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作:ふじたごうらこ

私はこうして田舎が嫌いになりました。

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最終更新:2021/4/15

作品紹介

 この小説はアンチ田舎小説です。    田舎礼賛の陰で田舎暮らしのつらさにあえぎ、田舎に大幻滅して都会に戻る人もまた多い。田舎暮らしのつらさ、それは田舎暮らしの不便さをいっているのではありません。それはずばり人間関係の荒っぽさと煩雑さと閉鎖性と妬みと僻みからくるものです。  もちろん田舎側の人間性だけではなく、田舎社会に入り込んできた主人公のモナカ夫婦=もとからいた田舎人間にとっては、「よそ者」 との相性もあったかもしれません。  田舎は田舎のルールがあり、合理的な都会から来たものにはなじみにくいものもあったでしょう、逆に理不尽ながらもこのまま波風をたてずに郷に入れば郷に従えを地でいき、「我慢して」 暮らす人もいるでしょう。  とにかくどこに住んでいても問題になるのは、人間関係の難しさです。  人間関係には規格やルール、これが正しいありかたというお手本もありません。ケース・バイ・ケースなのです。  この小説はモデルがいます。モナカちゃんの経験を踏まえた静かながらも壮絶な、ド田舎大嫌いのストーリーです。田舎を賛美しまくる人からは絶対に文句いわれる確率100%! 私も余計なエネルギーは消耗したくないのでそういう人はどうか最初から読まないでください。以上よろしくお願いします。 なお、作中の地名、人名等固有名詞は架空のものです。重ねて念の為申し添えておきます。

いじめ嫌がらせ悪口過疎村八分

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