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カクヨム恋愛連載:4話完結

カクヨムの恋

ラストのオチが素晴らしかったです! 文体も滑らかでスルスルと読めました。 「小説」を読んでいるのはわかっているはずなのに「あれ?もしかしてこれは今現実で起こっていること?」と錯覚するような書き方が大変魅力的な作品でした。

5.0
  • 作品更新日:2020/12/8
  • 投稿日:2021/7/22
カクヨム恋愛連載:3話完結

天使の微睡み

たった6000字弱のこの短編に、とてつもなく素晴らしい甘甘が詰まっています。 作者は天才です。 調香師のギルベルトの妖艶な所作、そして彼にドキドキするニーナの恋心が伝わってきて思わずにやけてしまうこと間違いなし。 タイトルの付け方と、最後に出てくる香水の名前には唸らされてしまいました。 たった6000字弱で幸せな気持ちになれるこの短編。読まないと損ですよ?

5.0
  • 作品更新日:2020/12/4
  • 投稿日:2021/7/22
カクヨムその他連載:5話完結

チキンかミートローフか

クリスマスの料理を何にするかで喧嘩する姉弟達。三人ともそれぞれ食べたいものが違うのだ。 最終的には料理担当の陸空が怒って家を出る所で物語は始まる── 海未、蒼空、陸空の視点で語られる物語。 それぞれ友達や恋人に背中を押され、姉弟達と仲直りすることを決めます。 仲良し家族の温かいストーリーの中に甘い恋の隠し味もあって、読了後はほっこりと幸せな余韻に浸れること間違いなし! 冬にぴったりの愛に満ちた物語。 読めば温かい気持ちになれますよ。 おすすめです!

5.0
  • 作品更新日:2020/12/24
  • 投稿日:2021/7/22
カクヨムSF連載:48話完結

一匹狼は群れたがる

現代社会に超能力が出現したらどうなるか?をテーマに描いた作品です。 この物語に出てくる「超能力」は、いわゆるバトルもののような派手なものではありません。「1メートルだけテレポートできる」「半径2キロメートルだけ物質を飛ばせる」「触れた人の心を読む」などのように、制限のかかったものです。 作中ではこれらの超能力が個を際立たせる意味合いとして用いられており、彼らの役割を明確にしている所が本作の最大の魅力でしょう。 超能力のリミッターつきでないとお店に行かれない(テレポートできてしまうから)、超能力の研究施設など、実際に人類に超能力が出現した場合の法律や社会のルールがしっかりと作り込まれている所も非常に面白いです。 個人的には、なぜ超能力が出現したのか?という研究内容もしっかりと筋道立てて考えられている所に驚きました。 また、主人公である女子高生の清楓と科学者である窪崎のロマンスも物語に彩りを添えています。 目的の為には手段を選ばない、接触テレパス(触れた人の心を読む)の窪崎は、当初は利用する為に清楓に近づいていましたが、彼の能力を知っても懐に飛び込んでくる純粋な清楓に、次第に彼女を大切に想うようになります。 しっとりと読ませる、落ち着いた雰囲気の物語ですが、この恋愛パートのときめきも本作の魅力のひとつです。 色気のある大人の男性の魅力に、惚れない女性はいないのでは?というかっこよさ。 ぜひ胸をときめかせながら読んでいただきたいです! 物語に出てくる一匹狼達。彼らは孤独に生きつつも、それぞれの立場や能力を使ってお互いを補い合います。 最後に彼らが群れを成すシーンは圧巻で、思わず胸をうたれました。 個人的に大好きな作品です。 現代社会の中で孤独に生きるすべての者達に読んでもらいたい、素敵な物語です。

