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カクヨムその他短編完結

時計大臣

 レビューで語るのが難しいのですが、ストイックに鍛える彼だからこそ出来るわざ。あまねく全ての国民を幸せにするのと同時に、読み終えた読者も幸せな気持ちにさせてくれます。  童話のような語り口、シリアスな話なのに、なぜか圧倒的な筋肉の存在感。一人でも多くの人に、この雰囲気に浸って欲しいと感じた記憶に焼き付く一作です。

5.0
  • 作品更新日:2023/3/10
  • 投稿日:2023/3/19
カクヨムノンフィクション短編完結

君は、タラちゃん。

 ぬいぐるみに名前を付ける事は、よくあることでしょう。特に幼い子供に与えるぬいぐるみには、それを認識させるために親が名前を付けている事もあるし、子供自身が名付ける事も。  名前を与えるという事はとても大切な儀式で、切れない絆を作るものではないかと。名前をもったぬいぐるみは、思い出を積み重ねる永遠の友のような存在になるのかもしれません。  こちらの作品はエッセイかつノンフィクション。作者自身の実話であり、件のぬいぐるみは大切に作者の傍にある模様。それだけでも心温まるエピソードなのではないでしょうか。  だけど、その名付けにまつわるやり取りが小気味よく紹介されるものだから、コメディ感が醸し出されており、エンターテインメント性ましまし。ただの思い出話ではなく、読み物としてとても面白い!  作者の持つぬいぐるみの名前の由来のお話。読書でほっこりしたいあなたにおすすめ!

5.0
  • 作品更新日:2023/3/5
  • 投稿日:2023/3/19
カクヨムファンタジー短編完結

添い寝王決定戦

 おもちゃのチャチャチャな世界観。深夜におもちゃ、もとい、ぬいぐるみたちが動き出す。持ち主のアコちゃんの隣という王座に収まる事を目指して!  ぬいぐるみと添い寝する子供は多いけど、ぬいぐるみたちも密かに添い寝の座を楽しみにしているのかもと思えてきちゃう。  コミカルに、いろいろな動物ぐるみたちがその座をめぐって繰り広げるバトルが、ほのぼのしていてとても和みます。  読むと明るく楽しい気分になれますよ!

5.0
  • 作品更新日:2023/3/3
  • 投稿日:2023/3/19
カクヨムその他短編完結

ぬいぐるみ職人の見習い リコ

 とてもやさしい語り口は疲れた心を癒す力がありますが、一切のトゲのない柔らかな文章が紡ぐこの物語の風景も、あたたかく、爽やかで、美しく、なめらかで。  ひとつひとつのぬいぐるみの材料がメルヘンだから、それぞれを本当に集めたくなるほど素敵。「ああ、きっとあの雲はふわふわのぬいぐるみを作るのにふさわしい」とか、「夜明けの朝露は素敵な動物の瞳になるかもしれない」と、これから見る風景も素敵に変えてくれそう。  心が癒されること受けあい。見習い職人さんと一緒に、夢のようなぬいぐるみ作りを堪能しましょう!

5.0
  • 作品更新日:2023/3/3
  • 投稿日:2023/3/19
カクヨムその他短編完結

古本屋

 古本屋に、転売でひと稼ぎできる本を求めて行脚する一人の男。  最近めっきり成果が得られずに焦る気持ちはあったろうが、目敏さは一級品のようで、彼は大したこと無さそうな古本屋で、売れば高価な本を発見してしまう・・・!  それを二束三文で手に入れようと画策する男と、店主の少女とのやり取り。  秀逸なオチにそう来たか! と膝を叩く一作です。

5.0
  • 作品更新日:2023/3/2
  • 投稿日:2023/3/19
カクヨムその他短編完結

本屋さんで夢見てた

 本屋で出会うものは? 思わずそういう事に想いを馳せてしまう物語です。  数多の本に出会う場所であり、そこで人と出会って始まるドラマもあるだろうし、もしかしたらかつての自分とも言える存在かもしれない。  本をきっかけに人と出会うのか、人がきっかけで本と出会うのか。  出会いというものの錯綜感が楽しめる物語かもしれません。

5.0
  • 作品更新日:2023/3/1
  • 投稿日:2023/3/19
カクヨム恋愛短編完結

名古屋市営地下鉄東山線、陽当たり良好

 青春ってそう、こういう甘酸っぱさだよなあ!! とラストに心でスタンディングオベーションしてしまったぐらい、序盤からラストまでの流れが最高でした。  読んでるこっちがドキドキひやひや、返事が来るまでの顔の皮膚が突っ張るような緊張感まで伝わって来て。そんな経験したことないのに、経験したことがあるような錯覚さえ覚えました。  現役青春真っただ中の人にも刺さると思うし、青春という言葉自体が遠くなりにけりの年代にも刺さる気がします。  爽やかで読後感も最高。ぜひ読んで欲しい!

5.0
  • 作品更新日:2023/1/27
  • 投稿日:2023/3/19
カクヨムSF短編完結

猫と星と菫ソースの魔法のクッキー

 タイトルと出だしの感じから、メルヘンなお話なのかなあと童話感覚で読み始めたのですが、最初に繰り広げられるのはストーリーのキーになる児童書の物語部分で、ぱっと現実に戻る場面の切り替えそれ自体が、もう映画的でした。  一つの物語がつなぐ縁と、つなげていこうとする想いというか。彼女のビジネスが予想外の内容だったり、物語が流転していく過程は、一切退屈をしません。  読み終えてわかる構成の妙も面白さのひとつ。読後感も良いのでぜひ。

5.0
  • 作品更新日:2022/12/18
  • 投稿日:2023/3/19
カクヨムファンタジー短編完結

【KAC20235筋肉】悪霊退散

 あーわかる~、と思いながら読みました!  筋肉の物理的な圧っていうか頼りがいがある感じもあると思いますが、なんだかどんな問題も解決できそうな気がしてくる不思議な感覚。  結果がどうなったかは本編で確認いただくとして、不思議な距離感の二人の関係に妙にエモさを感じてしまうという。  あまりがっつりとした続き物というわけではないので、これから読んで前の作品ものぞいてみるという感じでも大丈夫かと。  長編で読んでみたいです!

5.0
  • 作品更新日:2023/3/10
  • 投稿日:2023/3/20
カクヨムファンタジー短編完結

【KAC20231本屋】本屋のアルバイト

 アルバイトがいつかないのか、応募する人がいないのか、いつも募集の張り紙が続く本屋さん。店主一人で常に店頭に立ち続けるのは大変で、そりゃあアルバイトの一人ぐらい雇いたい所でしょう。  でもこの本屋さん、ちょっと不思議なお店のようで・・・。  本の並んだ空間というものは独特の雰囲気があり、古い店舗で薄暗かったりすると物語にまつわる何かが引き寄せられたりして来る事もありそうな感じがしたりしますが、このお話を読むとよりそんな事を思ってしまいそうです。  最後のオチを含め、この不思議な本屋さんの空気感を楽しんで欲しい一作。

5.0
  • 作品更新日:2023/3/2
  • 投稿日:2023/3/19