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@オノログ
片やこの世界では忌み嫌われる鍛冶屋の息子。片や国を背負っていくことになる皇女。
身分や境遇の差を越えて想い合う二人が、それぞれの理由で自分の為すべきことと向き合っていく物語。
不遇や逆境を乗り越えようとする姿は、応援せずにはいられない。
『強さ』とは何か。それを考えさせられる物語です。
登録:2021/7/21 08:01
更新:2021/7/23 17:15
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こちらはすめらぎ ひよこ@カクヨムさんが読んだ当時の個人の感想です。詳細な事実については対象作品をご確認ください。
タイトルの通り、主人公が本当に鍋で戦います。 しかし鍋と侮るなかれ、その鍋はただの鍋ではなく、強力なマジックアイテムだった! と書けば俺TUEEE系統の話かなと思わせてしまいますが、普通に死にかけます。 そこが本作の妙味といいますか、魔法や強力な武器がありつつも、生死紙一重の泥臭い戦闘を表現する手腕がすごいのです。 そして戦闘だけでなく日常生活の描写も、世界の息遣いを感じさせるほど真に迫っています。 緻密な描写が続くのですが、なによりそれを重苦しく思わせないようなコミカルなやり取りが、本作を軽妙なテンポで読み進めさせてくれます。 リアルな作風が苦手な方でも、お勧めできる作品です。 そして最後に一言、 平坦っていいよね。
未完の物語が暴走する! 物語を未完にさせようと女子高生が暴走する! 文章も上手く、笑いのセンスも光っているのですが、本作を読んで一番心に刺さったのは創作物に対する心構えです。 『心に刺さった』は「感動した」という意味でもあり、「ダメージを負った」という意味でもあります。 現実では未完の物語が暴走することはないけれど、それでも暴走させてはいけないという戒めになりました。 え、未完のまま放置された作品があるって? それはあれです、ネタを温めてる最中なんです。 本当です! だから暴走しないで!