感染性バスジャック症候群
最終更新:2016/11/4
作品紹介
唐沢純とその恋人・字廻ミヤコは旅人のような生活を送っている。日銭を稼いで放浪を続ける日々、移動手段はもっぱら安価な高速バスだ。その日も二人は数え切れないほど利用した交通機関へと、普段と同じように乗り込んだ。 車内に漂う強烈な違和感に気付いていたにも関わらず――。 そして、仙台発秋田行き高速バスは定刻通り発車する。 乗り込んでいるのは――銀行強盗、爆弾魔、魔法使いの男女、霊媒体質者、幽霊、超人のカップル。各々の荷物と奇妙な因果を乗せてバスは東北自動車道へと進んでいく。 最初のバスジャックが起きたのはインターチェンジを通り過ぎて間もなくのことだった。 (この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。) (『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n5013eh/)』にも掲載しています。)
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