物語は幼馴染に恋をする主人公が、その彼女に自分の恋を応援して欲しいと。そしてアパートの管理人の仕事まで頼まれるところから始まります。開幕から愛しの彼女の恋を後押しするハメになった主人公の苦悩や如何に。
また、彼が管理人となったアパートには、半分妖怪の女の子達が住んでいました。一癖どころか種族から違う彼女らを巻き込んで起きるのは、妖怪だからこそ起きるドタバタ劇。
そんな中で、ようやく主人公の彼の気持ちの整理もついてきて、新たな道を進み始めますが……そうは問屋が卸さない。ある地点から、物語は大きく変わっていきます。個人的には、ここから更に物語にのめり込みました。
この物語の魅力は、その個性的な登場人物達。それぞれがそれぞれの思いを持って生きているからこそ、単純には話が終わりません。こじれにこじれていく彼らの関係性には、いつも良い意味でハラハラさせられました。あと、個人的には妖子さん推し。彼女一筋。茂さんとは良いお酒が飲めることでしょう。
半分妖怪な彼女達が巻き起こす、ドタバタラブコメディ。
他の皆さんも是非読んでみてください。
登録:2021/7/18 14:44
更新:2021/7/23 17:15