フィンクは薄明の空に笑う
最終更新:2021/3/28
作品紹介
『化け物』と蔑まれながら生まれ育ったフィンクには、かつて大切な宝ものが三つあった。 そのうちの一つ、王の子と竜が旅をする物語に憧れるものの、自分に与えられたのは半地下にある、小さな世界のみ。 そんなフィンクの居住にある日投げ込まれたのは、首筋に竜鱗を持つ異種族の男。その男を死なせないための少年の努力は実り、男は目覚めた。 大切にされることを知らないフィンクは差し伸ばされた手を掴むことができなかったが、再びその手が差し伸ばされた時、フィンクは新しい世界を知ることになり――。 人と竜、獣人に魔物すらいる世界で、少年がとある竜と出会い竜から溺愛されるお話。 ・人外の王(黒竜)×王族なのに見た目の色から幽閉されていた少年(のち、青年) ・センチネルバース要素ありですがうっすらです
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