探偵など要らない学園生活
少しばかり勘のいい少年、広い人脈を持つ少女、そしてボクっ娘探偵は、ひょんなことから「日常探偵研究会」を結成する。彼ら3人は、日常に潜む小さな謎を解き明かしながら仲を深めていく___ 謎の品質が良いのはもちろんだが、3人がそれぞれの過去と向き合い成長する姿もおもしろい。文体は完全な一人称。要所に伏線も仕込まれた、推理小説に寄った文章である。
- 作品更新日:2021/7/10
- 投稿日:2021/7/10
とある師弟の帰り道
先輩の女の子と後輩の男の子の両片思いラブコメディ。先輩後輩成分、両片思い成分を摂取されたい方にオススメの作品だ。一エピソードあたりの文字数が少なく、隙間時間にも読みやすい。
- 作品更新日:2023/5/19
- 投稿日:2021/7/11
アンチノックス探偵の禁断推理ー探偵小説のルール「ノックスの十戒」を1〜10まですべて破ってみた
「ノックスの十戒」を守りながら破る、高度なロジックの推理小説。1.6万字と短編程度の長さで読みやすいため、あっと驚きたい人はぜひ読んでほしい。 要素:ミステリー、探偵、ノックスの十戒
- 作品更新日:2021/2/6
- 投稿日:2021/7/9
「先輩の妹じゃありません!」
- 作品更新日:2022/12/24
- 投稿日:2022/4/1
【第3巻予約受付中】アストラル・オンライン〜魔王の呪いで最強美少女になったオレ、最弱職だがチートスキルで急成長して無双する〜【WEB版】
星屑ぽんぽん氏の作品と同一ジャンルの作品。こちらはハーレム要素や身内のかかわりを重点的に書いている。 完成度ははっきり言って粗削りで、描写不足ややりすぎなご都合主義、取ってつけたようなハーレムが目立つ。ただし、メインヒロインと主人公の言動だけに着目すれば、勢いがあり楽しめる。面白さが粗を上回るタイプの作品だろう。
- 作品更新日:2023/8/1
- 投稿日:2022/5/20
事故物件に1日だけ住んで、YouTubeで動画配信するアルバイトはじめました。
事故物件に一日だけ住み、その様子を動画にする男性YouTuberコンビ『ゴーストイーター』。メンバーのウスバカゲロウ一号が失踪して以来、ウスバカゲロウ二号は活動を休止。その後二号はウスバカゲロウ三号をメンバーに加えて動画を投稿しつつ、行方不明のウスバカゲロウ一号を探していた。次々と物件を訪問するうちに、ついに一号の失踪の真相が明らかに___ 文体は、大部分を会話文が占める一人称。かなりホラーな小説でありながら、軽い文章がどんどん先に引き込んでくる。一方、物語が進むにつれて中が深まる二号と三号の様子も注目だ。
- 作品更新日:2020/4/27
- 投稿日:2021/7/10
【書籍版発売中】いつも馬鹿にしてくるモデルの元カノも後輩も推しのメイドも全部絶縁して好き放題生きる事にしたら、何故かみんな俺のことが好きだったようだ。【コミカライズスタート!】
本作は完成度が高いざまぁ系だ。 まずタイトルに言及するが、タイトルはぱっと見ホラーである。嫌われものの主人公が精神を病んだ話を想像した。ところが実際はただのざまぁ小説である。私はざまぁ系を苦手としているが、タイトルで思わず読んでしまった。良いタイトルと言えるだろう。 内容はタイトルそのままである。純文学を思わせる、風景に感情を託す描写が唐突に挟まれる傾向がある。文章はしっかりしていてざまぁ系には少しそぐわないが、読みやすさは十分だ。 ※このレビューを書いた動機はタイトルにホラーを感じたという一点のみである。
- 作品更新日:2023/2/14
- 投稿日:2021/9/11
神聖戦士ヘラクレス
魔法少女に似た導入から始まる本作は、時間当たりの描写が多く詩や童話を思わせる文体が特徴的だ。導入と展開の組み合わせや文体において類似の作品と差別化ができており、面白い発想だと言える。ただ、密度のある描写が冗長さも生んでいる。行間に託す描写を身に着けられれば、文章がますます魅力を帯びるのではないか。今後の躍進に期待したい。 ※上記は素人な筆者の主観によるものであり、作品を誹謗中傷する意図はございません。
- 作品更新日:2022/1/3
- 投稿日:2021/7/17
【書籍化決定】ドラグファクト・サガ 〜残酷で優しいこの世界で異形の力を得た奴隷少女は、二度目の人生で自分を甦らせた邪教と戦う〜
少女が目覚めると、そこはがれきの中だった。少女は「手を異形にする異能」を持っていたが、記憶を失っていた。記憶と真実を取り戻すべく、少女の旅が始まった___ 旧来の「ファンタジー」をそのまま描いた小説である。典型的で特筆する点が無いと言うこともできるが、近年王道ファンタジーがランキングから姿を消しつつある経緯もあり、懐かしく新鮮な気持ちになる。ぜひとも応援したい作品である。 惜しむべきは、サブタイトルが蛇足に感じられる部分だろうか。もっとも長文説明がなくてはまず読まれないので仕方ないのだが……
- 作品更新日:2021/8/24
- 投稿日:2021/7/17
Garden of Clockwork
傑作。 ぬいばり先生がお元気でいらっしゃることを願うばかりです。いつか更新が再開されることを願っています。
- 作品更新日:2017/9/15
- 投稿日:2021/7/19