偃武来ず もしも徳川家康が大坂冬の陣直前で病死したら

慶長20年、江戸幕府を開いた徳川家康は乱世の火種となりかねない豊臣家を討伐するために20万を超える大軍を持って豊臣秀頼の篭もる大坂城を包囲する。 絶体絶命かに思われた豊臣家……しかし攻撃を目前にして家康は病によりこの世を去る。 果たして徳川秀忠は徳川の世を守り抜く事が出来るのか、はたまた豊臣秀頼が豊臣家を再興するのか。 それとも伊達政宗や毛利輝元・島津家久ら虎視眈々と挽回を狙う戦国の生き残りが天下を掠め取るのか……。 新たなる戦国乱世が今始まる。