最強の幼馴染は好きですか？～最弱召喚士は寄生して最強へ至る～俺は苦手です

引きこもりの青年、たかし（20歳）。 今日も今日とて部屋でゴロゴロと退屈に明け暮れ一人呟く彼に、突然天の声が響いた。 「やることねーなぁ。暇だ……なんでもいから面白い事おきねーかな」 「じゃあルグラントに来るかい？」 そんな神の声に誘われ、彼は異世界へと転移する事になる。 だが―― 「弱わっ！召喚し弱わ！！」 彼が転移先で選んだクラスは召喚士だったが、それはとんでもなく弱いクラスだった。 しかもお供に付けて貰った猫も役立たずと来ている。 そんな状況で途方に暮れる彼の前に現れたのが、昔たかしを虐めていた幼馴染の彩堂彩音だった。 彼女も神によって異世界に召喚されていたのだ。 「ん？お前もしかして？ひょっとしてだけど……たかし……か？」 「昔っからさんざん蹴り飛ばしておいて！人の事忘れてんじゃねぇ！」 異世界で再開した彼女は高レベルで鬼強い武闘家。 そこでたかしは決める。 最強の幼馴染である彩音に寄生する事を。 「彩音！パワーレベリング頼んだぞ！」 この物語は主人公が最強の幼馴染に寄生してレベルを上げ、やがて最強となって滅びゆく異世界を救う物語。