平安時代叢書 第一集 安殿親王(あてのみこ)と薬子(くすこ)
最終更新:2009/5/31
作品紹介
史上最大の悪女、藤原薬子。薬子に魅了された後の平城天皇こと安殿親王。運命に引き裂かれながら愛さぬ者と結婚し、運命に逆らって愛する者と結ばれた二人に時代の波が押し寄せる。帝位に就いた安殿親王は薬子とともにする暮らしを手に入れるがその代わりに宮中で孤立するようになり、失意のうちに帝位を去る。だが、平城京に逃れた平城上皇と薬子はここで市民の支持を集め、京都に反旗を翻した。それは奈良時代の終わりを告げる惨劇の始まりだった。
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