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作:杜野秋人

熊男爵の押しかけ幼妻〜今日も姫様がグイグイ来る〜

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最終更新:2023/7/26

作品紹介

【第3回一二三書房WEB小説大賞一次選考通過作品】 アンドレ・ブザンソンは騎士である。 とある日、彼は街道の巡回中に獣に襲われる車両を発見し、乗っていた幼女を救出する。 それは同行の侍女や護衛を全て失い独りで震えていた、金糸雀色の髪に珍しい金色の瞳の美幼女だった。 怯える彼女を抱き上げると、安心したのか腕の中で眠ってしまう。増援と迎えが現場に駆け付け、眠ったままの彼女を引き渡して彼はその場を立ち去った。 自分は騎士の職務を遂行しただけだ。どう見てもやんごとない御身分のお嬢様だし、関わってもロクな事がない。そっ閉じ推奨。 だが後日、筆頭公爵家から呼び出しを食らったからさあ大変!恐る恐る出頭してみたら、そこに居たのはあの幼女様。 「くまみたいなおっきなきしさま!わたくしのこんやくしゃになって下さい!」 ええええ!? いやいやいや! こちとら貧乏子爵家の三男坊ですよ!?筆頭公爵家のお姫様と結婚とか絶対ムリ! ていうかアナタ5歳でしょ!俺もう25なんだけど!? さすがに公爵をはじめ周りの大人たち全員で説得し、何とかその場はウヤムヤに。 なのにお姫様は全然諦めていなかった! 「改めて!よろしくお願いします!」 12歳になった姫様が再び婚約を迫る! 誤魔化しはぐらかし逃げ回り、13歳になった姫様は3年間の留学へ。 ふう、これで何とか逃げ切ったか。 「戻って参りました!今度こそ婚約致しましょう!」 「いやまだ諦めてねえのか!?」 「わたくしはあの日から騎士様だけをお慕いしています!」 今日も姫様がグイグイ来る。 これはもう、逃げ切れねえかもしれん……! ◆『今日も姫様がグイグイ来る。』の長編版です。歳の差身分差体格差の凸凹カップル、アンドレとレティシアが出会ってから結ばれるまでの物語。 安心安全のハッピーエンド保証付き!とはいえ書き上がっておりません!(おい) ◆短編おさらいと設定資料2編は読み飛ばしOKです。分からない設定が出たら読む、でOK。 ◆関連作品として、同じ国の同時期の物語『王子妃教育1日無料体験実施中!』もどうぞ!それぞれ単品で読めますが、併せて読めば2倍お得!(何が?) ◆この作品はアルファポリスでも公開しています。

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