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作:有知春秋

座敷童のいち子

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最終更新:2017/12/10

作品紹介

【灰やさらし粉の上に小さな足跡を残し】 【夜中に糸車を回す音を立て】 【布団にまたがり、枕を返す】  この三文からでは子供の悪戯としか導き出せないが、東北地方に福の神や精霊的な存在として伝承された存在、もしくは【小袖を着たおかっぱ頭の子童が】と三文の主語に加えれば、脳裏に浮かぶ存在がいると思う。 【見覚えのない幼女が縁側に座っていた】 【見覚えのない少年が仏壇に手を合わしていた】 【見覚えのない少女が火事になりそうな台所を知らせてくれた】  不法侵入者なのだが、小袖を着た子童と同じく語れば尽くせない目撃証言があり、その後には—— 【一汁一菜の食卓に一品が追加された】 【家主が出世した】 【家が安泰した】  ——という感謝の言葉が繋がる。  いつしか小袖を着た子童や見覚えのない子供は、家の盛衰を司る【座敷童】として信仰された。  しかし、どんな物語にも裏話があるように、座敷童にも裏話がある。  座敷童が目撃証言や伝承として語られる前の平安時代、現代では八地方区分された北海道•東北•関東•中部•近畿•中国•四国•九州沖縄では様々な座敷童が人々と交流し、悪戯好きな守護霊として身近な存在だった。  その身近な存在だった座敷童が現代では……  座敷童の文化と風習は衰退を極め、目撃証言や伝承しか残っていない。

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