モテのため、小説タイトルを参考に【陰キャ】を気取ることにした俺。……なのに、周りの反応がおかしいんですけど。
最終更新:2021/4/28
作品紹介
「どうやら小説において、陰キャという存在がモテるらしい。ヤツらはシレッと学年1の美少女をオトしたり、時にハーレムすら作るほどに」 最近、そんな感じの小説タイトルを目にした主人公の正隆(まさたか)。 彼はさっそく「陰キャになってモテよう作戦」を実践することにした。 全ては、(本命の女の子から)モテるため! とりあえず意思表明として、相談相手の親友に宣言をするのだった。 「今回は仰天するぜ……? なんと──俺は今から、【陰キャ】になる!」 「…………」 そんな一世一代の宣言を無視して、読んでいる本を無言でペラリとめくる友人。 「ちょっと、お願いしますよ。話、聞いてくださいよ」 果たして彼の「陰キャモテ」は成功するのだろうか……? ※全然暗くありません。主人公に陰キャ要素もありません。和気あいあいとしたお話です。
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