揃った場で彼女が父に願ったことは……? 【世界観について】  序盤の印象ではあるが、とても安定した世界観だと感じる。  前王国宰相(さいしょう)がヨボヨボのおじいちゃんということから、平和もしくは人材不足という印象を受ける。  その上、周辺国と協力し困難を乗り越えたことから、近隣国との関係が良好なのではないか? という想像もできる。  魔法の使える世界が舞台であり、三百年前に絶大な魔力を誇った史上最強の悪女『薔薇魔女』が存在する。   【主人公と家族】  一般的に想像される貴族のスタイルでありながら、主人公の父母は恋愛結婚で結ばれたようである。その為、一夫多妻制でありながら妻や子供を大切にし、家族思いの父である印象が強い。  主人公は恐らく”忌み子”と呼ばれる存在のはずだが、家族からとても愛されているようである。特に兄は過保護で面白い。  彼女は、恋愛に憧れており縁談を断ることに成功はするものの、更なる困難が待ち受けていた。 【登場人物について】  読んでいるうちに、それぞれの真実が明らかになっていく物語であり。  もちろん、四歳の時に起きた出来事の真相も後に明かされる。  主人公が知らない裏側が読者にだけ明かされるのである。中には切なくなるエピソードもあり、主人公がどれだけ周りに大切にされているのか実感がわく瞬間でもある。  そして主人公の選択が正しかったということにも改めて気づかされる。 【物語の見どころ】  兄と従者がフレンドリーな雰囲気があるからか、貴族という立場でありながらかなりコミカルである。  始まりは四歳からだが、直ぐに十年後へと移る。その為、テンポの良い物語だとも感じた。十年後の話しでは、主人公が学校へ通うこととなるのだが、そこで様々な問題が起き始める。  恐らく勘の良い人ならば、同時に何かが起きていることを察するだろう。  ただの異世界転生物語ではない。何かミックスされているのではないか? と思わせる物語である。  主人公はシツコイストーカー王子の求愛を諦めさせ、忌み嫌われる運命から脱出し、素敵な恋が出来るのだろうか?  個性豊かな登場人物それぞれの心情を垣間見ることもできるエピソードあり。  あなたもお手に取られてみませんか?  恋に憧れる主人公の行く先を、その目で確かめてみてくださいね。  お奨めです。 *備考9ページ目まで拝読。

5.0

炎のトワイライト・アイ〜二つの人格を持つ少年〜

吸血鬼事件に巻き込まれた主人公。果たして彼を救えるのだろうか?

