姉の身代わりで直視したら目が潰れると言われている王子と結婚したら「僕を愛する必要はない」と言われました。
最終更新:2022/9/4
作品紹介
アビスはかつて魔王が使っていた闇魔法の力を持って生まれた。邪悪なその力のせいで母親は死んだのだと、父と双子の姉に虐げられ、いない存在として隠されて生きてきた。 一方この国の第一王子はかつて勇者が使っていた光魔法の力を持って生まれた。しかしその力を極めすぎたせいで自分が輝き、眩しすぎて姿が見えなくなってしまった。 直視したら目が潰れると言われている王子の結婚相手はなかなか決まらなかったのだが、借金返済のため、アビスが姉の代わりに嫁ぐことになった。 結婚した最初の夜、王子は「僕を愛する必要はない」と言った。顔も見えない男を愛せるはずがないのだから、と。 しかしこれまでの生活に比べたら、王宮での暮らしはアビスにとって素晴らしいものだった。 9/7日間総合ランキング2位!ありがとうございます(*´˘`*) ただ今長編化に向けたプロット製作中です!
評価・レビュー
まだレビューはありません。