精霊科Fクラス落ちこぼれの奇才召喚術

時代背景は19世紀。魔法文明と科学文明の両輪が隆盛を誇るギール王国を舞台として。 精霊士——精霊と契約し、自身の精霊を具現化させ戦う者たちが他を圧倒する世界で。御三家と称される精霊士の名門出身の長男であるロイ・シヴェリウスの物語。ロイは小等部卒業時に行われる｜精霊契約《アニミズム》に失敗してしまう。落ちこぼれと見なされたロイは家を追い出されてしまう。 しかしロイには、特殊な才能があった。 ロイは他の者達とは一風違った方法で、己の力を行使するタイプの精霊士だった。 男装を強いられる妹を救い出し、美少女に囲まれ、自分のみが扱える固有召喚術を武器として、自分の好きなように学園生活を謳歌するロイ。しかし生徒会や教師たちからの依頼により、さまざまな面倒ごとにも巻き込まれていくことに。 学園生活やら戦闘やらコメディやらいろいろ交じります。