【読む前に感じたこと】  一番気になるのは”制限時間内”とはどんな意味合いなのか? ということ。  吸血鬼としてのもう一つの顔があるということは、時折吸血鬼に変化し完全にそっち側になってしまう前に、血が必要なのだろうか?  わがものにするとはどういうことなのか?  この辺がとても気になるところである。 【物語は】  主人公の少女が嫌にリアルな夢を見て、起床時間が登校ぎりぎりになってしまうところから始まっていく。  その後登校途中で具合の悪うそうな同学校の生徒を助け、時間ぎりぎりとなり、教室では友人に揶揄われるなど踏んだり蹴ったり。  しかしそんな彼女の日常から、近頃話題になっているという”吸血鬼事件”の話題へと。果たしてそれは一体どんな事件なのだろうか? 【吸血鬼事件について】  この物語の中では、ある一つの不可解な事件が起きていた。  それは男女問わず、血を抜かれるという謎の事件。殺人事件と断定されていることから、何者かが行っていると考えられる。  首に二つの穴が痕跡として残されていることから、吸血鬼事件と呼ばれているようだ。果たしてこの事件の犯人は? 【登場人物について】  転校生がやってきてから主人公の日常が変わっていく。  登校途中で助けた男子生徒は、なんと主人公のクラスへの転校生だった。  彼は身体が弱いのか持病持ちなのか、体育に参加することはできない。それを不憫に思っていた主人公だったのだが。  どうやら彼はドジっ子というものらしく、そのハプニングに主人公が巻き込まれる確率が高いようで、それがだんだん日常と化していた。    主人公と特に仲の良い友人は、情報通。その理由は作中にて明かされている。  転校生のハプニングに巻き込まれ、お似合いなどと言われてしまう主人公ではあったが一学年上に想い人がいるようで、その経緯なども語られていく。 【物語について】  想い人である先輩とやっとまともに話すことが出来た日、二人は吸血鬼事件に巻き込まれてしまう。主人公は間一髪で”ルフス”と名乗る不思議な男子学生に助けられるのだ。    事件の恐怖、大切な人を失ってしまった喪失感から学校を休んでいた主人公。そんな彼女を心配しお見舞いに来てくれたのは、仲の良い友人と転校生であった。  想いを吐き出したのち、主人公とその友人は転校生から彼の身に起きていることを聞かされる。それはにわかには信じがたい内容ではあったが、彼に残された時間はわずか。二人は彼に協力を申し出るのであった。 【物語の見どころ】  主人公が吸血鬼事件に巻き込まれ、転校生のもう一つの人格に助けられるところがターニングポイントとなるのだと思う。  この後、二人は友人と同じ新聞部へと入部することになり、彼のへ協力者が増えていく。  この作品はライトノベルなので、彼が吸血鬼であることに関して”偏見”を持つような流れはない。真っすぐに解決へ向けて皆が一丸となって協力していくような物語である。  主人公の想い人については、たくさん出番があるわけではないもののキーパーソンとなっているように感じた。彼の存在があったからこそ、物語は動き出したと言っても過言ではない重要人物。  他に見どころの一つとして外せないのは、二つの人格を持つ転校生であろう。彼は人格によって性格が変わる。真逆に近いその立ち居振る舞いが読者を惹きつける要素の一つだと思われる。  だが、彼が救われるということは、その人格を一つ失うということでもある。  あなたもお手に取られてみませんか? この物語の結末をその目でぜひ確かめてみてくださいね。お奨めです。 *備考10章まで拝読(P10かな)

5.0

よろず屋ななつ星~復讐代行承ります~  藤ノ宮女子高校死亡案件

あなたもニュースなどを観て、理不尽に感じことはありませんか?

【物語は】  序章により、このよろず屋ななつ星がどんな業務をしているのか、簡単な例を挙げて説明されている。  一章から、タイトルにある”藤ノ宮女子高校死亡案件”について語られていくようである。 【事件について】  こういう教師は非人道的だなと思うが、毎日のニュースを見ていると実際こういう人間がいるから驚きである。  この物語は、事件を解くものではなく理不尽に裁かれない事件について、彼らが制裁を下すという方向性の物語。    事件を起こした教師は、女子生徒が喘息持ちであり体育の見学の許可を貰っているにも関わらず、強引に激しい運動をさせ死なせた。  この時、現場にいた校長も共犯であり、事件を隠蔽しようと動いた。  これが簡単な事件のあらましである。 【現代社会に起こりうる事件】  教師に良いイメージがないのは、自分の学生時代にもそういう勘違いした教師はいたし、ニュースなどでもよく見かけるからだと思う。  倫理道徳観念の低い人間が何故教師になれるのか? それも謎で仕方がない。防げる死亡事故は多いと思う。学生は学校という場所で、本来学んだり成長していくものだが、教える側がこれではまともな人間が育たないのも頷けるというものだ。 【理不尽さの上に何を築くのか?】  作者がどんな意図や想いでこの作品を手掛けたのかは分からないが。現代社会に疑問を投げかけたり、読む人に考えさせたりする作品であることは確かである。  学校で日々怒っているいじめ。これは社会問題であり、少子化に拍車をかけているようにも思えるのに、何故ちゃんと法の下に裁かれないのか?  これは自分も怒りを感じていることである。  この物語では、事件が大人の権力によってうやむやになるのではなく、よろず屋ななつ星によって裁かれていくのだと思う。 【物語の見どころ】  生徒が死亡する事件が起き、それをその学校の校長があくどいやり方でもみ消そうとした。もちろん、関係者や担任教諭、保護者が納得するわけはない。  やりたい放題の校長と事件の加害者である体育教師。  そこに目を付けたよろず屋ななつ星が制裁を下そうと事件について詳しく調べ始める。  ここで思うのは”悪いと思っていない”人間は実名でSNSをやりたがると言う件。不思議なことに良くあることだ。あまり賢くないから事件を起こすのだろうと思う。頭の良い人は先まで考えるので、事件は起こさないだろう。  事件の調査に乗り出したよろず屋、ななつ星。  実は意外なところで、意外な人物が繋がっていた。  果たして彼ら(彼女たちかな?)はどのように校長たちに制裁を下すのだろうか? この物語の結末はいかに。  あなたもお手に取られてみませんか? お奨めです。 *備考47ページまで拝読(1P300~500文字作品)

5.0

「日本人」最後の花嫁

両親に捨てられた少女は、この先どんな人生を送るのだろうか?

