203号室
最終更新:2016/7/13
作品紹介
とある町に”裏野ハイツ”という築三十年の木造の二階建ての集合住宅があった。 駅にもコンビニにも近く、物件としては好条件であるが良くない噂がある。 『裏野ハイツの一室は常に空室になっている。 もし満室になるようなら誰かがいなくなる』 いなくなるのである。 出て行くのでなく、いなくなる。 そして一人の男が裏野ハイツに新しく入居し、満室になった。 誰かがいなくなる。
評価・レビュー
まだレビューはありません。
最終更新:2016/7/13
とある町に”裏野ハイツ”という築三十年の木造の二階建ての集合住宅があった。 駅にもコンビニにも近く、物件としては好条件であるが良くない噂がある。 『裏野ハイツの一室は常に空室になっている。 もし満室になるようなら誰かがいなくなる』 いなくなるのである。 出て行くのでなく、いなくなる。 そして一人の男が裏野ハイツに新しく入居し、満室になった。 誰かがいなくなる。
まだレビューはありません。