アイオライト
最終更新:2023/9/9
作品紹介
『わたしがこの世界で一番嫌いなもの。 それがゴキブリでも給食で出されるぬるい牛乳でも、真夏の太陽でもないと知ったのは、十三歳の誕生日のことだった。 わたしは突然に気づいてしまった。 もう、自分が子どもではないということを』 解りにくく少しだけとんがったナチと、自分でも解らない想いを抱えるサチ。 高校二年生の夏は、もう子どもじゃないけど、大人と呼ぶには頼りない。 多感な少女時代が終わる季節の光と影。 ちょっぴりせつない、少女たちの夏の物語です。 *以前に短編として投稿した『あの頃(ナチ編、サチ編)』を改稿、加筆、再構成して連載としました。
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