過剰進化――over skill 『空想、けれども現実』
最終更新:2010/9/20
作品紹介
「つまり、俺たちは体の良い的ってことだよ。――生身の……な」 環境問題の深刻化に際し、「国際環境対策義務条約(IEMDT)」が締結されて数十年。各国の科学技術の全てが環境対策に当てられ、人類は何とか地球環境の保全に成功しつつあった。エコロジーの一点にのみ突出した発展。軍事発展の衰退により平穏を手に入れた世界。 ある“特性”に苦悩する少年、はそれでも充実な学生生活を送っていた――覚醒するまでは。 襲いかかるトラウマ、社会からの偏見・弾圧、能力の暴走、ADHD、新型兵器の実験、救いの使途、スマイル。 「だから貴様の存在は許されないのだ!! 恵まれた……貴様のような可能性が私たちの過去を、彼らの救いを消し去ってしまう!!」 戦いの真実を知った少年の決意とは?
評価・レビュー
まだレビューはありません。