wakagiさんの記録

宝珠の森　はじまりの唄

赤い縞瑪瑙のツェタル༄༅།གཟི་མིག་དགུ་པའི་སྤྲུལ་སྐུ།།༗

水たまり凪ぐこともなく

ある程度年をとってくると、気づいた瞬間にどうやり過ごそうとしても胸をつかれる「感覚」があります。たぶんあまり若いうちにはわかるようにならない方が良い、経験からくる感覚……実感です。 歌中では明確には語られず、けれど注意深く読んでいくとたしかに底に横たわる事実。そしてそこからもたらされる欠落。生々しかったそれが、やがて日常になじんでゆくことにより、感情は、実感は、透き通ってゆきます。読み進めるこちらが、それらをうつくしいと感じるほどに。 大人に読んで欲しい、一連の短歌です。

暗黒厨二キッチン　† 厨房短歌 × 厨坊風味 †

こ・の・セ・ン・ス！ 腹筋が、腹筋が鍛えられます。お遊び厨坊スパイス最高です！ 作者さま曰くネタ枠だそうですが、とっても楽しい御作品ですので、読んでひと笑いいかがでしょう？ 声をあげて笑えます。

ZOTTO

人が怖い、霊が怖い、現象が怖い、怖いけど不思議……怖いの種類にもいろいろありますが、ここには各種取り揃えられてます。 内容は、実話怪談系がお好きな方向き。一話一話は短いながらもそれぞれ充分満足感がありますので、一日一話ペースで読んでたっぷり楽しめます。 寝物語に読んで、首筋が冷んやり……いかがですか？

さよならを踊る交差点

ほんわか美人な幽霊さんと、ノリの良い人の好いお兄さん。応援したくなるけれど、これは応援して良いのだろうかとちょっぴり悩みつつ、さわやかな読後感に、脱帽です。こんな幽霊さんになら遭遇してみたいと思ってしまう、やわらかく素敵なお話です。

人間のアシェイムド