七夕祭り
最終更新:2012/7/16
作品紹介
生まれて一年経ってからずっと一緒だった。幼稚園も小学校も中学校も。 一歳違いの幼馴染とは誕生日が一緒。ふたりとも七夕生まれなことから、名前はそれに因んでつけられた。 「七夕ネーム」とからかわれるのが嫌で、ちょっと冷たい物言いになったり、突き放してしまったり――でも、近すぎて気づかなかっただけだった。 中学を卒業して高校に入ってから、すれ違うことが多くなり、距離が空いて初めて気付いた。好きなんだって――気付いたのに、会えば憎まれ口をたたいてしまう。 俺の恋はどうなるんだろう? ※ 個人サイト【Riruha* Library】にある【Collaboration SS】から短編小説として投稿しています。
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