5.0
  • 作品更新日:2021/4/17
  • 投稿日:2021/7/22
カクヨムファンタジー連載:18話完結

異世界だって日常茶飯事 ~白銀の狼~

コラボしていただいた「白銀の狼」作者の結月花です。 コラボと言っても、私は一文字も書いておりませんので(笑)、コラボ元の作者として、また一読者としてレビューを書かせていただきます。 しょぼん(´・ω・`)さんの代表作、ニチサハこと「非日常なんて日常茶飯事」の雅騎くんと佳穂ちゃんが「白銀の狼」の世界にやって来るところから物語は始まります。 両作品を読んでいる方はもちろんですが、さりげなく人物や世界観などの説明が書いてありますので、どちらかの作品を読んでいるだけでも楽しめるようになっています。白銀の登場人物が多いので、こちらの方は読んでいないと混乱してしまう可能性はありますが、主要キャラクターだけ知っていれば十分に楽しめるようになっています。(白銀本編は5話くらいまで読めば十分です) 多少のネタバレは気にしない、という方は、本編が途中まででもガンガン読んでほしいと思います。 この作品の素晴らしい点は、コラボ相手である拙作「白銀の狼」のキャラクターや世界観を、原作そのものの形で描ききっている点です。コラボ作品は、書く作家さんによって多少の癖が出てくるものですが、しょぼん(´・ω・`)さんが書く白銀のキャラクター達はまさに本編そのもの。台詞や行動、考え方まで原作通りですので、イメージと違うのが嫌だと言う方には、安心してお読みくださいと太鼓判を押せるほどです。 もちろん、ニチサハの雅騎くんの優しさに溢れるかっこよさ、控えめながらも心に芯を持つ佳穂ちゃんの魅力もそのまま。 どちらも読んでいる人にわかるような小ネタもたくさん仕込んであります。 また、特筆すべきは、両作品の魅力を掛け合わせ、お互いの世界観では書けない部分をコラボによって実現させている点です。 コラボ作品というと、お互いのキャラクターを会わせて終わり、というイメージがありますが、こちらの作品は、コラボすることによって作品の魅力を高めている点が大変素晴らしい。 「ニチサハ」は何気ない日常シーンを挟みながら、時折やってくる非日常に応戦するバトルファンタジーで、アニメを見ているかの様な白熱した戦闘描写と、穏やかに流れる日常の緩急が素晴らしい作品です。 対して「白銀の狼」は恋愛小説でありながら冒険要素が強く、戦闘シーンや日常シーンは最低限の描写しかありません。 こちらのコラボ作品では、人狼の村の日常も深掘りして頂き、白銀本編では見られなかった、人狼達の日常を丹念に描いていただきました。ニチサハテイストで、白銀の世界を楽しめるようになっています。 また、ニチサハではお馴染みのかっこいいバトルシーンも必見です。 白銀の世界はファンタジーですが、魔法や精霊などの超常現象は一切出てきません。対するニチサハは、現代日本が舞台ながら、天使の力を使役したり、胡舞術を用いてドラゴンや天使などの不可思議な存在と戦うという異能バトルが特徴です。 白銀というファンタジー世界にやってきた雅騎くんや佳穂ちゃんの方が異能を持っており、白銀の世界のレティリエやグレイルが彼らの持つ不思議な力に驚くという、面白い構図が実現されました。 後半は、白銀の世界にやってきた異能を持った敵とのバトルシーンが続きますが、白銀のグレイルが超常的な存在と戦うシーンは、白銀の世界では絶対に見られません。コラボであるこの作品でしか読めない貴重なワンシーンとなっています。 また、ニチサハは現代日本が舞台となっていますので、基本的に亜人種との交流はありません。雅騎くんや佳穂ちゃんがファンタジーな世界で日常を送るシーンを見られるのもここだけです。 互いの作品の要素を取り入れつつ、互いの作品では絶対に読めないであろう場面をコラボによって実現させ、両作品の魅力を違った方向で引き出す。 ニチサハ、白銀両方の読者はもちろん、コラボ作品のお手本のような完成度を誇る物語ですので、今後コラボ作品を書こうと考えている方はぜひ参考にしてみてほしい作品です。

