生きていくために、魔法が使えるようになりたかった。
最終更新:2024/2/13
作品紹介
気がついた時にはもういつ死んでもおかしくない状態だった。魔法さえ使えれば、最低限の仕事でももらえる。何としてでも魔法が使えるようになりたい。 だが僕には銀貨一枚のお金を用意できなかった。 もう一つ、魔法を使えるようになる方法があった。 生きるために入らずの森の水晶の谷へと行って、自分のための魔法の水晶を見つけるんだと思い立つ。 そうせ死ぬなら、やれることをやるだけやってみようと思い立った。 入らずの森は、虫の泣き声一つ、獣の鳴き声一つしない場所だった。 必死に水晶の谷を探して、着いたところには大小色とりどりの水晶が転がっていた。 この中から自分の水晶を見つけ出すことが出来るのだろうか?! ちょっとだけなんちゃって異世界です。 珈琲牛乳なんかがあったりします。
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