勇者パーティーを追放された魔剣士の少女、双子エルフの母親になり最強の母親となる

血を見ると吐き気がしてしまう魔剣士の少女サヤ・フィーリガルは、魔剣士でありながら支援魔法ぐらいしか使わない為、とうとう「烈火の勇者」ギリアスからクビを言い渡される。 追放されたサヤは故郷に戻る事も出来ずに途方に暮れていたが、ふと、離れた場所から煙が上がっていたのを発見して、急いで向かったら、その場所は前にお世話になったエルフの里で、そのエルフの里は突破的に起こる魔物の集団襲撃「スタンピード」により住民のエルフは皆殺しにされていた。血のむせ返る匂いや光景に必死で耐えながらも、生き残ってるエルフを探すサヤ。すると、1人の女性エルフがサヤに声をかけ、サヤに自分の双子の娘を託した。 サヤは結局誰一人救えなかった自分に嘆き絶望感を抱いたが、託された双子のエルフを見て 「しっかりしなきゃダメだ……私……私が……この娘達も守る立派な母親にならないと……！」 彼女のその決意が、彼女のユニークスキル『マザー』を目覚めさせ、そのスキルで彼女は最強の母親になっていく……