【連載版】見捨てられた令嬢。竜の花嫁として捧げられましたが、黙って従う気はありません
最終更新:2023/4/23
作品紹介
子爵家長女マルティナは、「役立たず」と罵られながら、王城勤務で報われない日々を過ごしていた。 義妹ナディアの悪質な嫌がらせと吹聴のせいで、誤解が続く毎日。 もう少しで婚約者と結ばれる、それだけを希望に励んできたが、ある日、王都上空に守護竜が現れた。 「我が息子に、”花嫁”を求める」──。 花嫁と言ってもきっと生贄。そして選ばれたのは、マルティナ。 泣く泣く赴いた竜の指定場所には、もうひとり、年端もいかない子どもが佇んでいた。 「この子も花嫁? 逃がしてあげよう! それが私のささやかな抵抗よ」。手をつないで山を降りるはずが、どうもおかしい。子どもはなんと竜で、マルティナの夫となる相手だった!! カウンセリング上手な竜と暮らして、生き生きとした自分を取り戻したマルティナの前に、自分勝手な王都の人々が、再び彼女を利用するため魔の手を伸ばす。 それ、竜の逆鱗に触れますからね? 王道展開に好きをたくさん詰め込んで、安心安全ハッピーエンドのお話です。愛されて輝くマルティナと、愛して成長していくエルマー(竜)の変化をお楽しみください! --- ※この作品は『見捨てられた令嬢。竜の花嫁として捧げられましたが、黙って従う気はありません』の加筆版となります。文字数制限で語らなかった箇所を数話分足しています。 ---
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