惚れっぽいけど誠実すぎて、「運命の相手」に振られまくりの婚約者が、今日も私に泣きついてきました
最終更新:2021/5/13
作品紹介
伯爵令嬢フィオナの婚約者は、第四王子セイン殿下。 この王子、実はとんでもない浮気者で、婚約者がいながら「運命の相手」と称する令嬢と交流を深め、堂々と社交場に連れ歩いている。 しかし彼は、一定段階に達したところで何故か、必ず「運命の相手」と破局してしまう。そしてその後は必ずフィオナのもとへ行き、愚痴をたっぷりこぼす始末。その回数は既に片手の指を越えている。 対するフィオナは、国王夫妻から婚約破棄の許可をとうの昔に得ているものの、それを未だに行使してはいなかった。 そんなこんなで今日もまた、失恋したセインはフィオナに会いに伯爵邸を訪れるのだった。 *伯爵令嬢の一人称です。 *王子はアホですが、テンプレ婚約破棄王子とはベクトルが違います。 *「運命の相手」には微ざまあ有り? *2021/9/30続編短編集(不定期更新)を投稿。
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