生徒会の鬼と化学部の姫
最終更新:2019/11/15
作品紹介
俺は城田蒼司。この白麗学園の厳格なる生徒会長だ。その厳しさゆえ、一部の生徒からは“生徒会の鬼”とも呼ばれ恐れられている。しかしその一方で、俺の堅実かつ厳格な生徒会運営は先生方から高い評価を受け 「ドライアイスをペットボトルに入れるだけの簡単な実験じゃないか。何が問題なんだい?」 「問題しかないわ。馬鹿かお前は」 ……ゴホン。高い評価を受け、“白麗学園の陰の大黒柱”として頼りにされている。ま、俺の実績を考えれば当然の結果だと言え 「仕方ない。水槽に金属ナトリウムをぶち込むだけの簡単な実験にするよ」 「おいコラ、なにいかにも『妥協しました』って顔でサラッと危険度上げてんだ」 んんっ!ま、まあ?約1名、“化学部の姫”とか“白麗学園のマッドサイエンティスト”とか呼ばれる問題児がいるが、そんなことは些細な問d 「会長!第一理科室で爆発が!!」 「あんの女ぁ!!」 ※燦々SUNと弧滓 歩之雄のリレー小説です。「柱」「姫」「ナトリウム」をキーワードとして短編を書きました。
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