あの海に落ちた月に触れる
最終更新:2018/10/1
作品紹介
「ねぇ、行人」 「なに?」 「エッチしたことある?」 突然の問いだった。 中学三年の僕は当たり前みたいに経験なんてなかった。 夏休みが終わって、けれど、まだ夏は終わってくれなかった。 僕は「神様」を探す為に夏の夜を歩く。 岩田屋町、2007年夏。 2013年の行人が主人公の物語「南風に背中を押されて触れる(https://kakuyomu.jp/works/1177354054888222742)」もあります。 https://kakuyomu.jp/works/1177354054888222742