傭兵と紙飛行機
最終更新:2017/9/3
作品紹介
長く続いた戦争が遂に終わろうとしている。奪い、奪われ。殺し、殺されるのが当たり前という、無慈悲な世界。そんな世界である男は傭兵として、生き残るためにどんなことでも行ってきた。戦争も終わりが見えてきた頃、傭兵に与えられた最後の仕事は、新たな世界のために死ぬことだった。 本当に慈悲なんて存在しない。 雇い主の裏切りに会い、傷だらけで逃げた傭兵は死を覚悟する。その時、傭兵の目の前にひらり一つの紙飛行機が舞う。
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