5.0
  • 作品更新日:2021/3/17
  • 投稿日:2021/7/22
カクヨム恋愛連載:10話完結

森の魔女と傲慢な金獅子

レティラの森にすむジゼルは魔女の末裔であり、人々から恐れられていた。 そんなジゼルが、森で傷ついた騎士、エドゥアールを助ける所から物語は始まる。 人々に忌み嫌われる魔女の存在。あらすじを読んだ時は、切ない胸の痛みと共に森でひっそりと生きる魔女を想像していたのですが、彼女──ジゼルは本当に可愛らしい!! 苦い薬を味見してうぇぇとなったり、エドの服の染み抜きをしようとして失敗したり、代わりの服が無いからと女物の衣服をエドに着せちゃったりと、ちょっぴり天然な性格だけども、どんな時も一生懸命で心優しい彼女に、金獅子と恐れられたエドの心が癒されていくのは当然でしょう。 ジゼルもまた、自分が傷つかない為に「魔女であるから仕方がない」と受け入れていた心の寂しさを認め、彼に想いを寄せるようになります。 この二人の関係は長編でじっくり読みたい所ですが、短編で綺麗にまとまっているからこそ、語られない部分に想いを馳せる楽しみもありますね。 さくっと読める美しい恋愛小説、とてもおすすめです♪

5.0
  • 作品更新日:2020/4/14
  • 投稿日:2021/7/22
カクヨムミステリー連載:360話

冬野つぐみのオモイカタ

どこにでもいる普通の女子大生、冬野つぐみは親友の千堂沙十美と共に何気ない日常を過ごしていた。だが、ある日突然、人が黒い水を残して消えてしまう事件が発生。その事件に巻き込まれた親友を救う為につぐみは立ち上がる── 日常のシーンと不安を煽るような緊迫感のあるシーンとの緩急が素晴らしい作品です。 物語の根幹にたどり着くまで少し時間がかかりますが、間に挟まれる「カテノナ」という陰謀が進められるエピソードが挟まれるので、そこにたどり着くまでに読者の緊張感は十分に煽られます。 テンポの良いコミカルな会話の掛け合いが映える日常のシーンとはうってかわって、陰謀に立ち向かう場面の緊張感は思わず背筋がゾワリとしてしまうほど。随所に謎が散りばめられており、一度読み読み出すと止まらなくなります。 また、物語を彩る個性的なキャラクターも本作の魅力。思わずフフッと笑ってしまうような日常のシーンで見せる顔と、バトルの際に見せる顔のギャップがすごいです。 物語が各キャラクターの一人称で進んでいき、時には彼らの過去や心情に触れることができる為に、どのキャラクターにもつい感情移入して読んでしまいます。 特に応援したくなるのが主人公のつぐみ。 彼女は親友を救うためにとある組織に助けを求めますが、各々特定の能力を持ち合わせる彼らとは違い、つぐみは唯一、能力を持たない存在として彼らと行動を共にします。だが、つぐみは持ち前の観察力や頭の良さを発揮し、時には組織の人間も驚くような活躍を見せます。 ミステリーとして読むのも良し。キャラものとして読むのも良し。 たくさんの魅力がつまった本作をぜひお手にとられてみてください。

5.0
  • 作品更新日:2024/5/15
  • 投稿日:2021/7/22
カクヨムファンタジー連載:77話完結

凄惨たる魔王の黙示録〜目覚めると勇者になっていた魔王は、斯くして世界を救う。

魔王テネブリスと勇者ルクルースの 一騎討ちから始まる物語。彼らが迎えた運命は──? 最初からクライマックスかと思われる激しい戦い。死闘の末に目覚めた魔王、テネブリスは、自身の意識が勇者ルクルースの体に入っていることに気付く。なんと、勇者と魔王は中身が入れ替わっていたのだ!! 体が入れ替わる物語である場合、通常は体の持ち主のフリをして行動したり、体が入れ替わっていることを仲間に伝える展開が多いと思いますが、魔王テネブリス様は勇者の体でありながら「私は魔王だ 」と自分を偽ることがありません。 前半は、突然「私は魔王だ」と言い出した勇者を「チュウニビョウ」にかかったのかと勘違いする勇者一行とのコミカルなやり取りが続き、ダークな世界観の中でもクスッと笑える面白さがあります。 後半に行くにつれて物語は重厚さを増していき、展開もシリアスになっていきます。 ネタバレになるので伏せますが、自身の魔力の取り戻し方を知った彼は、やがてひとつの目的を定めます。 前半は少しコメディ寄り、でも中盤辺りから爆発的に面白くなっていきますので、ぜひ最後まで読んでほしい一作です。 また、注目すべきは、主人公である魔王テネブリスのかっこよさ。勇者と中身が入れ替わろうが、自分は魔王だ!と、勇者一行に迎合することなく我が道をいきます。 お互いの勘違いにより、時たま笑えるやり取りがある中でも、魔王としての彼の恐ろしさ、かっこよさが全く損なわれない所に、作者の力量を感じます。 勇者と魔王。昔からある対立関係のイメージを逆手にとった、全く新しい異世界ファンタジー。 伏線回収も見事で読んで絶対に損はしない物語です。ぜひ、この雄々しく魅力的でかっこいい魔王様が生きている世界にどっぷり浸ってください。

