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作:せい

元皇帝の転生令嬢は敵国の王に溺愛される

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最終更新:2023/7/13

作品紹介

転生令嬢リリスは、数年前に亡くなった歴代最強最悪の皇帝の生まれ変わり。 亡くなる寸前に城の誰からも見捨てられたこと、亡くなったことを国中で喜ばれたこと、そして転生した先で惜しみない愛を受けたことで、皇帝であった自分を反省。 国を、民を守るべき貴族の務めを果たそうとする。 8歳の時、辺境伯家の令嬢であったリリスのもとに隣国の侵略の報が入る。 その辺境伯家は特殊な血筋で、異常な筋力を有する血筋。その例にもれず、いや過去最高とすら思われるほどに優れた筋力を有するリリスは、その血筋を存分に生かし、侵略軍を撃退する。その姿を、敵国の王子が見ているとは知らず… それから15になるまで、3度の侵略があったがいずれもリリスが先陣を切って出撃・撃退。 いつしか「黄金の死神の鎌」などと不名誉な仇名まで敵国で広まり、それが自国まで伝わり、辺境伯家の令嬢なのに縁談の話は一つも無かった。 そんな中、何度も侵略を続けてきた隣国から、和睦の話が持ち上がる。そしてその条件として、リリスを王妃として迎えるというもの。辺境伯家として父もリリスも悩むも、現皇帝にしてリリスの息子である現王は、父を忌み嫌い暴力を忌み嫌い、全てに弱腰。結果、その和睦を受け入れ、リリスが隣国に嫁ぐことになった。 嫁いだ相手は王になったばかりの男。かつて戦場でリリスを見た王子だった。戦場で暴れまわる姿に惚れた王子は、侵略の意思を消さない父を退位させ、自ら王になり、そしてあこがれの花嫁を手に入れたのだった。 しかしリリスは、自分という最高戦力を引き抜き、再び侵略の意思があるのではないかとその警戒を崩さない。挙句、もし侵略の意思を見せれば首を文字通り引きちぎると王を脅す。 リリスに愛を伝えたい王と、あくまでも自国を想い警戒を緩めないリリス。 そんな二人の行き違いストーリー。

R15残酷な描写ありTS転生最強令嬢

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