おいしい。とにかくおいしい。生もの的楽しみ方もできるのですけど、普通の小説として読んでも素晴らしいです。
まずキャラクターが素晴らしいですよね。「待ってました!」なキャラ配置であり、期待される役割に寸分違わず動いてくれます。でもそれが予測可能で陳腐かというと全くそんなことはなく、ほんと「待ってました!」なんですよ。
ウィステリオは読者の共感を集めざるを得ない語り手役ですけど、でもそれだけじゃなくて第5話では熱いことをやってくれますし、「存外おもろい」ところもある。サニーフィールド神父もとてもよくできたキャラで、第2話できちんとハーブ・サブシスト神父のやばさを予告してくれるんですよね。そして……ね。そう来なくてはですよね。そして、もちろんハーブ神父。最高! 最高ですよ。ばっちり。大好き。見た方が早い。見てください。
ガンアクションも満足でした。お好きな人にはたまらん作品だろうなと思います。
登録:2021/10/5 17:01
更新:2021/10/5 17:00