5.0
  • 作品更新日:2021/7/3
  • 投稿日:2021/7/22
カクヨムファンタジー連載:149話完結

竜世界クロニクル - 約束の竜と世界を救う五つの鍵 -

第一章読了時点でのレビューです。 RPGを思わせる緻密な世界観や設定と、かっこいい召喚魔法、謎めいたレジェンドサーガ(伝承)など、大人も子供も憧れた世界がここにはあります。 この物語の世界観の素晴らしさは皆さんレビューで書かれていますので、本レビューでは魅力的な登場人物について記載させていただこうかなと思います。 まず主人公セス。彼の運命に立ち向かう熱い心とヒロインに恋する少年らしさは、まさに王道の主人公! 可憐だが芯の強いヒロインのアルテーシアや、皆のまとめ役である大人の男性デューク(素敵!)、やんちゃなムードメーカーのシャルなど個性豊かなメンバーが揃っております。 物語の途中で、天空人のレーチェルや上級竜族のクォームなど別の目的を持った味方もパーティーに加わりますが、それぞれ使える武器や魔法が違うのでバトルシーンが大変に面白いです。 一見登場人物が多いように思えますが、皆個性的でキャラクターがしっかりと立っており、また途中途中でキャラクターが(物語の邪魔をすることなく)人間関係や目的をまとめて話してくれるように作者が誘導してくれるので混乱することはありません。 また、魔王軍にも5人の魔将軍がいますが、こちらもそれぞれかっこいい! 敵側のキャラクターではありますが、ただの敵と侮るなかれ。 彼らにもしっかりと目的や人格があり、大変魅力的に描かれています。 第一章終了時点では、パーティーが分断し、別行動になります。 注目は魔王軍に残されてしまったヒロインアルテーシアの動向! 魔王とも繋がりのある彼女がどうなっていくのか、続きも期待しかありません。 世界観や設定が相当細かく練ってありますので、ファンタジー好きな方はぜひともご一読いただきたい名作です!

5.0
  • 作品更新日:2024/2/28
  • 投稿日:2021/7/22
カクヨム恋愛連載:99話

初恋づくし 〜俺の周りは初恋だらけ〜

中学1年生の時に初恋の人にフラれてから、もう辛い思いはしたくないと女の子から距離をおいていた青井諒。 幼馴染みで親友のイケメン、赤城蒼の橋渡しにされることが多く、クラスメイトの霧島萌絵が告白してきた時も、最初は赤城のことかと思ったのだが── この作品の素晴らしい点は、心情描写が丁寧に綴られていることです。 大抵のラブコメは「そんなにお互い想いあってるなら付き合えばいいのに……」と思う展開も多いのですが、この作品ではきちんと「付き合えない理由」が明記されており、感情移入しやすいようになっています。萌絵のことを可愛いと思いつつも、過去の失恋の辛さを思い出し、付き合うまで至らない諒の感情に共感し、切ない気持ちになりました。 また、10年前からずっと諒を想ってきた萌絵の視点では、甘酸っぱい青春のくすぐったさが体感できます。 好きだった人とデートする嬉しさや、ボーリングがうまいという諒の意外な一面を見て胸をときめかせているシーンでは、忘れていた青春を思い出しました。 名前を呼びあうシーンだけでキュンキュンしたのは初めてかもしれません(笑) 血の繋がらない妹、香純も諒のことが好きなので、この三角関係がどのように進んでいくのか期待しかありません! 没入できるラブコメを読みたい方、必見です!

5.0
  • 作品更新日:2021/8/7
  • 投稿日:2021/7/22