【書籍化】辺境の獅子は瑠璃色のバラを溺愛する【コミック２巻発売❗】

元平民がその美貌故に王子様と婚約させるためだけに貴族にひきとられた女の子が主人公なのですが、王子様が別の女の子と結ばれるところから始まります。

と言っても主人公は王子様と友人関係であり、結ばれるための相談にのったりもしていました。そうは言っても実際に結婚できないことが確定してしまうと、引き取った貴族がどんなところに嫁がせるのか不安に思っていたところ、大きな傷までおってしまいます。

そんなどん底にいた主人公にいち早く婚姻を申し出たのが、主人公が幼い頃一度だけ面識のある辺境伯でした。

辺境伯は主人公の言葉に救われたので恩返しの気持ちがあったのですが、実際に過ごすうちに主人公に心惹かれていき、主人公も同じ。と言う純愛物です。

ちょっとしたすれ違いなどの物語の起伏もありますが、基本的にテンポよくさくさく物語がすすみますしすでに完結しているので安心してみていられます。

文章は綺麗で読みやすく、情景が想像しやすくてとてもいいです。書籍化も納得の作品です。