一枚の板
最終更新:2015/4/4
作品紹介
サークル・シエスタ参加作品 小説投稿サイトで出会った人との交流を描いてみました。 純度90%実話です。 町工場を営む村井は、サイトで知り合った人と深い交流を始めた。 相手の状況を知った村井は、励みになればと看板を作ってやると約束する。 村井が持っていた板は、看板にすれば良いような形をしていた。 しかし、反って、曲がって、ねじくれている。 それを丹念に削りながら、送られた絵に添えられていた言葉に衝撃を受けていた。 『自分のかたちで、自分の色で、実りたい』 板を無理に平らにすることをやめた村井。 一枚の板で多くのことを学び、 人に喜んでもらうことを体験する。
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