名もなき朝の唄〈湖畔のフレンチレストランで〉
最終更新:2021/6/25
作品紹介
★本編、後日談1、2完結 写真を生き甲斐にしていた恩師、給仕長が亡くなった。 吹雪の夜明け、毎日撮影ポイントにしていた場所で息絶えていた。 彼の作品は死してもなお世に出ることはない。 歌手の夢破れ、父のレストランを手伝う葉子は、亡くなった彼から『給仕・セルヴーズ』としての仕事を叩き込んでもらっていた。 そんな恩師の死が、葉子『ハコ』を突き動かす。 彼が死したそこで、ハコはカメラを置いて動画の配信を始める。 メートル・ドテル(給仕長)だった男が、一流と言われた仕事も友人も愛弟子も捨て、死しても撮影を貫いた『エゴ』を知るために。 名もなき写真を撮り続けたそこで、名もなき朝の唄を毎日届ける。 やがて世間がハコと彼の名もなき活動に気づき始めた――。 死んでもいいほどほしいもの、それはなんだろう。 北海道、函館近郊 七飯町 駒ヶ岳を臨む湖沼がある大沼国定公園 湖畔のフレンチレストランで働く男たちと彼女のお話 (本編:123,381文字) ------------------------------------------ ★本編=短編3作+中編1作の連作 (1.ヒロイン・ハコ⇒2.他界する給仕長の北星秀視点⇒3.ヒロインを支える給仕長の後輩・篠田視点⇒4.最後にヒロイン視点) ★後日談(続編)シェフズテーブルで祝福を 【3/21完結】 フレンチ十和田とハコと篠田、その後のお話 ★後日談2 トロワ・メートル 【6/25完結】 ------------------------------------------ ★2021/01/29 トレンドランキング#ヒューマンドラマ 日間1位 2021/06/01 人気 ランキング#ヒューマンドラマ 日間1位 ------------------------------------------ ★3/25 タイトル変更(名もなき朝に⇒名もなき朝の唄) ★5/22 『シェフズテーブルで祝福を』⇒スター特典から、本編の後に追加変更 ------------------------------------------ ★表紙イラスト(水紋部分)みいこ様 https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=WddgsBAy&area=1 (タイトル部分は作者制作部分)
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