【物語は】  意味深な、はじめ書きから始まっている。  この物語はタイトルだけを見ると”日本人最後の花嫁”とは一体どういう意味合いを持つのか、非常に想像力を掻き立てられる。  しかしあらすじに書いてる通り、少子化問題を解決した手段。その結果、主人公が日本人最後の花嫁となってしまったようである。  この未来は、決して笑いごとでも他人事でもないと思う。  果たして、主人公はこれからどんな道を歩んでいくのだろうか? 【モチーフに考えさせられる物語】  確かに日本は少子化とは言われているが、全地球の人口が75億人、国数197か国(2022年4月の時点)ある。  そう考えた時、日本人自体の割合は多い方だと思う。  戦争をしない国であり、医学も進み超高齢化社会となった。その上、感染症の影響で人との距離が遠くならざるを得ない。  そして何よりも、先進国であり男女平等としながらも賃金格差、女性の負う負担の大きさにより、更に結婚から遠ざかっていると思う。  家庭を持つことに魅力を感じない世の中なのではないだろうか? 【主人公の人生】  本編は主人公の13歳の頃から始まり、その頃の日本人がどのような暮らしをしているのか? 純潔の日本人がどんな環境にあるのか明かされている。  例えるならば、絶滅危惧種として保護はされているものの豊かな生活とは言えない。むしろ最低限の生活しかすることができない状態であるといえるだろう。  それは少数派が生きづらい日本の現状を表したようなものにも感じる。  そんな中でも、主人公は希望や夢、志を持っているように感じた。  主人公はひみこだと思われるが、この物語は一視点ではなくアレックスとひみこの両サイドから展開されていく。 【世界観】  近未来代的な社会。車が空を飛ぶような、今よりも更に技術が進んだ未来が舞台となっている。そして特殊な通信方法も使えるようである。  その中で、鈴木家のみが時代から取り残されたような暮らしをしていた。 【物語の見どころ】  鈴木ひみこの人生は、結婚式の一場面から始まっていく。  13歳ころの彼女は、両親に捨てられてしまったものの好奇心旺盛で、活発な印象がある。だが結婚式の場面ではうつむいており、その感情が分からない。それが緊張によるものなのか、性格の変化によるものなのか、それとももっと違う理由によるものなのか、とても気になるところである。  彼女の人生は、天才実業家の息子アレックス・ダヤルが鈴木家へ来訪することによって、ターニングポイントを迎える。  もし彼が彼女たちに会いたいと願わなければ、恐らく生活に変化はなかっただろう。しかし彼女の両親は無責任にも見えるので、どの道そのままでは良い未来は訪れなかったに違いない。  両親に捨てられ、彼に育てられることになったひみこは、今まで見たこともなかったものに触れることになる。一変してしまった生活。果たして彼女はこれからどんな風に成長していくのだろうか? その結末は?  あなたもお手に取られてみませんか? お奨めです。 *備考12ページまで拝読

5.0

crazy'[email protected]レビュー&作品紹介師さんの読んだ分布

読んだ文字数:3285万3731文字

サイト割合

46 (33%)36 (25%)26 (18%)18 (12%)10 (7%)2 (1%)1 (0%)
■カクヨム■小説家になろう■ノベルアップ+■エブリスタ■アルファポリス■NOVEL DAYS■ステキブンゲイ

ジャンル

ファンタジー

58

恋愛

21

ヒューマンドラマ

20

SF

11

ミステリー

5

歴史・時代

5

詩・童話・絵本

5

純文学

4

BL

3

コメディ

2

ホラー

2

ノンフィクション

1

二次創作

1

冒険・バトル

1

crazy'[email protected]レビュー&作品紹介師さんの評価

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