29歳独身で「行き遅れのババァ」と言われた女教師の私が、結婚する事になりました。教え子の女子高生と……
最終更新:2020/2/9
作品紹介
私、高橋 真由美(たかはし まゆみ)は、年齢29歳でクリスマスの日に30歳になる女教師である。現在も独身の為、生徒からは「行き遅れのババァ」などと呼ばれている。 もう私には結婚は無理なんだろうなぁ〜と諦めの達観に近い感覚を持ちながら、いつも通う居酒屋さんに入ったら、そこに何故か自分が受け持っているクラスの生徒で、皆から「高嶺の花」「学園のマドンナ」などと呼ばれ持て囃され、あの万年黒字会社の「西園寺グループ」の一人娘、西園寺 遥香(さいおんじ はるか)がバイトしていたのだ。 もちろん、私はすぐにバイトをしている理由を聞いて、それが一応正当なものだと分かり、そして……西園寺さんにすすめられるまま、お酒をぐびぐびと飲み、酔いが回った私は、今まで溜まっていた鬱憤を叫び、それを優しい笑顔で西園寺さんが聞いてくれるものだから、余計にお酒が進んでしまい…… 翌朝、いつも見慣れた自分のマンションの天井。しかし、ベッドには自分以外の温もりがあった。それもそのはず。何故なら、私の隣にはあの西園寺さんが寝ていたのだ。しかも、私も西園寺さんも裸で……慌てて私が起きた西園寺さんに尋ねると…… 「先生♡責任……とってくださいね♡」 と、いい笑顔で言われたのである。 こうして、一夜の間違いを生徒と犯してしまったらしい私が、とんとん拍子で西園寺さんとの結婚話へと進んでいく……
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