幽閉の王妃――ジョージ一世妃ゾフィア・ドロテア哀史
最終更新:2009/11/23
作品紹介
時に一七一四年イギリス王国――アン女王の死によってスチュアート朝は断絶し、遠くドイツから迎えられたハノーヴァー公ゲオルク・ルートヴィヒがジョージ一世として君臨することになったが、新王の傍らに王妃ゾフィア・ドロテアの姿は見当たらなかった。彼女はハノーヴァー公領のアールデン城で、二十年目の幽閉生活を迎えていたのだった……。史実に基づいて描く、現イギリス王室の基となったハノーヴァー朝成立の陰に隠された残酷な恋物語。
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