荒廃した地を武装バスが行く
最終更新:2023/11/2
作品紹介
かつて繫栄していた文明は、戦争により朽ち果てた。 生き残った人々は自然と集まり、街を形成していった。 しかし戦争によって荒廃した土地は、化学兵器や放射能汚染によって変異した動物や植物、そして変異した人間までが出現した。 時が進むと街同士の交流も進み、徐々に人々の営みも回復していった。 この頃になると以前とは違い、科学の発展よりも魔法の発展の方が伸びるようになる。 街がさらに大きくなると、定期的に街と街を繋ぐ輸送トラックやバスが出現した。 しかし荒野には変異した魔物がいるし盗賊まで出没する。 それに対抗するために、トラックやバスの武装化が進んだのだった。 そんな世界のある都市で、一台でバス会社を始めた男がいた。 それが社長である二十代後半のヤマト・ハコザキだ。 社員は十代の男女がひとりずつの、社長を含めてもたった三人でのバス会社。 だがこの二人の社員、ちょっと普通じゃない奴らだった。
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