嘘さえ愛しく
最終更新:2021/10/23
作品紹介
ありのままの自分で愛されたいなあ。 そんなの、無理な話だって、知ってるけど。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 李木百樹(すももぎ・ももき)二十歳。 子供の頃のトラウマが元で、自分は愛されないと思っている憑依型役者。 チャラ男の役が降りたまま街にくり出したある日、目覚めると隣には見知らぬイケメンが。 どうやらビッチな役が降りたまま、S○Xしてしまったらしい。 イケメンが目覚める前に逃げ出したのだが、なんとお互い財布を取り違えていて、再び会うことに。 無事財布を交換後、立ち去ろうとする百樹に、イケメン、岡龍介は申し出る。 「俺に教えてくれないか。ゲイの世界のこと」 行きずりの関係だったはずが、百樹はどんどん龍介に惹かれてしまう。 けれど龍介が望んでいるのはきっと〈ビッチなおれ〉。 百樹は自分の気持ちにブレーキをかけたまま、引き続きビッチを演じることになるのだが―― 「雨さえやさしく」(コミックRouge原作賞最終選考)で人気のあった、龍介がちゃんと幸せになるお話です。 「雨さえやさしく」はこちら https://estar.jp/novels/25563457 すでにラストまで書き上がっているので、手直ししながらの更新で、全20回程度の予定です。エタらない保証。 ※表紙イラスト:もすけ様 有償依頼したものです。禁無断転載。 2021.5.2〜5.6 BL部門 1位
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